名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

732  「シルエットと月」

2016-02-22 08:29:06 | 日記

 石神井池、

 御屋敷に囲まれてた一角がある、

 石神井池よりも街に面している、

 夕暮れとなると、

 人通りは絶え、

 静かな時間が戻ってくる、

 すべてが自然の中に帰って行く、



 残照が微かに語りだす、



      



 枯れた葦、

 セピアの水面、

 木々は闇の中に消えて行く、



      



 紅梅に夕陽が残る、



      



 夕陽を背に影絵となる、



 



 柳の向こうに葦、

 石神井池の時間が止まる、



 



 水面に移る木の枝の間から、

 別の世界に入って行く、



      



 



 池からの天空、

 木々の間に、

 月、



      



      



      



 昼と夜、

 どちらが本当の姿を見せるのか、



 



 








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731 「捜真学院、オルガンの響き」

2016-02-21 08:00:18 | 日記

 捜真学院、
 
 横浜、

 居留区に1886年創立される、

 シャーロット・ブラウン、

 第2代校長クララ・A・カンヴァース、



      



 現在の地は反町駅から、

 坂を登りきったところに建つ、

 礼拝堂入口の白百合のレリーフ、



      



      



 ステンドグラスが迎える、



 



 大理石の床に反射する妙、



 



 



 正面扉に、



      



 



 オルガンの響きに誘われるように、

 礼拝堂に導き入れられる、



 



 正面にパイプオルガンが、

 圧巻の存在感、



 



 渡廊下を通り小学校に向かう、



 玄関の公孫樹の大木が見守っている、



      



      



 少女が出迎える、



      



 玄関ラウンジ、



 



      


 
 運動場から眼下の街を眺める、



 



 歴史は現代に織りなされていく、

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730 「真をさがす、捜真学院1」

2016-02-20 13:23:19 | 日記

 横浜、

 反町駅を降り、

 坂を上ると丘の上に建つ、



 捜真小学校、

 捜真女学校中学部、

 捜真女学校高等部、



 吹き抜けの明るい、

 玄関ロビーから中庭を眺める、



 



 



      




      



 ガラスの空間に、

 聖書を掲げる少女、



      



      



 ピロティーから中庭に至る、



 



 



 穏やかな陽を浴びて、

 藤棚が葉芽を宿す、



 



 周りを校舎が囲む、



      



 



 



      



 廊下の壁面に、








 




 




 




 メモリアルホール、



 

 

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729 「都庁とツツジ」

2016-02-18 11:51:17 | 日記

 所用で都庁に出向く、

 新宿駅から高層地区へと歩くと、

 ビル風が走る、

 見上げれば、



 ランドマークの一つ、



      



 枯れ木とビル、



      



      



 



 奇抜な都庁が顔をのぞかせる、



      



      



      



      



 季節外れのツツジがビルの足元に咲く、



 

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728 「復活の朝」

2016-02-16 09:03:22 | 日記

 雲がかかり陽が見えなかろうと、

 土砂降りの雨が降ろうとも、

 朝が来れば、

 その地に太陽は登っている、



 自分の立ち位置から見れば、

 天候により、

 日の出を見る時もあれば、

 見ない時もある、



 自分中心に考えることを一時止め、

 自分の外から周りの世界を、

 見ることが必要な時が来ている、



 冬の太陽はことさら大きい、

 朝日しかり、

 夕陽しかり、

 辺りが朱色に飲み込まれてしまう、

 その昇る太陽と沈む太陽を、

 見つめる楽しみは誰にも許されている、

 

 太陽を本当にみたければ、

 目を閉じて太陽を見ればよいと、

 ある小学一年生が語ったが、

 その通りだと感じる、



 朝が来れば、

 陽が登り、

 すべてのものは闇から解放されると言う、

 復活は毎日起こっていると、

 水平線に昇る太陽を見ながら、

 地平線に昇る太陽を見て、

 原住民たちはそこに復活を見たと、

 ユングは語る、



 小さなマンションの、

 テラスからも見ることができる、



 



 



 



 



 



 東雲の新宿を遠望、



 



 



 大気が騒ぐ、



 



 



 



 新宿が浮かび上がる、



 



 欅の巨木も目覚める、



 



 鳥が飛び来る、



 



 



 静かな音が流れる、



 



 



 雲間に光が、



 



 欅はざわめき、



 



 瞬間、



 



 一瞬の時が過ぎると、



 何時もの朝となる、



 







 詮方尽くれど希望(のぞみ)を失わず、

 
 

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