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鉱物の部屋へのいざない

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閏年

2016-02-29 14:14:02 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「閏年(うるうどし)」です。今日2月29日は4年ぶりなので、念の為、このブログのバックナンバーの4年前の2月を見てみました。すると、2012年2月29日は水曜日で、定休日だったので、ブログもお休みしていました。今日の話題はダブりません。それと、4年前はほとんど毎日ブログ更新をしていたのだ!と我ながら少し驚きました。最近はお店もブログもだれ気味なのでしょうか?そろそろ初心にかえらなければならないのかもしれません。

さて、サラリーマンだった頃は月給だったので、今日のような日は一日損をしたような気になっておりました。自営業となった今は一日得をしている事になるのですが、なかなかそんな気になれません。どちらかとそのような特別の日は休日にしたいところですが、そういう訳にはいきません。

そんな事を考えていると、その昔、私が中学生だった頃、「閏年」の日はカレンダーから外して休日にしてしまう、というアイデアで1年365日を固定化した万年カレンダー案を考案した事を思い出しました。それは、1年間の曜日も固定でき、毎年同じように使えるという便利なものでした。今思えば、それは世界暦や国際固定暦という太陽暦改暦案に近いものだったと思います。それは自分ではナイスアイデアだと思って、友達にその話をしたところ、思いがけない返答があり、ガッカリした思い出があります。その友達曰く「毎年、曜日が変化する方が良い。固定しまうとカレンダー業者や手帳メーカーが困ってしまう。」と言うような内容だったと思います。私はその時に人によって価値観の違いがある事を理解し、また、無駄が経済を動かしている、というような教訓を得た事を憶えています。万年カレンダーのような合理性は経済原理には合いません。ある意味、社会は非合理的な経済原理で動いているのです。

現実的には暦の変更は簡単にはできません。今日のような日を社会全体で休日にする事も非現実的な事です。都合の良い自分勝手な妄想だったと思います。

思えば、暦とは地球と太陽と月との天体運動と密接な関係があり、それは地球史の中では常に変化しており、厳密に言うと、現在も微妙に変化しております。1年365.2425日としたとしても、それは未来永劫の数字ではありません。それを人の都合で数字を固定してしまう事自体に無理があります。そう言う意味で、厳密な万年カレンダーなるものは存在しません。

このブログは石のブログです。太陽のような恒星は別として、惑星や衛星や小惑星のような天体は巨大な岩石でもあり、そのような関係から今日は暦の話題としました。




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