基督教独立学園、
本館2階、
パイプオルガンから聞こえて来る、
校舎のあちこちの扉に、
青銅の彫刻が嵌め込まれている、
紋章のよう、
ノブのようでもある、
敷地の端の小さなとある建物に入ると、
天井が小さな円となり光が漏れていた、
そして吊り下げられていたオブジェ、
床にやはり青銅の彫刻、
イタリア在住の彫刻家、
加藤朝美氏の作品群、
一点、
一点に心が吸い込まれていく、
驚くばかりの世界が広がっていた、
立ち去り難かったが、
外に出る、
地上の世界にもその世界は繋がっていた、
バスに乗り山を下る、
ダム湖を通り、
影が迫ってくる、
陰影の湖、
異次元の世界が広がって行く、
山を出ると、
美しい学校と美しい世界があった、