石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

6月14日本日は一般質問4日目を迎えました

2007年06月14日 | Weblog
 こんにちは明日の一般質問を控えている石井伸之です。本日も昨日に引き続いて一般質問が行われ、5人の議員が登壇しました。

 関口新市長も与党議員からの質問であれば特に問題ないのですが、我々野党側の議員から厳しい質問が飛び交うとなかなか苦しい答弁をする姿には、同情を禁じえません。

 まだまだ市長の椅子が温まりきっていないので、市長の椅子に腰掛ける姿も馴染んでいないような感じがすると共に、厳しい質問はどうしても真正面から受け止めていただけないような気がします。

 特に中川議員の質問の中で、国立市の公営掲示板に上原市長の顔写真の入った憲法に関する講演会を開くと言う趣旨のポスターが国立市の許可を得て5月27日より貼り出されておりました。

 しかし、公職選挙法の関係で参議院選挙に立候補を予定している上原公子氏は半年前より個人ポスターを掲示することは禁止されております。こういった部分に対して、法律に触れる対応をしてしまったことで厳しい議論が応酬されました。

 そこで、どういった責任を取るのか、中川議員が突き詰めたところで議会が暫時休憩となりストップしてしまいました。

 さてさて、その後大変長い調整が行われて、午後3時10分に会派会議が行われて打開策と今後の調整が図られ、関口市長の処分を求めていくこととなりました。

 どのような処分になるかは、最終本会議に向けて市長が検討するということになり、本日の一般質問は6月21日に実施されることが確認されました。

 さてさて、いよいよ明日午後2時30分頃より私の一般質問が予定されておりますので、最初に登壇して話す部分の原稿を披露したいと思います。長い長い文章ですので、読みにくいとは思いますが、目を通していただければ幸いです。

平成19年6月議会石井伸之一般質問
 通告に従い一般質問を行います。
 4月22日に実施された市議会議員選挙では、多くの市民の皆様にご支持ご声援をいただき、再び議会へ送り出していただいたことを有り難く思うと共に、1期目において取り掛かった様々な懸案事項を、2期目において着実に実現するためにも、さらなる研鑽を積み重ねていかねばならないと感じております。

 実現した項目の中では、国立二中において長い間設置されていなかったサッカー部が平成19年度より設置され、すでに20名を超える生徒が加入され、多くの保護者より喜びの声をいただきました。
 サッカー部の設置につきましては、教育長、教育次長、現場の校長先生を始めとする教育行政に関わる皆様の協力によって設置できたことを心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
 私としても、国立市の公教育発展の為に議会の場だけに留まらず、様々な形で教育行政の支援をしていきたいと思います。

 さて、統一地方選挙において関口議員が市長への華麗なステップアップを決めましたが、上原前市長が突然の不出馬によって、市長選挙に出馬しなければならなくなったことは、気の毒と思っておりました。さらに、その上原前市長は参議院議員選挙には立候補しないというようなニュアンスを答弁されながらも、舌の根も乾かぬうちに、参議院議員選挙への出馬表明をされたことは、心情的に複雑なものが残っていることを、これまた気の毒に思う次第であります。

 しかし、市長として信任を得たからには、私達子育て世代が持ち臨んでいる、乳幼児医療費助成制度の所得制限無く医療費無料化の引き上げは早急に実施していただかなければ、子育て支援に対して冷たい市長と言うレッテルが貼られてしまいますので、早急に実現をお願い致します。関口市長のホームページには、「小学校卒業年齢までの子どもについて、医療費の無料化に向けた検討を開始します」というようにはっきりと書かれておりますので、実現が今から楽しみです。
 話は変わって、消防団のことについて様々な形で市長に質問が投げかけられておりますが、本日午前0時13分頃突如として、出火報が入り消防団第一分団の一員として私も火災現場へ駆けつけました。
 場所は中1-12-7に設置されている宗教団体の教会でした。到着したときにはすでに鎮火しておりましたが、火災の状況から見ても、おそらく放火であろうと考えられております。
 このように私達消防団は、いつ何時火事が発生しても、火災現場に駆けつける義務がありますので、昨夜のように真夜中の冷たい雨が降る中でも本団を中心とする6個分団が我先に現地へ駆けつけておりました。

 こういった努力しているにも関わらず、関口市長は議員時代に、研修なのか福利厚生なのか分からないと言う主観的な理由で、議会における一般質問を執拗に繰り返し、消防団の名誉を傷つけました。議員として疑問に感じたことを質問する自由があるわけですから、その権利を奪うつもりはありませんが、議員時代にそういった一般質問をするということは、消防団への感謝の気持ちを全く感じず、様々な活動への理解を示す気持ちのかけらも無いことが露呈したと思われても仕方ないことです。
 もしも、消防団へ感謝の気持ちがあるのならば、関議員が議長時代に火事現場をいち早く視察に来るくらいの誠意を見せていただきたいものです。これ以上はキリがないので、水に流しますが、一消防団員の率直な気持ちを伝えさせていただきました。市長となったからには今後は心を入れ替えて、消防団への様々な支援をしていただき、失われた信頼回復の為により一層の努力をしていただきたいと思います。
 
 

 さて、まちづくりの小さな一つ目矢川駅・谷保駅のエレベーター設置についてお聞きします。
 自分自身もベビーカーに乗せた長女を抱えて、両駅の急な階段を上り下りするたびに30代の私でも息を切らせてしまい、辛い思いをしておりました。そういった自分自身の経験から一刻も早いエレベーター設置に向けて努力したいと思います。
  


 矢川駅は駅舎改修に伴うエレベーター及びエスカレーター設置工事が、平成19年度詳細設計、平成20年度工事着工、平成21年度工事完成が決定しております。しかし、谷保駅については財産区分の関係で具体的なエレベーター設置の交渉が進展していないと聞いております。そこで、矢川駅における工事に向けた具体的なスケジュールと谷保駅におけるJRとの交渉についてお聞きします。



 次に小さな二つ目として、青柳地域を南北に走るみのわ通りの甲州街道から多摩川までの道路工事についてですが、現在はようやく路盤工事が終わり、道路の状況が見えてきました。そこで、今後の工事スケジュールについてお聞きします。


 これに関連して、小さな三つ目、道路完成におけるイベントの実施についてお聞きします。多摩川までの部分が完成することによって、ようやくみのわ通りという道路が全て完成するわけですから、是非ともこの事を祝って、ささやかな形でも立川市と協力の上でイベントを実施していただきたいという声を聞いております。それほどお金をかける必要はないと思いますが、一つの区切りとして実施していただきたく思いますがいかがでしょうか?


 小さな四つ目、3月議会に引き続いて甲州街道の歩道拡幅についてお聞きします。平成15年12月議会に向けて、平成15年11月24日に甲州街道の歩道を私が独自に調査したところ歩道の幅が80センチを切る狭隘な部分が9箇所も存在していることが分かり、平均でも1m程度の幅しかないことをお伝えしました。
 選挙前に様々な方より、自転車で走行中のすれ違いは、まず不可能で、ベビーカーでまともに通行することも難しく、車椅子では狭すぎて入れない歩道を拡幅して欲しいというご意見をいただいているところです。
 平成19年3月24日に日野バイパスが全面開通したことによって、東京都も府中市・国立市・立川市の甲州街道については車線を狭めて、歩道を拡幅する方針を出しておりますが、これはあくまで交通量の減少が条件であります。
 私の主観的な感想ですが、以前は青柳地域に大渋滞を引き起こしていた矢川三丁目交差点を先頭とする上り線の混雑具合は、矢川3丁目交差点の右折時間の延長を建設部の方々が立川警察署へ依頼していただいた結果もあって、目立った渋滞はほとんど無くなりました。これこそが日野バイパス開通による大きな成果であると思います。
 松嶋議員も一般質問初日に同様の質問をされておりましたが、日野バイパス開通後の甲州街道交通量がどこまで減少しているのでしょうか?


小さな5つ目、コミュニティバスについてですが、これも選挙前に青柳地域南部の方々より、青柳南団地周辺にコミュニティバス運行を実現していただきたいというご意見をいただきました。
 そこで、この辺りのルート改善はいかがお考えでしょうか?
 次に小さな6つ目、公道と私道の接続部分ですが、どうしても先に設置された公道のL型縁石天端に合わせて私道が新設されている部分が見受けられます。そうすると、この段差が大変大きく、あちこちチェックしてみると最低で5cm大きいところでは10cmの段差が残っております。
上原市政では、街中の主に横断歩道に関連する部分では、段差解消ブロックを積極的に設置しているにも関わらず、南部地域の段差は放置されております。
こういった段差は自転車でも、ベビーカーでも、車椅子でも通行の障害となりますので、このような段差の改善についていかがお考えでしょうか?



 小さな7つ目、多摩川堤防上のサイクリング道路を府中方面から気持ちよく自転車で駆け上がってくると、多摩川河川敷グラウンド前から突然アスファルトがボロボロになっております。
 せめて、河川敷グラウンド前の堤防上は、以前舗装されていたわけですので、手直しをしていただきたいと共に、堤防の北側に居住する方々より、この部分を時々車両が通行するというので、その車両が住居側に転落する事がないように、所々ポールを設けていただきたいというご意見もいただいております。さらに、河川敷グラウンド利用者における自転車が、この部分に置かれてしまい、自転車や歩行者の通行に支障があるという意見もいただいております。そういった点で自転車はどこに駐輪するようにされているのでしょうか?


そして、5月20日の水防訓練に消防団の一員として参加した際に、昨夜の雨の関係もあったかと思いますが、グラウンド脇のぬかるみや水溜りがひどく、立川市や昭島市から来ていただいた方へ国立市の整備状況が悪いことを宣伝してしまったように感じました。確かに、この部分は国土交通省、京浜河川事務所、多摩川上流出張所の管理部分で国立市が占用している部分からは、外れておりますので改善の手続きは難しいと言うのは理解できますが、それでも河川敷の利用を国交省が許可した時点で、グラウンド前の堤防部分が少しずつ荒れて行くことは簡単に予想できます。そこで、何らかの方法でグラウンド脇に利用者の車が駐車しやすいように改善をしていただきたく思いますが、いかがお考えでしょうか?
そこで、堤防上の舗装と自転車駐輪場・自動車駐車場についてお聞きいたします。



 小さな8つ目、抜け道となり混雑している道路状況の改善についてお聞きします。抜け道と聞いて真っ先に思い出されるのは、多摩川沿いの道路が河川敷グラウンド入口付近で突き当たり、甲州街道青柳交差点に向けて北上してくる部分だと思います。
 せっかく、3・3・15号線という広くて走りやすい道路がありながらも、そちらに車両は回っていかないという点があります。
 そこで、石田大橋下からの右折や石田街道を右折しての3・3・15号線への誘導というのが効果的と感じますが、そのあたりについてどのようにお考えでしょうか?




2、選挙について
 大きな二つ目、平成19年に行われた統一地方選挙についてお聞きします。小さな一つ目として、とある市民の方より、住民票が国立市にありながらも、単身赴任で郵便物が転送されている夫の入場整理券が、単身赴任先にも住民票のある自宅にも届かないというご意見をいただきました。
 そこで、まずは基本的なことをお聞きしますが、こういった方の選挙における入場整理券はどうなっているのでしょうか?




 そして、小さな二つ目として、投票区域が面積割りで無く人口割りとなっているために、南部地域の投票区域が広大になっております。これは4年前にも質問させていただき、南プラザでの期日前投票所を設置していただいたという経緯もあります。それでも、第一小学校に設置された第三投票所の投票率は37.12%という大変低い水準で留まり、その分不在者投票所へ回るということは、それだけ第三投票所が使いにくいということは明白です。そこで、投票率の向上という観点からも投票区域の区割りを再編成すべき時期に来ていると感じますが、この辺りはどのようにお考えでしょうか?
 質問は以上です。大きな項目毎に答弁をいただき、再質問は必要に応じて自席において質問致します。

 最後まで読んでいただき有難うございました。質問結果は、明日の日記でお伝えさせていただきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする