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アイヌ語、通年で授業 平取・二風谷小、新年度から

2016-01-07 | アイヌ民族関連
北海道新聞 01/06 06:30

二風谷小で試行されたアイヌ語の授業。左から2人目が関根健司さん=昨年12月16日
 【平取】日高管内平取町の町立二風谷小(千葉竜美校長、26人)は2016年度から、児童にアイヌ民族の言葉を学んでもらう授業を年間10回、総合的な学習として行うことを決めた。アイヌ語は話すことのできる人が急速に減り、消滅の危機にある。道アイヌ政策推進室は「アイヌ語の授業をカリキュラムに組み込み、まとまった時間数で教える例は聞いたことがない」と話している。
 二風谷小は毎年、アイヌ民族の伝統衣料を織るなどの文化体験を総合学習に取り入れている。アイヌ語の授業も、外部講師を招いて6、7年に1回行ってきたが、アイヌ語の授業を全く受けずに卒業する児童もいたため毎年行うことにした。千葉校長は「言語を学ぶことで、民族の文化や歴史についてさらに理解を深めてほしい」と話す。
 講師は、住民有志によるアイヌ語教室でボランティアを務めたり、ニュージーランドの先住民族マオリと交流したりしてアイヌ語の復興を目指す、二風谷アイヌ文化博物館学芸員補の関根健司さん(44)。二風谷小は3~6年生合同での授業を計画している。具体的な授業内容は検討中だが、関根さんは、マオリの人々がマオリ語を教える際に実践していたゲームを取り入れる予定だ。
 関根さんは15年度も、昨年12月までに総合学習の中でアイヌ語の授業を4回試行した。二風谷小では、学習発表会などでアイヌ語を使う児童が増えており、関根さんは「北海道にアイヌ語が広がるその一歩になれば」と期待する。
 北海道アイヌ協会は「子供たちがアイヌ語に触れる機会が増えるのはすばらしい」と評価している。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0219870.html

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台湾球界初のトリプルスリー達成者、史上最高年俸でFA移籍

2016-01-07 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2016/01/05 15:42

林智勝選手
(台北 5日 中央社)台湾プロ野球の中信兄弟は4日、昨年ラミゴからフリーエージェント(FA)宣言をしていた林智勝内野手(34)の入団会見を開き、年棒変動制の3年契約を結んだと発表した。契約内容は総額3600万台湾元(約1億3000万円)プラス出来高で、平均年棒は1200万元と、元大リーガーの郭泓志投手(統一、1160万元)を抜いて史上最高額となった。出来高を合わせた額は4500万元(約1億6200万円)に上る。
2010年のFA制度導入以来、FA権を行使して移籍を成功させた初の事例となった。海外の球団との接触があったにもかかわらず、台湾球界残留を選んだ理由について林は、次の世代の目標となりたかったと語った。
また、以前からファンだったが、ドラフトの関係で入団がかなわなかった中信兄弟に加わることができてとても光栄だと嬉しさをにじませた。
台湾原住民(先住民)アミ族出身の林は、2004年にプロ入り。これまでに本塁打王を3度、打点王を1度獲得している強打者で、2015年には打率.380、31本塁打、30盗塁を記録し、台湾プロ野球初のトリプルスリーを達成、年間MVPにも選ばれた。
(林宏翰、李宇政/編集:杉野浩司)
http://japan.cna.com.tw/news/atra/201601050006.aspx

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