昨日ブログに書いた「布を切らずに裂く」ですが、
今日やってみたら、ちゃんとまっすぐ裂けました。
ハサミで2,3cm切れ目を入れたら、あとは
すぱーーっといっきに引き裂く。
最後で止まることが多いので、
そこは無理をせずハサミで。
裂いたことによる布のよれは大したことなく
アイロンをかける必要はなかったので
あとは裂いたラインを三つ折りし
並縫いなりミシンをかければ
風呂敷になる。
裂いた布は繊維がそろっていて
より丈夫なはず。
1つ問題なのは、裂き終わりの角が
すこし伸びるので、三つ折りしても
角が少し飛びでて見栄えがよくない。
これを解決するには2通り。
1.裂き終わりの3,4cmはハサミで切る。
2.三つ折りする前に、角を小さく三角形に折っておく。
ともあれ、これで作業時間が少し短縮されるので助かります。
布を切るのと裂くのとの違いは、木ならば
のこぎりで切って板をつくるのと、
斧か何かで割って板をつくるのとの違いと似ている。
割って作った板は木の繊維に沿っているので
水が染みにくく、屋根にしたとき雨がきれいに流れやすい。
沢に生える杉の材なら、なおよいかな。
話変わって
「いつか作りたい、つよい風呂敷」
1.大アサの糸を本藍染めで濃紺に先染めする。
2.その糸で布を織る。
3.その布を裁って縫い、ふろしきにする。
4.びっしりと刺子(刺しゅう)する。
せっかくなので麻の葉模様に。
5.最後に柿渋を塗る。
たまに手入れすれば、300年はもつかも。
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