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鉱物の部屋へのいざない

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石や鉱物と8K映像時代

2019-04-02 13:19:34 | 日記・エッセイ・コラム
おかしな天気です。金沢では、ようやく桜の開花宣言がありましたが、同時に、雪が降りました。天気予報では、明日も雪のマークが出ております。昨日は、万葉集(初春の令月にして、気淑く風和ぎ)由来の新元号「令和」の発表が大きなニュースでしたが、このような天気だと、まだまだ春の気分にはなれません。

さて、先日、店内で、ダムカード蒐集にもハマっている常連Nさんのダム写真を見ていると、その昔、私が撮ったダムの放流の映像がなつかしくなり、その映像が収録されているSDカードを取り出して、パソコンで見てみました。そこには約10年前に撮った岐阜県の徳山ダムと愛知県瀬戸市の馬ヶ城ダムの放流映像が残っておりました。その二つのダムの放流に共通するのは流れ落ちる水の波紋の美しさです。特に徳山ダムの映像はその流れ初めからゆっくり波紋を作りながら流れ落ちてゆく様が映っており、それをブログにアップしたいと思いましたが、残念ながら、このブログは動画対応になっておらず、それが出来ませんでした。その代わりと言っては何か変ですが、もう一人の常連Oさんが似ていると言ったメキシコ産の方解石の写真を出します。





上の写真がそれです。確かに、徳山ダムの放流映像もその方解石の結晶の連なりに似ています。私がダムの放流映像に惹かれるのも鉱物結晶との共通性にあるのかもしれません。

そのダムの放流映像は非常に美しいと思うものの、それは10年前に市販の簡易カメラで撮影した映像ですので、4Kのパソコン画面で見ても画質の粗さが気になりました。昨今の4K8K画質に慣れつつある現在では、どうしても画質が気になってしまいます。私の過去の映像コレクション(ビデオ時代のものも含めて)はそんなものだ
と思うと、何か少し悲しくなってしまいました。

これからは8K画質が当たり前の時代になってきます。

そんな中、今朝、録画していた「映像レボリューション 世界の8Kクリエーターたち」(BSプレミアム 3月31日)を見ました。自宅のテレビは2Kハイビジョンなので、本当の8K画質の映像を見たわけではないのですが、それでも8Kクリエーターたちの芸術的な作品レベルの高さに感動してしまいました。特に、曽根光輝さんの石を惑星に見立てた映像作品はすばらしかったと思いました。また、CGは自然にはかなわない、といった趣旨の発言にも共感しました。CGの映像作家ならではの達観だと思います。そのような映像作家に8Kで鉱物結晶の世界を撮ってもらいたいと思ってしまいました。

その番組を見た後、その番組を残しておきたいと思い、BDにダビングしていると、その間に、NHKみんなのうた「超変身!ミネラルフォーマーズ」が放送されました。

石を惑星に見立てた8K作品!や鉱物をテーマにしたみんなのうた!!そういう時代になったのだと思いました。


コメント
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