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2015-01-30 | アイヌ民族関連
『週刊金曜日』  2015.1.30
 【1】注目の記事
■日本の先住民族と憲法と
●アイヌ問題を通して「先住権」を学んでみる
平田剛士
今、「先住権」という概念が国際的なスタンダードになっている。
もちろん日本にだってアイヌや琉球など先住民族はいるから、
日本人の誰もが先住権とは無関係ではないはず。
だけど先住権や先住民族について、私たちの理解は追いついているだろうか。
アイヌをめぐる最近の動きを通して先住権について考えてみた。
●アイヌを体現するミュージシャンOKIインタビュー
憎しみのプールで泳ぐな!
聞き手・まとめ 藤田正
今に生きるアイヌ音楽を作り続ける筆頭の存在、OKI。
彼は「アイヌ民族はもういない」という政治的発言に揺れる現状を、
アイヌとして、ミュージシャンとして、どう考えているのだろうか。
果たして北海道は、誰のものなのか。
http://www.labornetjp.org/news/2015/1422572473486staff01

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手がきマップで町おこし えりも高生同好会、観光PRに一役

2015-01-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞(01/29 16:00)
 【えりも】えりも高の生徒によるまちおこし同好会「風極(ふうきょく)プロジェクト」(熊野すう代表、10人)が襟裳岬など町内の名所やアイヌ民族の伝説を紹介する観光マップを作成し、町がA4判1枚1万部を両面カラーで印刷した。すでに町内配布が始まっており、今後、近隣町の飲食店内やJR札幌駅の観光案内所にも置いてもらう予定という。
 同好会は、同校の生徒有志が襟裳岬の観光施設「風の館」で2012年に始めた「高校生カフェ」を引き継ぐ形で、昨年4月に発足。10月まで月1回カフェを開いた。
 マップは、生徒がカフェで接客をする際、会話のきっかけになったり、観光客の案内がしやすくなると考えて作った。
 現地取材やインターネットでの情報収集などを経て、地図、イラスト、解説文の全てを手がきした。今月19日に印刷が完了した。
 片面は、上空からハート形に見えることで有名な豊似(とよに)湖(目黒)など約20カ所を紹介。様似町のアポイ岳など町外の名所も盛り込んだ。もう片面には、思いを通わせていた和人の青年とやむなく別れたアイヌ民族の娘の涙で悲恋(ひれん)沼(庶野)ができたという伝説や、地名の由来を載せた。
 中心的な役割を担った3年の吾田(あづた)佳穂さん(18)は「作業を通してえりもに魅力がたくさんあると気付いた」と振り返る。後輩がマップ作成を引き継いで内容を充実させる計画もあり、3年の熊野代表(17)は「後輩には、今春、町外へ進学・就職する私たちにも活動が伝わるくらい頑張ってほしい」とエールを送っている。(五十地隆造)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/589082.html

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まちのキャラクターは「のんの」 白老っ子がデザイン

2015-01-30 | アイヌ民族関連
苫小牧民報(2015年 1/29)

(写真)イメージキャラクター「のんの」とデザイン原案採用で表彰された児童生徒。中央は山田会長
 白老町の食材王国しらおい地産地消推進協議会(山田桂一会長)が、町制施行60周年記念事業で進めていたイメージキャラクターが正式に決まり、27日にしらおい経済センターで発表会が行われた。町内の小中学生から募集したデザイン原案から作られ、愛称は「のんの」。アイヌ文化を取り入れ、森の妖精コロポックルをイメージしたかわいらしい女の子を描いた。同協議会では町などと連携し、全町的に白老をPRする活動の中で活用していく考えだ。
 同事業では509点の応募作品の中からデザイン部門5点、ネーミング部門2点を原案として採用。特別選定委員会で委員6人と、町内で活動する彫刻家の国松希根太さんを加え、最終的なデザインとして決めた。
 キャラクターの愛称は花やかわいらしいイメージを反映。デザインは自然と共存してきたアイヌの文化と、フキの葉の下に住む小人の妖精「コロポックル」のメルヘンチックさに着目した。肩からぶら下げたポーチには、人々の心を豊かにする魔法の薬草が入っているという設定も加えており、「子どもから大人まで幅広く愛される代表的なキャラクターになる」と期待を寄せている。
 山田会長はあいさつの中で、「このキャラクターを中心に町が一つになって盛り上げていきたい」などと期待を寄せたほか、来賓として出席した戸田安彦町長も「キャラクターを使って日本中に白老町を発信してほしい」と町民の協力を呼び掛けた。
 式典では応募作品が採用された生徒児童に対する表彰式も行われた。デザイン部門は今野愛望さん(緑丘小)、渡辺百華さん(白老中)、鵜澤里帆さん(同)、荒井千草さん(白翔中)、内田里香さん(同)の5人。ネーミング部門は粕谷茉璃さん(同)、谷津田留奈さん(白老中)の2人が選ばれ、それぞれ表彰状が贈られた。
 渡辺さんは「白老のために役立つならうれしい。早く知ってもらうよう応援したい」と笑顔で話した。
 式典後には、2年前から新メニュー開発などで連携している出張料理人の小暮剛さんが「白老町の可能性」と題して講演。オリーブオイルのソムリエという立場から、試食を交えて白老の食材との相性などを紹介した。
http://www.tomamin.co.jp/20150121585

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白老のイメージキャラクター「のんの」誕生

2015-01-30 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年1月29日(木)朝刊】
 白老町制施行60周年記念事業として位置付けた「食材王国しらおい」をPRするイメージキャラクターの発表会(食材王国しらおい地産地消推進協議会主催)が27日夜、しらおい経済センターで開かれ、フキを手に持ち、ポーチを肩にかけた女の子「のんの」がお披露目された。白老のブランド力、イメージアップを図るためにさまざまな手法で活用することにしている。
 同協議会は昨年の夏休み期間中に町内小中学生を対象にキャラクターデザインを募集、509点の応募があった。その中から7点を原案として選考、それを基に「のんの」を作成した。象徴空間の白老設置に向け、アイヌ文化のさらなる発信、観光客の獲得とPR、来町者への食材を通したおもてなしを念頭に置いたという。
 アイヌ伝承のフキの下の妖精・コロポックルに着目した「のんの」はアイヌ語で「花、かわいらしい」という意味。体全体は「白老のアイヌ文化と歴史」を表し、手に持つフキは「アイヌ文化が土台となり、フキの幹を通じて町が一層栄えてほしい」という願いを込めた。肩から提げたポーチの中には「人々の心を癒やし、豊かにしてくれる魔法の薬草」が入っているという。
 同協議会の山田桂一会長は「イメージキャラクターをきっかけに、みんな一つになっていくように町をつくっていきたい」とあいさつ。戸田安彦町長が「イメージキャラクターを使って白老町をどんどん発信していただけたらいいと考えています。白老町の可能性が広がることに期待しています」とエールを送った。
 山田会長がデザイン部門、ネーミング部門で受賞した小中学生に賞状と記念品を手渡した。この後、料理研究家・出張料理人として著名な小暮剛氏が「白老町の可能性について」を演題に講演、約90人が耳を傾けた。
(富士雄志)
 表彰を受けた児童、生徒は次の通り。(敬称略)
 ▽デザイン部門優秀賞 今野愛望(緑丘小5年)渡辺百華(白老中1年)荒井千草(白翔中1年)鵜澤里帆(白老中2年)内田里香(白翔中3年)
 ▽ネーミング部門優秀賞 粕谷茉璃(白翔中2年)谷津田留奈(白老中3年)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/01/29/20150129m_08.html

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現地レポート:マレーシア2都市で食と癒しの体験

2015-01-30 | 先住民族関連
トラベルビジョン-2015年1月29日(木)
クアラルンプールとマラッカで体験するマレーシアの多様性
 2015年、マレーシア政府観光局がグローバルに展開していく観光テーマは「イヤー・オブ・フェスティバル」。多民族国家であるマレーシアならではの文化の多様性に焦点をあて、グルメやイベントを通してその魅力をアピールしていく。デスティネーションに脚光をあてるのではなく、テーマを立てて国の魅力を伝える方針だ。キャンペーンに伴い、マレーシアでは数々のイベントが繰り広げられる。今回はテーマのひとつである「食」を中心に、女性に人気の2都市、クアラルンプールとマラッカを街歩きしながら多様性を探った。
クアラルンプールで味わうバラエティ豊かな食文化

(写真)人気のナシレマ店。テイクアウトもOK
 13の州と3つの連邦特別区からなるマレーシアの首都クアラルンプール。アジア有数の大都市で、マレー系、中華系、インド系、そしてカダザン族、イバン族などの先住民族など、様々なバックボーンをもつ民族で構成されている。生活様式や服装、宗教など、民族ごとにそれぞれ特徴はあるが、その中で旅行者がいちばん身近に感じられるのはやはり食文化ではないだろうか。
 マレー系の料理の代表格は「ナシレマ」。「ナシ」はご飯、「レマ」は油(ココナッツオイル)を意味し、ココナッツオイルで炊いたご飯に揚げた小魚やピーナッツ、ゆで卵などのおかずを盛り、辛味のサンバルソースをかけたもの。マレー系以外の民族にも愛される、いわば国民食だ。ホテルで美しく盛り付けられたものは、スパイシーさを押さえて食べやすくアレンジされているが、せっかくならローカル向けの食堂で本場の味を試してみたい。
 クアラルンプールで庶民向けのワルン(食堂)が集まっている通りは、ジャラン・カンポンバル。人によって好みの店が分かれるが、人気が高い店は、「アンタラバングサ」。店先にテンペ(大豆の発酵食品)やアヤム・ルンダン(鶏の煮込み)、焼き鳥、空芯菜の炒め物など、料理がズラリと並ぶ。食べたいおかずを指で差すと、店員がご飯の上に豪快に乗せ、仕上げにサンバルをかけてくれる。おかずによって金額は異なるが1品1から3リンギットが目安。
 中華系で味わいたいメニューは、福建省を由来とする肉骨茶(バクテー)。豚のあばら肉などをスパイスでじっくりと煮込んだ鍋料理で、トッピングに油条(揚げパン)などをのせて、ご飯と一緒に茶漬けのようにして食べる。スパイスやハーブの組み合わせで違いが出るスープが味わいどころだ。ローカルの間で人気が高いのは、ジャラン・インビの肉骨茶の専門店「ユクヤット・バクテー」だろう。
 他にもインド系のカレーや福建省の中華から派生したラクサなど、クアラルンプールでは豊かなマレーシアの文化を、食を通して堪能できる。
女性に人気のプラナカン文化
古都マラッカで街歩き
 クアラルンプールから南へ約2時間、マレー半島の西南に位置する古都マラッカ。東西貿易の要衝として500年もの長きに渡り栄えた港町で、プラナカン文化の中心地でもある。
 「プラナカン」とはマレー語で「ここで生まれた」という意味があり、移民してきた男性と地元のマレー人女性の間に生まれた混血の子孫のことを差す。中でも中国、主に福建省からやってきた移民の子孫の男児をババ、女児をニョニャと呼び、その華やかなババ・ニョニャ文化(または総称のプラナカン文化)は代々受け継がれてきた。世界遺産でもあるマラッカ旧市街では、食・工芸・建築などに、その高い芸術性が開花している。
 中でもニョニャの花嫁修業として重要視されていた、料理と刺繍の技術には目を見張る。ニョニャ料理は、スパイスやココナッツ、パンダンなど自生の植物に加え、中華の食材を使用し、中華の技術で調理したもの。ひと口で終わってしまうような小さな料理にも、時間と手間ひまを惜しまずかける。
プラナカンのハーフのジョイスさんのお店「Jマニク」
 そして精緻な刺繍は、忍耐強さを養い美しく自分を飾る装飾品として、重要なもの。特に手先の器用さを示す靴への思い入れは強く、嫁入り前の娘たちは美しいビーズ刺繍の靴が仕上げられるようになるまで、外出も禁止されていたそうだ。ちなみに、1ミリに満たない小さなビーズを縫いこんだ手刺繍の靴は、作成に2、3ヶ月かかるという。
 伝統的な調理器具やカゴ細工などの工芸品、ビーズ刺繍の靴店や鮮やかな色遣いのアンティーク雑貨店などが軒を連ねるマラッカの旧市街。クアラルンプールから日帰りツアーもあるが、できれば滞在してじっくり街歩きを楽しみたい。
2都市でユニークなスパを
プラナカン文化の体験も
 クアラルンプールには優雅なホテルスパや町中にも手ごろなマッサージ店などが豊富にあるが、ユニークな癒しのアプローチで注目を集めているのが、郊外にある「ザ・シャトー・スパ&オーガニック・ウェルネス・リゾート」。“肌に触れるすべてのものがオーガニック”をコンセプトにしたスパ・リゾートだ。
 リゾートはクアラルンプールから車で約45分、海抜1000メートルの山間に展開する2万坪もの敷地を誇るリゾート・コンプレックス「べルジャヤ・ヒルズ」にある。フランスの古城をモチーフにした外観が特徴的なホテル内にある「ラ・サンテ」スパは、西洋医術のドクターと栄養士が常駐。無料カウンセリングを元に日常生活を改善し、減量やデトックスなどめざすゴールに向けたプログラムを組んでもらえる。メニューは日帰りから数日間に及ぶものまで、目的に合わせてチョイスを。緑に包まれた山間の環境にも癒されることだろう。
 また、マラッカではプラナカン文化をテーマにしたスパを受けることができる。YTLホテルズのスパ・ヴィレッジの特徴は、その土地ならではの癒しの文化を取り入れること。ホテル「ザ・マジェスティック・マラッカ」内の「スパ・ヴィレッジ・マラッカ」でも、プラナカン文化をベースにした趣向を凝らしたメニューが体験できる。
 スパでは全メニューで、プレ・トリートメントとしてニョニャの花嫁が挙式の12日前からおこなう儀式の一部が体験できる。これはシャンプー&ヘッドマッサージを実施するもので、シャンプー台に寝ている間も天井にはめ込んだテレビで往年の番組を流すなど、タイムトリップしたような演出も。洗髪と頭皮マッサージ後、木の櫛で髪をとき、ジャスミンの花飾りを髪につけて出来上がり。この1ステップが、続くトリートメントでさらにリラックスした状況に導く心の準備となるのだ。
 数あるメニューのうち、プラナカンの文化を取り入れたおすすめはナツメグ・ライス・ローリング・マッサージ。ストレッチとロングストロークのマッサージの後、米粒とナツメグの種を入れた布袋を背中に当てリズミカルに刺激し、筋肉の緊張をほぐす。ほかにも3時間におよぶパッケージなど、プラナカン文化をモチーフとしたメニューが複数用意されている。
http://www.travelvision.jp/destination/detail.php?id=65530

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ニュージーランド、2月06日、祝日「ワイタンギデー」のお知らせ

2015-01-30 | 先住民族関連
トラベルビジョン- 2015年1月28日(水)
 来る2015年2月06日(金)、ニュージーランドは「ワイタンギ・デー」のため、全国的に祝日となります。
 これは1840年同日に英国と先住民マオリ族との間で締結され、近代ニュージーランドの歴史の礎となった「ワイタンギ条約」を記念するものです。
 毎年、この日は条約締結を記念して祝典が行われています。公的行事の一環として、先住民マオリの各部族にとって伝統のシンボルである儀式用のワカ(カヌー)が一般に公開されます。
 この時期ご旅行をご予定の方は、是非ご覧ください。
※「ワイタンギデー」の詳細は、下記サイトにてご確認いただけます。
http://waitangi.net.nz/events/ (英語)
 「ワイタンギ条約」の詳細は、
http://www.newzealand.com/jp/feature/treaty-of-waitangi/ (日本語)
http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=65524

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