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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「アイヌ民族、今なお格差」 札幌でシンポ 上村教授が講演

2015-01-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (01/24 00:01、01/24 00:24 更新)
 第21回アイヌ民族シンポジウム(札幌アイヌ協会、北海道新聞社、札幌市主催)が23日、札幌市中央区のかでる2・7で開かれ、上村(うえむら)英明・恵泉女学園大学教授が「2014年先住民族に関する国連特別総会と国際人権基準の浸透」と題して基調講演を行った。
 上村教授は、国連の人種差別撤廃委員会が昨年8月、日本政府に対して行ったアイヌ政策に関する勧告の内容を紹介。アイヌ民族とその他の日本人の間の、雇用や教育、生活水準の格差を埋める措置を「迅速化」するよう求めた点について「今なお格差が大きいのは抜本的な対策がとられてこなかったからだ。国際的な基準に照らし先住民族の権利などを考えていくことが大切だ」と強調した。
 その後、札幌アイヌ協会の阿部ユポ会長や沢井アク副会長ら5人がパネルディスカッションを行った。阿部会長は「国は憲法の中にアイヌ民族の存在を明記するべきだ」、アイヌ民族の踊りの団体で活動する川上容子さん(37)は「子供のころ、アイヌ民族であることがいやで重荷に感じていた。だが、歌や踊りを学ぶうちに誇りを持てるようになった」と振り返った。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/587914.html


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外国人観光客に日本文化PR 倶知安でフェス開幕 和太鼓や三味線披露

2015-01-24 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (01/23 16:00)
 【倶知安】外国人観光客に日本や北海道の文化を体験してもらう「フェスティバル・オブ・ジャパン」が21日夜、町ひらふ地区の商業ビル「ヒラフ188」(山田188)で開幕した。地元在住外国人有志でつくる実行委員会が昨年に始め、今年も28日まで落語などのイベントが連日ある。実行委は「雪だけではなく日本の文化も体験したいという観光客の思いに応えたい」と話している。
 初日は町内の和太鼓グループ「鼓流」による羊蹄太鼓の演奏、札幌を拠点に活動する三味線奏者と日本舞踊家のグループ「草舞弦」の唄や踊りがあった。草舞弦は「赤とんぼ」などを披露し、オーストラリア人ら約130人の観客は繊細な三味線の音とあでやかな舞を興味深そうに見つめ、盛んに拍手を送った。22日は同地区のジャズバー「ハーフノート」で日本酒の利き酒会があった。
 23、28日はムックリ制作などアイヌ文化体験、24日は剣道・柔術の披露。25日は英語の翻訳を上映しながら落語を上演、26日は琴の演奏会がある。27日は札幌の僧侶が英語で仏教について講演し、倶知安神社の宮司がおはらいのデモンストレーションをする。いずれも無料で午後7時半からヒラフ188で開かれる。日本人も参加できる。
 実行委代表でオーストラリア人の自営業ブレンダン・ディルクさん(38)は「客の反応が良く、滑り出しは好調。観光客に日本を好きになってもらって帰国してほしい」と話している。問い合わせはディルクさん(電)090・8273・0149へ。(生田憲)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/587831.html

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白老町役場にアイヌ関連図書コーナー

2015-01-24 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2015年 1/23)

(写真)白老町役場1階に新設されたアイヌ関連図書コーナー
 白老町役場1階ロビーに、アイヌ関連図書コーナー「イランカラプテ文庫」が新設された。アイヌ施策推進グループなどの蔵書や町民からの寄贈書籍など約200冊が閲覧可能で、無償貸し出しも行っている。2020年の「民族共生の象徴空間」開設決定による関心の高まりを受けた取り組みで、担当者も「気軽に利用を」と呼び掛けている。
 昨年末に準備をはじめ、今月から正式開設。アイヌ史をはじめ、小説や伝統民具などを掲載した写真集、アイヌ語教本、アイヌ文化振興研究推進機構が発行する絵本など幅広いジャンルの書籍が並ぶ。
 窓口利用で来町した町民がコーナーに立ち寄るケースもあるといい、出足は上々のよう。最大1カ月までの貸し出しにも対応しており、今後はアイヌ文化に対する社会的な関心の高まりを背景に利用が拡大しそう。同グループは今後も蔵書の充実を図る考えで、町民からの関連図書の寄贈も受け付けるという。
 町内では、アイヌ民族博物館や隣接するしらおいイオル事務所チキサニでもアイヌ関連の書籍閲覧が可能だが、役場でのコーナー新設で関心がさらに高まりそうだ。
 図書寄贈などの問い合わせは町生活環境課アイヌ施策推進グループ 電話0144(82)2265。
http://www.tomamin.co.jp/20150121348

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「冬休み小学生工作会 inSUICC~アイヌ文化体験 アイヌのシカ笛を作ろう!」を開催しました

2015-01-24 | アイヌ民族関連
札幌大学 2015.01.23

1月14日(水)に本学SUICCにて「冬休み小学生工作会 inSUICC~アイヌ文化体験 アイヌのシカ笛を作ろう!」を開催し、近隣の小学生19名が参加しました。
シカ笛作りに先立ち、本学田村専門員からアイヌ文化におけるシカの重要性についてスライドを用いて簡単な説明をした後、本学でアイヌ文化を学ぶウレシパ奨学生が、自作したシカ笛の音色を参加者に披露しました。さらにYouTubeからシカの鳴き声を聞き、皆でイメージを高めました。
工作では本学学生のサポートのもと、発泡スチロールなどを用いてアイヌのシカ笛を作成し、完成したシカ笛の音色を楽しみながら、アイヌ文化を体験していました。
参加者した小学生からは「簡単に作れたけれど、鳴らすのが難しかった」、「作り方が簡単なので、また作ってみたい」などの感想が寄せられました。
講師】田村将人(本学専門員)
【アシスタント】本学学生(ウレシパクラブ学生他)
【主催】特定非営利活動(NPO)法人 札幌大学スポーツ・文化総合型クラブ(めぇ~ず)
【協力】一般社団法人 ウレシパクラブ、札幌大学インターコミュニケーションセンター(SUICC)
http://www.sapporo-u.ac.jp/news/contribution/2015/0123091802.html

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アイヌ文化財守れ…白老の博物館で放水、避難訓練

2015-01-24 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2015年1月23日(金)朝刊】
 白老町若草町のアイヌ民族博物館で22日、「文化財防火デー」に伴う消防署合同の訓練が行われ、火災発見通知、初期消火、避難、放水などに取り組んだ。
 「ボイラー室から出火」したのを売店職員が発見、案内所に電話で通知、それを受けた野本三治伝承課長が119番通報した。一方、職員は火災発生現場に消火器のホースを向け、鎮圧した。
 職員十数人は来館者役を誘導しながら体験館に避難、伝統的家屋のチセ内のアイヌ民具を携えて避難する職員もいた。
 消防署員はチセのそばで放水訓練を実施したほか、5棟のチセや博物館本館、体験館、軽食販売店、事務所などを査察、消火器や誘導灯、厨房(ちゅうぼう)のガスコンロなどをチェックした。チセ内ではいろりの灰の始末の仕方を指導した。
 避難した職員を前に越前寿消防署長が「それぞれの持ち場に沿った形でてきぱきと行動していた。自分の役割を理解していたと判断した。消防機関もいろいろな形で象徴空間整備に向けて関わっていくと思う。訓練を積み重ね、新しい施設でも対応できるようにしてほしい」と呼び掛けた。野本伝承課長は「万一のときに備え、心構えと準備を進めていきたい」と話した。
 きょう23日は仙台藩白老元陣屋資料館と白老八幡宮で立ち入り検査が行われる。1月26日は法隆寺金堂壁画が焼損した日にあたり、「文化財防火デー」と定めている。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/01/23/20150123m_08.html

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長旅の末に出合う秘境の絶景 厳選、中南米の国立公園

2015-01-24 | 先住民族関連
日本経済新聞-2015/1/24 6:30
 世界にはさまざまな国立公園があります。想像できないほどスケールの大きな公園、地球上とは思えない奇観を見せる公園、めったにたどり着けない秘境にある公園、そしてもちろん都会から数時間で行ける便利な公園も。自然環境を守り、美しい景観とそこに生きる動植物を保護する国立公園は、私たち都会に住む人間の心と体をリフレッシュするオアシスでもあります。世界指折りの国立公園巡りに出かけてみましょう。今回は「中南米」の国立公園からスタートです。
 中南米の野趣あふれる国立公園は、冒険好きにはたまらなく刺激的だ。成長し続ける氷河、うっそうとしたジャングル、登山家をひきつけてやまない険しい山々。どれをとってもスケールが大きく、自然の驚異をこれでもかと見せつけてくる。公園の多くは山岳地帯やジャングルに阻まれて容易に近づけない場所にあるが、まさにそのアクセスのしにくさこそがこの地域の魅力だ。おかげで太古の自然がそのままに残っている。
チリのトーレス・デル・パイネ国立公園は、雄大なアンデス山脈の裾野に広がる。冷たい湖にアンデスの威容が映し出される姿は圧巻だ。岩山の広がる大地で、1日中ハイキングを楽しんでもいい。日の光に輝く岩々は美しく、見あきることがない(写真:Pichugin Dmitry/Shutterstock)
 南米の絶景と言えば、ブラジル南部のパラナ州とアルゼンチンとの国境沿いに広がるイグアスの滝や、南米大陸南端パタゴニアの秘境、チリのトーレス・デル・パイネが有名。ほかにもコスタリカのポアス火山国立公園では、月面のような岩だらけの大地で、蒸気を噴き上げる間欠泉や、この世のものとは思えない植物に出合える。べネズエラのカナイマ国立公園では、ジャングルへと豪快に流れ落ちるエンジェルフォールに驚くだろう。断崖があまりに高いため、水は地面に着く前に霧に変わってしまう。
カナイマ国立公園の特徴はそのスケールの大きさだ。総面積は3万1000平方キロで、日本の四国の1.6倍ほどの広さがある。さらにテプイと呼ばれる垂直に切り立ったテーブル状の岩山は、公園の約3分の2を占める巨大な砂岩の山々で、先住民のペモン族から、魂の宿る場所として崇められてきた。中央に見える滝はエンジェルフォール(写真:Alice Nerr/Shutterstock)
 グアテマラのティカル国立公園では、石畳をはう木の根や草のつるによって何世紀もの間守られてきたマヤ文明の遺跡に、廃虚の美しさを感じることだろう。園内にはジャガー、リャマ、宝石のように美しいチョウの群れ、頭上の木々を飛び交うにぎやかなサルたちが暮らす。密林の奥の生き物たちとの出会いが、中南米の旅のもう1つの醍醐味だ。
ティカルは、古代のマヤで最強の都市国家の1つだった。建造物の中には紀元前4世紀まで遡るものもあるが、全盛期はマヤ古典期といわれる西暦250~900年頃で、当時ここは政治、商業、軍事の中心地だった。どこか神秘的な雰囲気が漂うのは、遺跡がジャングルと一体化しているからだろう(写真:Otis Imboden/National Geographic Creative)
 中南米のどの公園を訪れても、手つかずの大自然に冒険心がかきたてられるだろう。熱帯のジャングルや向こう岸の見えない広い川など、深く知れば知るほど、そこには新たな発見が待ち受けている。
(日経ナショナル ジオグラフィック社)
[ナショナル ジオグラフィック『美しい世界の国立公園』を基に再構成]
「National Geographic」は原則、毎週日曜日に掲載します。
(参考)自然保護の精神に基づき設立された世界の国立公園。その規模は壮大で、さまざまな景観にあふれています。ナショナル ジオグラフィック『美しい世界の国立公園 絶景とアウトドアを楽しむ旅』は、世界の有名な国立公園76カ所を6つの大陸別に紹介。サイズはナショジオ本誌よりも大きく、簡潔な文章と200点以上の美しい写真で構成しています。人類が未来に継承していくべき大自然が満載です。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO81618300W5A100C1000000/

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日台ハーフの女優侑紀、台湾映画「很久沒有敬我了[女尓]」に主演

2015-01-24 | 先住民族関連
中央社フォーカス台湾-2015/01/23 11:27

(写真)侑紀(2013年)
(台北 23日 中央社)日台ハーフの女優、侑紀が台湾映画「很久沒有敬我了[女尓]」で主演を務めている。17日付の複数メディアが伝えている。
同作は台湾東部・台東南王に住む台湾原住民(先住民)プユマ族の文化と音楽をテーマにした舞台を映画化した作品。侑紀はオーケストラの指揮者を演じる。17日に台東で行われた記者会見では、侑紀は一緒のシーンを撮った先住民の男性にユニークな方法でナンパされ、笑いが止まらなかった
(台北 23日 中央社)日台ハーフの女優、侑紀が台湾映画「很久沒有敬我了[女尓]」で主演を務めている。17日付の複数メディアが伝えている。
同作は台湾東部・台東南王に住む台湾原住民(先住民)プユマ族の文化と音楽をテーマにした舞台を映画化した作品。侑紀はオーケストラの指揮者を演じる。17日に台東で行われた記者会見では、侑紀は一緒のシーンを撮った先住民の男性にユニークな方法でナンパされ、笑いが止まらなかった撮影中のエピソードを明かした。
侑紀は映画「一万年愛してる」(愛[イ尓]一万年)でヴィック・チョウ(周渝民)の恋人役を演じたほか、日本の漫画をリメイクした台湾ドラマ「ショコラ」(流氓蛋[米羔] 店)などにも出演している。台湾で芸能活動を開始してから数年になる侑紀は先日台湾のパスポートを取得したという。現在は女優のほか、翻訳や日本語教師の仕事もしており、将来は台湾現地の人の役を演じられればと語っている。
(編集:名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/aart/201501230001.aspx

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日本統治時代の台湾から「甲子園」を目指した野球部があった…

2015-01-24 | 先住民族関連
西日本新聞 2015年01月23日(最終更新 2015年01月23日 10時32分)
 日本統治時代の台湾から「甲子園」を目指した野球部があった。嘉義(かぎ)農林学校。無名の弱小チームが1931年大会に初出場し準優勝を果たすまでの実話を基にした台湾映画「KANO」が明日から公開される
▼嘉農は日本人、漢族、「高砂族」と呼ばれた先住民の混成チーム。日本人監督は打撃に優れた漢人、俊足の先住民、守備が得意な日本人の長所を生かしつつ、分け隔てなく部員を育てていく
▼民族混成と笑われながらも、嘉農の快進撃は続く。甲子園では「野蛮な高砂族に日本語が理解できるの?」と聞いた記者を監督が一喝。「民族の違いなんか関係ない。この子たちは皆、他の選手と同じ野球の大好きな球児だ」
▼実際に観戦した菊池寛は「僕は嘉義びいきになった」「(3民族が)同じ目的のため共同し努力しているということが涙ぐましい感じを起こさせる」と書き残した
▼映画は台湾で大ヒットしたが、「日本の植民統治を美化している」との批判もあった。本紙台北特派員がプロデューサー魏徳聖氏の言葉を伝えている。「日本に対して台湾は今も『矛盾』を抱えている。愛すべきか、恨むべきか。だけど、あの時代に戻って(歴史を)見れば話はそう複雑ではない。複雑にしているのは私たち自身だ」
▼民族や宗教をめぐる争いが絶えない現代。民族を超えて心を一つにし、ひたむきに夢を追う若者たちの姿は多くのことを教えてくれる。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/syunzyu/article/141050

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