石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

3月31日 本日は令和5年度最終日を迎えました

2024年03月31日 | 日々の日記
 こんにちは、昨年は4月中旬より国立市議会議員選挙が控えていたことから、ゆっくりと桜を愛でる暇がなかった石井伸之です。

 本日は第34回くにたちファミリーフェスティバルに向けた実行委員会資料作成、6月議会に向けた一般質問内容の検討、消防団第一分団での打ち合わせを行って一日が終わりました。

 徐々に国立の桜が見ごろを迎えています。

 是非とも大学通り、さくら通り、矢川通りの桜を始め、市内各所の桜をご覧ください。

 さて本日は令和5年度末日を迎えました。

 地方自治体を始めとする日本の行政は4月1日から3月31日までを1年間の周期としています。

 何故、4月1日より新たな年度が始まるのでしょうか?

 チコちゃんに叱られ、キョエちゃんに「バカー」と言われる前に、早速調べてみたところ・・・・

 政府の会計年度のスタートが4月1日だからといわれています。

 学校運営に必要な補助金を政府から受け取るためにも、政府の会計年度に合わせたほうが都合がよかったために、学校も4月より新たな年度としたといわれています。

 そもそも年度の考えが日本に入ってきたのは明治時代に遡ります。

 初めて会計年度が定められた1869年(明治2年)は年度開始月を10月にしたそうです。

 その後、会計年度開始月は、1月始まり、7月始まりというように試行錯誤がありました。

 会計年度の初日が4月1日に定められたのは、1886年(明治19年)となっています。

 4月とした理由は、当時の日本は農業国で江戸時代は米による税金(年貢)の納付によると言われています。

 江戸時代は年貢を米で納める現物納でしたが、明治からは現金で納める金納に変わります。

 そのため、米の収穫を終えた後に、米を売って現金に換えて納税し、政府が現金を徴収して予算を編成するという流れになります。

 12月末で区切り1月より新年度とすると、予算編成上、非常に困難だったので4月に会計上の新年度が設定されたという理由です。

 ただ、この単年度決算という考え方によって、3月中に予算を使い切る為に、廃棄物の処理や道路補修工事が年度末に集中するという事例があります。

 各種工事や廃棄物の処理などが年度末に集中することによって、各業者としても効率的な仕事が出来ず、割増価格になってしまうことは否めません。

 単年度で終了しない工事などは繰越明許と言って、年度を跨いで予算執行をすることが予算書に明記されているものもあります。

 わざわざ年度末の集中する時期に予算支出を行うのではなく、1年間で平均的に支出する仕組みを作ることが行政に求められているように感じています。

 少しでも市民の皆様からお預かりした税金を効率よく執行できるよう、議会の場で訴えて行くことをお誓い申し上げ、令和5年度末の締めくくりに致します。


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