室蘭民報 【2015年1月18日(日)朝刊】
登別市教育委員会主催のアイヌ文化講座「学んでわかるアイヌ文化」が17日、登別市民会館で開かれ、北海道アイヌ民族文化研究センターの小川正人さんらが、アイヌ民族の歴史や文化、郷土の地名の由来について紹介した。
アイヌ文化を正しく理解する目的で開催し今回で5回目。登別、室蘭、伊達、白老から56人が参加し、小川さんと知里真志保を語る会の小坂博宣事務局長が講演した。
小川さんは「山田秀三とアイヌ語地名」と題し、「道内の8割ほどがアイヌ語地名」と話した。北海道曹達の初代社長で北海道・東北のアイヌ語地名を詳細に研究した山田氏の功績と、薫陶を受けたアイヌ研究の第一人者・金田一京助の出会いなどを紹介した。
小坂さんは、室蘭地方のアイヌ語地名や、山田氏が生涯を通じて深い交友を結んだ登別市出身のアイヌ語学者・真志保の顕彰碑などについて説明。参加者は熱心にメモを取っていた。
(後藤満)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/01/18/20150118m_04.html
登別市教育委員会主催のアイヌ文化講座「学んでわかるアイヌ文化」が17日、登別市民会館で開かれ、北海道アイヌ民族文化研究センターの小川正人さんらが、アイヌ民族の歴史や文化、郷土の地名の由来について紹介した。
アイヌ文化を正しく理解する目的で開催し今回で5回目。登別、室蘭、伊達、白老から56人が参加し、小川さんと知里真志保を語る会の小坂博宣事務局長が講演した。
小川さんは「山田秀三とアイヌ語地名」と題し、「道内の8割ほどがアイヌ語地名」と話した。北海道曹達の初代社長で北海道・東北のアイヌ語地名を詳細に研究した山田氏の功績と、薫陶を受けたアイヌ研究の第一人者・金田一京助の出会いなどを紹介した。
小坂さんは、室蘭地方のアイヌ語地名や、山田氏が生涯を通じて深い交友を結んだ登別市出身のアイヌ語学者・真志保の顕彰碑などについて説明。参加者は熱心にメモを取っていた。
(後藤満)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/01/18/20150118m_04.html