936 「朝ぼらけと茶碗と月」 2016-10-10 12:12:24 | 日記 曇り空の続いた長月、 神無月に入ってようよう、 秋の冷気を感じ出すこの頃、 久しぶりに朝陽を待つ、 テラスからも新宿が霞み出す、 太陽がビルの向こうに現れだす、 朝焼け、 なのに雲が流れ来る、 陶芸倶楽部での焼成を待つ日、 2椀、 扱いにくい信楽粗目土、 成形のあと素焼き、 釉薬コバルトブルーを掛ける、 土見せを残す、 酸化焼成、 外回りの釉薬が悲し、 もう1椀、 信楽赤土に切り替える、 成形ののちに素焼き、 黄瀬戸釉を掛ける、 酸化焼成、 月が雲間に、 一日が過ぎる、