今日は「SPLENDOR」です。
splendorとは英語で、輝きとか光彩とか煌めき、という意味ですが、「SPLENDOR」は高山穰さんのCG映像作品のタイトル名で、その作品は2018アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA アジアデジタルアート大賞・福岡県知事賞・文部科学大臣賞を受賞しておりました。
https://www.youtube.com/watch?v=f45fjaPswfw
高山穰さんは、現在、武蔵野美術大学, 造形学部, 准教授ですが、私は、彼の学生時代からのCG作品に一目を置いておりました。特に「Microcosm」(2004年)を見た時は衝撃的だったと思います。(このブログの「NHK大河ドラマ オープニングタイトル映像の衝撃」2013.03.11参照)数理的アルゴリズムでミクロの結晶現象を再現したかのような映像には驚きがあったと思います。そして、今回は伝統工芸の切子や組子を再現しておりました。高山穰さんのCG映像作品は今なお進化して健在でした。
そこには宝石的な煌めきを思わせるJack Stormsさんのガラス彫刻にも似た感動があると思います。
否、鉱物結晶やガラス作品はリアルな物質ですが、CG作品にはコンピュータ・プログラムとデータしかないのです。それらが、芸術的な感動を呼び起こすとは!!
最近は、CG映像には、それほど感動しなくなっていた私ですが、久しぶりにCG映像作品に感動してしまいました。それも、Web上で、簡単にそれらの作品に出会えるようになったからだと思います。
今日は、高校野球の決勝戦があります。石川県勢初優勝となるか?後ほど、Web観戦で星稜高校を応援したいと思っております。