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鉱物の部屋へのいざない

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珍石図鑑

2016-11-01 12:15:04 | 日記・エッセイ・コラム
近所の本屋で面白い本を買いました。それは「珍樹図鑑」(小山直彦 著 文春新書)です。

その本には森や公園などで樹木を見つける「珍樹ハンター」が捕まえた樹木のそっくりさんが大集合しており、タイトル通りの本だと思い衝動買いしました。

(その本をレジに持って行って支払うと何と!777円のレシートだったので面白いと思いました。)

私はこの種のそっくりさんが大好きです。個々の写真には思わず唸ってしまうようなものもあったりして、非常に面白いと思います。

そして、本を見ているうちに、この種の「珍石図鑑」なるものが出てこないか、と発展的な期待をしてしまいました。

思うに、能登のこぶり石(仏石)の楽しみ方と共通するものがあるような気がします。もっと言うと観賞石の世界では本流を成す石の在り方です。それは広い意味での見立ての文化とも言えると思います。

そう言えば、その昔、秩父珍石館なるB級スポット的な博物館があった事を思い出しました。幸い、私はそこへは行った事がなかったのですが、東京に住んでいた頃、その存在を知って気になっていた時期もありました。

今、あらためてWeb検索してみると、どうもそこはまだ存在しているようでした。全国のB級スポットが急速に消滅しているという昨今の世情を思うと、何だか、うれしくなってしまいました。ただ、北陸新幹線があるとは言え、金沢から秩父までは遠いので、私がそこを訪れることは無いとは思います。

それでも、書籍として「珍石図鑑」なる本が出てくれば即買いです。

今日は写真を2点出します。



最初は先日の採集会で拾ったスマイルマークのように見えた石です。



次も同じ日に拾ったものです。伝統的には「だるま」になるのでしょうか。

両方とも手の平サイズの小さな石で、「珍石図鑑」の載せられるレベルのものではありません。

お粗末様でした。



コメント (2)
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