石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

6月16日 一般質問4日目を迎え、職員残業代の計算方法や国立駅通行証の質問がありました

2011年06月16日 | Weblog
 こんにちは、自由民主党明政会会派所属の石井伸之です。

 昨夜は府中西高校を平成3年に3年7組で卒業したクラスの同窓会へ新宿に行きました。卒業して20年も過ぎると、それぞれの人生があるものの、盛り上がるのが高校時代のことです。

 全ての同級生から、私は高校時代と変わっていないらしく、姿形や性格もそのまんまだと言われました。こうやって、同級生と楽しいひと時を過ごすことは、ストレス解消には最高で、あっという間に午後11時前となっていました。 

 さて、本日は一般質問4日目を迎え、中川議員からは国立駅を南北に抜ける際に使用するはずの通行書の使用状況について質問すると、無賃乗車に使われ茅ヶ崎駅など遠方の駅で発見されたというような答弁がありました。

 JR東日本の好意によって通行証を作っていただき、東側ガード下道路を通過せずとも南北交通を可能にしていただいたことは心から感謝したいと思いますが、心無い人によって好意が踏みにじられたことは悲しく思います。

 今後は、駅の中ではなく現在の工事ヤード内を南北に抜けられる道を通行することになりますので、詳しいことが分かり次第皆様へご報告させていただきます。

 さらに、残業時間の月の集計カウント方法について国立市だけが残業時間を1時間1分したとすると、その1分を1時間として繰り上げて計算しているそうです。ちなみに他市では30分未満は切り捨て、30分以上は繰り上げていると言われておりました。

 それでも、職員課長に後から事情を聞くと、既に国立市も残業を行った実時間で支払うように改善するため、組合との交渉も妥結しており8月には正式に変更されるそうです。

 これによって、概算ではありますが500万円ほどの効果が見込まれると言われております。

 さらに、職員が通勤する際にJR国立駅からバスを利用する場合とJR谷保駅から歩く場合でも定期代が違いますので、職員の方々には是非とも谷保駅を利用していただければ助かります。

 小さなところからコツコツと財政改善をすることは非常に大切だと思いますので、議会で取り上げられる前に職員自らが襟を正す雰囲気作りが大切であると感じました。

 さて、明日17日11時15分に一般質問を行います。そこで、昨日の続きである一般質問登壇時の文章後半部分を記させていただきます。

 昨日に引き続き、長文となっておりますが御一読いただければ嬉しく思います。

 まちづくりについて
 大きな二つ目まちづくりについてのカッコ1、谷保駅エレベーター設置についてお聞きします。
 何と言っても矢川駅エレベーター設置の道筋を福祉部長時代に付けていただいた永見副市長には、絶大なる尽力をいただきこの4年間で道筋を付けていただきたく思います。

 以前の一般質問で昭和49年に谷保駅跨線橋設置時に当時の国鉄と取り交わしたと言われている協定書が確認できていないというところから、JRと交渉のスタートラインに立てないのではないかと危惧するところですが、現状の交渉状況をお聞かせ下さい。

 カッコ2国立駅周辺まちづくりについての①高架下と一体的な南口公共施設等用地の活用方法ですが、いくらまちづくり会議を行ったところで、国立市が南口駐車場と駐輪場をどうしたいのか、明確な答えが無ければJRはまちづくり会議に参加しません。

 基本計画を策定したところで、国立市が4900㎡の用地をどのように活用するのか、この部分を市長が決断しない限り、国立駅周辺まちづくりは一向に進まず、いくらまちづくり会議で丁寧な議論を繰り返しても小田原評定が続くだけであるということを行政当局には重く受け止めてほしいところです。

 そこで、私なりに考えた中で、この部分をどのようにすべきかお伝えしたく思います。

 まずは、国立市としても28億円4000万円余りで買い戻す為に、将来的な返済計画を立てなければ、平成27年度買い戻しということも難しいことは間違いありません。

 だからと言って、基本計画で試算しているように、国立市自らが建物を建設するとなれば、用地取得で28億4000万円、建設費19億円、施設内整備5億6000万円の合計53億円が必要となり、その内訳は補助金19億6000万円、起債22億円、一財から11億4000万円という巨額な負担を背負い込むこととなります。

 国立市が自ら南口駐車場駐輪場の土地を使って収益を上げる為の事業が出来るかと言えば、不可能とは言いませんがこのように、大きなリスクが立ちはだかることは間違いありません。

 そこで、私は4900㎡の土地を例えば30年もしくは40年という期間、清化園のようにプロポーザル方式を用いて格安で企業へ貸し出すことによって、JRもしくは民間企業が高架下と一体的なまちづくりを行っていただき、28億4000万円の償還額に充てるということも一つの手法ではないか、と思います。

 そして、その企業提案を議会や当局で精査した後に、市民の皆様へ公表し、アンケートをいただいた中で市民合意を図ることによって最短距離で基本設計を作ることができると考えております。

 もちろんその前に、清化園とは違い国立駅周辺全てが国立市の土地ではないのでJRから理解を得ることが前提条件となります。

 また、建築物はどこまでの高さが可能なのか?高架下との整合性をどうやって図るのか?地元商店街との融合をどうやって図るのか?国立市として建物の一部を無償で貸してほしいというような条件面の検討も必要となりますが、清化園跡地と同様に民間企業の力を借りて、高架下と一体的なまちづくりを行うという最も根本的な部分を固めてから、南口公共施設等用地の活用に向け、JRとの交渉を行うべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか?

 ②として、北口ロータリーのオレンジポールの撤去についてですが、5月10日午後、国立学園に通う6年生が北口ロータリー内で自動車にはねられ、亡くなるという痛ましい事故が発生しました。心よりご冥福をお祈り致します。

 選挙中に市民の方より、北口ロータリーが安全地帯のオレンジポールによって、狭くなっており大変危険という声を聞きました。是非ともポールの撤去を含めた安全なロータリー作りに向けて努力して欲しいと思いますが、いかがお考えでしょうか?


3、庁内改革について
1タイムカードを必要としない職員給与計算システムの構築
 大きな三つ目、庁内改革についてのカッコ1、タイムカードを必要としない職員給与計算システムの構築についてお聞きします。

 国分寺市役所では各職員が出勤時間と退勤時間を管理する出退勤カードを持っており、それを端末に通すことによって、職員の勤務時間がシステムに集計され、残業時間を含めた給与額を計算しているそうです。

 国分寺市役所職員課係長に話を聞いたところ、国分寺市では平成16年にこのシステムを導入し、職員課の時間外手当が大幅に削減されたと聞きました。

 それよりも何よりも、私はゴールデンウイーク中の5月5日に行われるファミリーフェスティバルの手伝いで前日準備から何度も市役所を往復すると職員課の職員が総出で給与支払いに向けての事務作業をされており、その姿を見るたびに心を痛めております。

 是非とも職員課の方々が一般職員と同様に家族でゴールデンウイークを楽しむことができるように、給与計算システムの構築をすべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか?



②IT改革に向けた外部委員会の立ち上げについて

 カッコ1のように、国立市のコンピューターシステムについて様々な改善点があると思われます。そこで、カッコ2として国立市IT改革外部委員会を立ち上げ、市内事業者や大手企業、学識経験者や公募市民といった方々にメンバーとなっていただき、国立市のシステム改善に向けて客観的な評価を受けるべきではないでしょうか?

 もちろんその中にはすぐにできること、できないこと、ということはあるかと思いますが、もしかすると素晴らしい提案をいただくことができるかもしれません。

 担当部署として、国立市役所のIT改革に向けた外部委員会の立ち上げについていかがお考えでしょうか?
 質問は以上です。答弁は大きな項目ごとに頂き、必要に応じて自席で再質問を行います。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。




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