名古屋季節だより

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そして尾張名古屋からの季節だより

728 「復活の朝」

2016-02-16 09:03:22 | 日記

 雲がかかり陽が見えなかろうと、

 土砂降りの雨が降ろうとも、

 朝が来れば、

 その地に太陽は登っている、



 自分の立ち位置から見れば、

 天候により、

 日の出を見る時もあれば、

 見ない時もある、



 自分中心に考えることを一時止め、

 自分の外から周りの世界を、

 見ることが必要な時が来ている、



 冬の太陽はことさら大きい、

 朝日しかり、

 夕陽しかり、

 辺りが朱色に飲み込まれてしまう、

 その昇る太陽と沈む太陽を、

 見つめる楽しみは誰にも許されている、

 

 太陽を本当にみたければ、

 目を閉じて太陽を見ればよいと、

 ある小学一年生が語ったが、

 その通りだと感じる、



 朝が来れば、

 陽が登り、

 すべてのものは闇から解放されると言う、

 復活は毎日起こっていると、

 水平線に昇る太陽を見ながら、

 地平線に昇る太陽を見て、

 原住民たちはそこに復活を見たと、

 ユングは語る、



 小さなマンションの、

 テラスからも見ることができる、



 



 



 



 



 



 東雲の新宿を遠望、



 



 



 大気が騒ぐ、



 



 



 



 新宿が浮かび上がる、



 



 欅の巨木も目覚める、



 



 鳥が飛び来る、



 



 



 静かな音が流れる、



 



 



 雲間に光が、



 



 欅はざわめき、



 



 瞬間、



 



 一瞬の時が過ぎると、



 何時もの朝となる、



 







 詮方尽くれど希望(のぞみ)を失わず、

 
 

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