石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

4月17日 本日より一泊二日で議会改革に関する視察に行きました

2014年04月17日 | Weblog
 こんにちは、議会改革特別委員会財政部会所属の石井伸之です。

 本日から一泊二日の日程で会津若松市と山形市を視察します

 視察内容としては、議会改革における議会費用に関する報酬や定数についての改革です。

 報酬や定数の改革というと削減ありきの議論となりがちですが、会津若松ではその前提として、何を持ってモノサシとするのか議論しております。

 その中で同じ選挙で選ばれた市長の給料と政務日数に対して議員側としての議会に関する活動日数を比較するものです。

 私達も有志で活動日数を算出しましたが、手帳だけでおいきれるものではなく、単純に議会や委員会、その他の公的行事、勉強会、それに類する資料整理や情報の読み込みなど、多岐に渡ることを今更ながら再確認しております。

 さて、初日十七日は国立駅に午前8時集合の後ら西国分寺に出て、むさしの号で大宮に向かい、新幹線で郡山に到着しました。そこからあいづライナーで会津若松駅に到着です。

 会津若松市では、議会改革を実際に行ってこられた土屋議員と目黒議員より説明を受けました。

 まず冒頭に議員定数や議員報酬というものに対して明確に定められたものが無いということから始まりました

 そこで、報酬については前述の市長給料との比較を行い、定数については10数名の少数議会(ちなみに現在の30名会津若松市議会は定数30となっています)定数60のマンモス議会の三つについて検討を重ねたそうです。

 結果的に少数議会では地域住民の意見を反映することは出来ず、多数議会では議会内における意見の集約が難しいということから現状程度とすることを決めました。

 次に、定数30を増減させることについて慎重審議した結果、現状通りという結論に達したそうです

 その結論を導き出すために、あらゆる角度から検討されており、その姿勢について国立市議会でもしっかりと受け止めたいと思いました。

 そして、各議員が5つ程度の班に分かれ、各地域行う「市民の意見を聞く会」は国立市議会でも実施したいところです。

 4月20日午後7時より国立市議会でも福祉会館4階にて「議会報告会」を行いますが、まだまだ参加者が少なく、課題が残ります。

 会津若松市では、市民要望の上位に上がる内容について分野別の市民の意見を聞く会も実施されております。

 議会改革に終点は無いと言われているように、先進的に努力をされている会津若松市に追いつくことが出来るよう、議員間でしっかりと連携し、努力したいと感じました。

 会津若松市議会議場です。昭和12年建設ということから当時の風格が残されています。



 市役所入口の様子です。





 市役所入口に電気自動車用の急速充電設備が設置されておりました。利用者は、利用簿に記入し、1回500円を支払う仕組みとなっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする