ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 



昨日、実家のある浅草を
友達と観光した折
浅草寺の本堂の奥の座敷に
上がらせていただきました。
ここには、真ん中に観音さま
右に不動明王さま
左に愛染(あいぜん)明王さまが祭られています。

本能を抑圧することによって
人のエネルギーを落とし
コントロールしようとする
仕組みの宗教もあるが

「食欲や性欲に対して
 罪悪感をもつ必要はない。
 むしろ大いにありがたく楽しみ、
 あかるい人生の活力とすべし」
というのが、僕の解釈する
愛染明王さまの教えです。

たしかに、食べ過ぎや性の漏らし過ぎは
体に休息を必要とさせることになるけれど、
もっと問題は、その罪悪感によって
心が暗く萎縮してしまうこと。

食べすぎてしまったら、
そのエネルギーと勢いを有効に使って
食べ物の命を生かすほうがよいし
性を漏らしても、リセットしたと思って
休息も十分にとり、新しい風波に乗った
氣分でいたほうがよいと思う。

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実家のある浅草を
友達とあるいた。

どこを案内しようかと
思案すること自体、
本当は不自然なことかもしれない。

真に輝ける街ならば
ただ歩いているだけで
時めくはずだから。

極端な僕の思いつく
浅草改造?計画は

一、自動車、自転車の通行禁止。
  徒歩、リヤカー、馬にかぎる。

二、メインストリートは砂利道。
  裏道小道は土のみち。
  (雨水もしみ込み、地下水をつくる)

三、和服来訪者の厚遇。
  (外国人観光客もよろこぶ)

四、駐車場あと地は田畑に。
  浅草の飲食は地場のもの。

五、ごみはたき火か、土に還す。

六、トイレは土と連結。

七、通貨は貝殻。
  金の塗られたはまぐり、銀の塗られたアサリ
  銅の塗られたしじみ。

八、道には日陰をつくる樹と、誰でも休める木のベンチ。

九、建造物の条件
  1.一階建てにかぎる。
  2.地震で崩れても生き埋めにならない。
  3.火事で燃えても有害な煙が出ない。

コンセプトは「マイペース」。
誰もが自分のリズムのままで
生きられるまち。

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来月、江東区の北砂に開店する
大型店舗「アリオ」の中の
カルチャースクールのオープニングで、
ふろしき使い方講座をします。

今日、説明を聞きにいくために
都営新宿線の西大島駅から
歩いていく途中、
小名木川(おなぎがわ)にかかる
進開橋をわたりました。
(そのままもっと進むと、
にぎやかな砂町銀座の入り口になります)

僕が十代のころ、たまに自転車で通ると
この川はとても汚かった記憶がありますが
きょう橋から見おろすと、
意外にもかなり透き通ってる。
あとは、コンクリートの垂直護岸を見直し
水が土に触れ、水生植物の育つ環境にすれば
本当にうなぎが戻るかもしれない。

小名木川は、江戸時代のはじめ頃
人の手で掘られた運河です。
昔はうなぎがたくさんいて、
「うなぎ川」が語源という説も。
人工の川でも環境が整えば
生き物が集まるということなので、
再びヨシ繁る川になればと思います。

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昼間たまたま通りがかり、
夕飯に家族3人で訪れたカフェ「はこ庭」。
今夜は曇りですが、
本来は満月で夜道も明るいので
外へ出てみることにしました。
場所は東恋ヶ窪。国分寺駅と市役所の間くらい。

「赤ちゃん大丈夫ですか?」と聞きつつ入ると
先客も赤ちゃん連れのご夫婦。
聞けば、名は「時宗」くん。
うちは「虎之介」。

近ごろは未来的な当て字が
多いとききますが、
逆に古風な名も増えてきそうですね。

お店でもらった周辺の地図。
ある公園の説明に「ハトタダ」とあるので
?とよく見たら「ハト多い」でした。

ハトは、ハ(8)とト(10)で、
間の9(鳩)を表しているという説もあり。
街のドバト(カワラバト)たちは
平和のイベントなどで放された鳩が
野生化したものだという。
色んな種類の鳩がいるけれど、
脚はみな赤いようです。

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こんど、浅草の実家より
持ち帰る荷物のなかみは

・小刀:枝などを削って細工につかう
・小さい釘:薄い板に大きい釘を打つと割れるから
・土:ゴーヤのとなりにぺぽかぼちゃ(ズッキーニ)を
   育てるか考え中。実家の屋上に土がたくさんあるので
   重いけど持ってくる。
・泥:水田用。これも重いけど、イネのために。
・焼印:お風呂の木ぶたを、毎日裏がえして使うので
    分かりやすくするために押す。
   「横山特製」という字の焼印です。
・水草:メダカが卵を産みつけるため。
    実家にはオオカナダモもあるけれど
    外来種は積極的にはつかわないように
    しているので、モワモワのサヤミドロを持ち帰る予定。

あでやかなる風呂敷で背負ってしまえば、
中身が大量の泥とは見通せない。
誰だって、かばんの中は秘密の世界だ。
何も問題を起こしていない生徒は
荷物検査はしなくてよいと思う。

昔は、一人一人自分のひもの結び方があって、
それによって誰の荷物か分かったり、
結び目は本人以外は侵さざるべき結界であり
鍵の代わりもしていたという。

たしかに、Tシャツを脱がすのと
着物の帯をほどくのでは
覚悟がまるで変わってくる。

お酒に弱い人は、持ち帰られないように
着物で帯結びをきめていこう。

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いま、江戸前のハマグリは
ほぼ絶滅状態ですが

昨日、家に友達がふたり
遊びにくるので
ご馳走を探してたら
千葉県産の地蛤が売られていた。

小粒のものや輸入ものには
惹かれないが、そのはまぐりは
ふっくらころんとしてたので
人数分、4ひき買いました。

もしも、今はディズニーランドになっている
日本最大の干潟「沖の百万坪」が埋め立てられなければ、
はまぐりは1kg5000円(1粒300円強)には
ならなかっただろうと思いながら。

ありがたみもひとしおで、
残った殻は捨てずに
音入(おトイレ)と神棚に飾りました。

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息子の名は虎之介ですが、
愛称は「ちけぽ」
とらのすけぽ→とらのちけぽ
→ちけぽ です。

それで、今日タオルをかけている姿が
女王みたいなので、
エリザベスをもじって
ちけザベスと呼びました。

思い返せば、彼の異名は
・じぞう虫
・ごにょ虫いもいも
・マテバシイ(どんぐり)
・こびとトラ
・たこちゅう(湯上り)
・茹でトマト(湯上り)
などといくつも出てきますが、

そのうち幼名も卒業して、
たくましい「虎之介」に
成っていくでしょう。

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ひょうひょうとして品があり、
肩のちからが抜けて重心のひくい
日本画家の方です。

表札がユニークで、
5,6人のなまえが書いてありますが
中には涼宮というアニメのような名字も。
セールスや勧誘の方が来づらくなるそうです。
さらに、インターホン代わりに木魚。

類は友を呼ぶように、
自分の居る周りは
きっと氣のあう人たちであるはず。
ご近所一周と世界一周は同義と
聞いたことがあるので、
もっと身近で大冒険しようと思う。

今朝よんだ句。

・こつこつと
 一歩一歩
 あゆむ下駄

・梅雨前の
 うなじ焼きたる
 散歩みち

・山鳩の
 揺らす小枝を
 仰ぎみる

南の縁側のまえに
緑のカーテンを育てようと、
野口種苗(http://noguchiseed.com/)さんに
ゴーヤの種を注文しました。
近所の玉川上水沿いで、つるの巻きつく
ひもをつなげるための小枝を拾いました。

管理の行き届かない郊外にすんでいると、
色々なものが手に入る。
落ち葉や石ころ、廃材。
浅草にいた時は、チャボの巣箱に敷く
ワラがなくて、わらに包まれた納豆を買ったり
多摩川の河原まで行って枯れ草を摘みました。

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色は、当てる光によっても変わるから
リンゴだから赤い、という決まりはない
という意味で不定。
でも形は決まっていると思ってた。

今日の夕刻の帰りみち、何となく
「形も不定」とかんじた。
たしかに、見る角度によって
形はいくらでも変わる。

まして、物事は見る人の観念によって
違ってみえるから、やはり
「全ての事には意味がある」から
「全ての事には意味をもたせることができる。
 好きな意味を」

「笑っていれば大丈夫」から
「笑っていなくても大丈夫」
というように、
目から矢が抜けて
快くなった、小雨舞う夕時でした。

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今日は、父の還暦の誕生会でした。
浅草の実家の近くの「笹」という日本料理のお店。
写真は、祖母と父と僕と息子の四世代です。
年齢は、81と60と30と0。

1世代ごとの歳の差を平均25で考えると、
昭和4年生まれの祖母の
両親は明治37年生まれ
祖父母は明治12年生まれ
曽祖父母は安政1年生まれ

祖母は、息子にとってひいおばあちゃんですが、
祖母のひいおばあちゃんは江戸時代生まれ。

おとといもらった古い水がめも
まだまだ新しくかんじられる。
ちいさならんちゅうが
二尾およいでます。

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杉。  


子どものころ、さかな屋から
生きたサワガニを買うと、
いつもそこには
杉の若葉が入っていた。

そのときは理由を
しらなかったが、
杉は山の上のほうではなく
沢の近くなど水氣の多い場所に
生えるものなんだ。

風通しのよい尾根には松、
中腹には檜(ひのき)
沢付近に杉が生えていた。
水場に近い杉は、
昔から人々の暮らしと関わってきた。

沢で入手でき、抗菌効果もある
杉の若葉を、サワガニと共に
運んだのでしょう。

杉は水氣につよいので
桶や樽にむき、よい材ならば土台にも可能。
ひのきは最も抗菌効果が高く
法隆寺のように長持ちする。
氣分を高揚させる香り。
杉のほうがリラックスできる香り。
松は乾燥を好むので、梁(はり)などに向いている。
梁には同じく横に伸びた幹をつかうと強い。

こうした特性も、低温の自然乾燥によって
材の中に精油がのこっていてこそ生きる。
乾燥には時間がかかりますが、
ゆっくり作って長持ちさせるほうが
将来的にたくさんのしあわせを生むでしょう。

さかな屋で買ったサワガニは
オレンジ色でしたが、
三島と沼津のあいだの
柿田川公園で、雨上がりに
水色のサワガニが歩いてた。

杉の若葉をつかった浄水器のつくり方。
ペットボトルの底を切り
ふたには穴をあけ
逆さにして
杉の若葉と、砕いた竹炭を交互に
重ねていく。

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昨日の夕方、道端で拾った
クサガメを飼っていると書きましたが、
狭くてかわいそうになり
どこかへ逃がそうと考えた。

思い浮かんだのは、
国分寺駅南口から行ける
お鷹の道の小川か
その先の真姿の池。

逃がしても大丈夫そうか下見に。
子どもたちが小川で生き物を探していたが、
バケツには何もいなかった。
ここに放したら誰かが捕まえて飼うかもしれないが、
それが狭い容器では逃がす意味がないので
弁天さまの祀られている真姿の池のほうがよさそう。

そう思って、帰宅して亀を袋に入れて
また池へ行こうと自転車をこぎ出したら、
近所の子どもたちが遊んでる。
「亀が逃げた友達いる?」ときいたら
「幼稚園の亀かもしれない」

それで、幼稚園に行くと
亀はちゃんといましたが、
もらってくれることになりました。

こうして、クサガメは
あおば幼稚園に入園し
うちには水がめが残りました。



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どんなに好きなカフェであれ、
他の客も、店員さえもいなくて
自分一人だけだったら、
自宅にいるのとそう変わらないでしょう。

カフェの空間は人がつくっていると思う。
店員と客と自分の織りなす
目に見えない氣のようなものの交流。
そこに集う人たちがすてきならば、
魅力的なカフェとなる。

すてきな人に来てもらうための看板が、
カフェの外観や内装、メニューなどだと思う。
だけど、それを表面的な小手先のイメージで作っては、
同じように深みのない人しか集まらない。

外観や内装を生み出すものも、やっぱり人です。
オーナー、経営者、店員など関わる人の人柄から
自然に醸しだされてきたイメージやアイデアによる
外観や内装でなければ、感じる人には見抜かれてしまう。

一人一人が自分を高めるしかない。
それは、環境、飲食、音楽などによっても変わる。
そして、自分と通じる人との出逢いあり、
新しいうれしいものを生み出すことにつながっていく。

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以前、人の7割は水、2割出逢い、1割音楽と書きましたが
どれも、流れていくものです。

昨日も流された。
帰路で巣鴨を通り、
「そういえば、駅前に藍染屋があったな」と
探したが見つからず、代わりに
美容院のチラシを受け取る。
インドカレー屋のチラシ配りをしていたことがあって
受け取ってもらえると嬉しいので
僕もなるべく頂くようにしている。

髪を切りたい時だったが
真に行き着けのお店はないので、
カットが2000円代は安いと思って
チラシのお店へ行ってみた。

ガラスごしに3人ほど客が見えたので、
店内は薬剤の匂いがこもってそうと思い
すぐ隣にあった普通の床屋さんに入る。
カットは4000円近いけれど、
髪は大事なものだから。

昔ながらの理容室で、
夫婦で白衣を着ている。
白髪で大柄の主人は
伊東四郎と伊集院光をあわせたような人。
確かなハサミ裁きで、きれいに仕上げてくれました。

こうして、計らずも髪を切った時間差のお蔭で
帰りみちにノコノコ歩いてたクサガメを拾い、
それを見たご近所さんから備前焼の水がめもいただき、
さらに亀を飼う容器を確保する流れで
今朝は田植えもしました。

きっちりと計画しなくても、漠然と思っていれば
自然の流れが生ずるものだなあとかんじた。

分相応に、マイペースに、愚直に
これからも自分のリズムで生きていこうと思う。

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今日の夕方の帰宅途中、
道端にカメがのこのこ歩いてる。
クサガメです。

日本の淡水亀は
イシガメとクサガメがいます。

誰かのペットが逃げたのかと、
カメを拾って近所を尋ねたけど
見つからない。

仕方なしに持ち帰り、
田植え前の発泡スチロール田んぼに放した。
氣持ちよさそうに泳いだり
潜ったりするけど、そのうち
逃げようとする。
周りに池もないし、車が走るので危険。

とりあえず、金網をかぶせて
石をのせた。
亀はのろいと思われがちだが、
甲羅を背負いながら
どんどん歩きすいすい泳ぎ、
高い所にも這い上がる。
逃避力はカブト虫並みです。

昨秋の引っ越し以来、
話したことのないご近所さんも多いので
「亀が逃げましたか?」を
きっかけに声をかけよう。

隣にすむ女性に亀をみせていたら、
そのまた向こうに住む男性が通りがかりました。
僕は初めて見る方で、なんと日本画家さん。
「使ってないカメがあるけどいる?」
昔骨董商から買ったという、趣のある立派な甕(かめ)で
江戸時代のものだそうです。
打ち水用にするか、蓮か金魚用にと
ありがたく頂戴しました。

きょうはかめの日。
道端で亀をひろい、水がめまでいただいた。
人生何が起こるかわからない。

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