名古屋季節だより

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そして尾張名古屋からの季節だより

940 「秋深まれり、鴨飛来」

2016-10-14 06:01:52 | 日記

 コムラサキ(小紫)が色付く頃、

 秋の深まりを思う、

 輝く紫の小さな玉それぞれに、

 一つ一つの世界が宿る、



 



 ムラサキシキブとは別なれど、

 この木を見て人はムラサキシキブと呼ぶ、

 さもありなん、 



 



 その一つの世界に分け入る、



 ラクウショウとメタセコイヤの林、

 その間を何処までも木道が続く、



    



    



 この二つの木もまた似通っている、

 樹形と言い、

 葉も同じように見える、

 違いと言えば、

 小枝も葉も、

 互生がラクウショウ、

 対生がメタセコイヤ、

 実も違うのだが、

 メタセコイヤの実には出会っていない、

 

    



    



 この木がメタセコイヤ、

 滋賀県マキノのメタセコイヤの並木が続くという、

 緑葉、紅葉、落葉、

 すべて御見事、

 先の木がラクウショウ、

 ラクウショウと言えば、

 気根、

 新宿御苑の小人たち、



 まだ季節とならないけれども、

 紅葉・黄葉と言えば広葉樹林、



 その先に続く、



    



 広葉樹の林を抜けると、

 池に至る、

 ススキが揺れる晩秋、

 夕暮れの空はどんよりとしている、



 


    
 小川が細く池まで流れて行く、



    



 突然現れた番の鴨、



    



 ここにも世界が広がる、



  



 その先にカルガモ、



 



    



 ススキの先に、

 静かな池が現れる、



 



 


 
 湧き水は冷え冷えと、



    



    



 欅の林がざわめく、



    



 木の下にホトトギスが咲く、

 異質な世界がある、



 



 



 暮れなずむ頃、


 


    


 



 

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