ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 



庭の湿った石の上、
アリかと思えば
小さな赤ちゃんカマキリが
ゆっくりと歩いてた。
傍らには、これまた細くちっちゃな
なめくじが、物音立てずに這っていた。

今日は雨はなく、風の涼しげな日。
三鷹でのふろしき講座は
1時間と短くてペースを早めましたが、
何とか有意義な時間になったと思います。
昨日まで縫っていたふろしきも少し売れた。

昨日うちに遊びにきた近所の小5の子が
ふろしきを結んだバッグを手に
「これを持っていると安心する」と言ってた。

やさしい布の触り心地もあろうが、
結び直せば姿を変えて、
様々な場面で危機?から救ってくれる
ふろしきの潜在力を
無意識に感じたのかもしれない。



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タタミに落ちたご飯粒を、ハイハイしながら
ニワトリのようについばんでいる。
それが僕の仕事。

このご飯は、1才の息子が
手づかみではみはみしながら
こぼれ落ちた、おむすびの構成要員たち。

うちは小さく、ほぼ1つの部屋で
数々の任務を消化しているため、
日に数回、小ぼうきで畳を掃いて
清浄を保とうとしている。
だから、散らばったご飯つぶにも
ホコリや髪は付きづらく、
幼な子の撒いた飯粒はむしろ
天からの贈り物として
ありがたく頂戴している。ぱくぱく。

最近、美味しい卵を送ってもらったので
久しぶりに卵かけご飯を吸った。

動物性たんぱく質をとる時は
いかに消化よく食べるかが鍵となる。
卵には長ネギが合うので
溶いた卵に刻んだネギを混ぜて
少し寝かせておくとまろやかになる。
醤油も蛋白質分解酵素があるので、
一緒に混ぜておく。
昔の人は、ネギや生姜、大根などを
共に料理して、当たり前のようにやっていた。

肉を食べ過ぎたりして消化不良を起こすと、
やがて血管内側に未消化物が溜まって
血管が細くなるという。
それによって生じた心身の締まりを緩めようと、
お酒や甘いもの(砂糖)を摂りたくなるが、
緩むのも一時的なので
習慣になって健康悪化を招くらしい。

たんぱく質を分解する薬味やスパイスの中で、
体が求めるもの、食べて美味しいものを
摂るようにしたほうがよいでしょう。

僕がこれを書いたのは、
肉が悪いというよりは、
消化できなかったことによって
反動的に欲する砂糖やアルコールの多量摂取が
問題と思うので、
肉などの動物性のものを食べるなら
安物や出来合いのものを手軽にではなく、
素材のよいものを選び、
かつ下ごしらえなどある程度の手間をかけて
おいしくおいしく料理する
大ごちそうとしてとらえたほうが、
楽しみも増えてよいと思う。

毎日食べるよりも、3日に1度、3倍よいものを食べる。
そういう考えでいけば、高いものでも経費は変わらない。

卵パワーのお蔭なのか、
2日間で36枚の風呂敷を縫い終えました。
ハサミを使わずに布を裂くようにして早くなった。
少し縫い損じたものは練習用に回します。

梅雨に入り、なめくじのはかどる季節。
明日は晴れの予報。
三鷹でふろしき講座をします。

手相などで当てられますが、僕は元々
たくさんのことを考えすぎる性格。
それが極まったのか、最近は逆にぽわっと、
自我を消失したようないい感じです。
風まかせに歩いてこう。

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昨日ブログに書いた「布を切らずに裂く」ですが、
今日やってみたら、ちゃんとまっすぐ裂けました。

ハサミで2,3cm切れ目を入れたら、あとは
すぱーーっといっきに引き裂く。
最後で止まることが多いので、
そこは無理をせずハサミで。

裂いたことによる布のよれは大したことなく
アイロンをかける必要はなかったので
あとは裂いたラインを三つ折りし
並縫いなりミシンをかければ
風呂敷になる。
裂いた布は繊維がそろっていて
より丈夫なはず。

1つ問題なのは、裂き終わりの角が
すこし伸びるので、三つ折りしても
角が少し飛びでて見栄えがよくない。

これを解決するには2通り。
1.裂き終わりの3,4cmはハサミで切る。
2.三つ折りする前に、角を小さく三角形に折っておく。

ともあれ、これで作業時間が少し短縮されるので助かります。

布を切るのと裂くのとの違いは、木ならば
のこぎりで切って板をつくるのと、
斧か何かで割って板をつくるのとの違いと似ている。

割って作った板は木の繊維に沿っているので
水が染みにくく、屋根にしたとき雨がきれいに流れやすい。
沢に生える杉の材なら、なおよいかな。

話変わって
「いつか作りたい、つよい風呂敷」
1.大アサの糸を本藍染めで濃紺に先染めする。
2.その糸で布を織る。
3.その布を裁って縫い、ふろしきにする。
4.びっしりと刺子(刺しゅう)する。
 せっかくなので麻の葉模様に。
5.最後に柿渋を塗る。

たまに手入れすれば、300年はもつかも。

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・軽くてかさばらない
・1枚で何役にも使いまわせる
・臨機応変に工夫し、結び直すことができる
・日常も非常時も同じ使い方
・布の素材・色・模様でおしゃれを楽しめる
・洗うも干すも、しまうのも楽ちん
・失敗しても、何度でもやり直せる

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雨だすが、
今日は日暮里で
ふろしき用の布を40mほど買うのと、
浅草の実家のお店(合羽橋のヨコヤマ)で
デコレーション型(円いケーキ型)の21cm・底取れを
買う予定です。

僕は今まで布を裁断するとき
なるべく丁寧に物差しで測って
チャコペンシルで線を引き
ハサミでチャキチャキ裁っていましたが、
次は試しに、2cmほど切れ目を入れたのを
いっきに手で裂いてみるのをやってみます。
上手くいけば、これが最もまっすぐに
横糸の通りに裁つことができる。

布の端がよれよれするでしょうが、
そこは後でまとめてアイロンをかければよい。
マー、やってみないと分からないので
また報告いたします。

日暮里で買う布の風呂敷は、
主に講座での持ち帰り用を
依頼された場合のものですが、

母の住んでいる愛媛の
伊予絣(いよかすり)という
木綿の織物でふろしきを
手作りし、そんな風呂敷ならば
ぜひとも風呂敷屋をオープンさせたい!
という氣持ちもあります。
もしかして四国に移住するかも?

数年前のある期間伊豆で暮らしていましたが、
その町はちょっと静かすぎて、
にぎやかな浅草育ちの僕は
淋しくてほどなく帰ってきてしまった。
愛媛でも、松山の城下町や道後温泉近辺ならば
同じ観光地であるし
周辺には自然にも恵まれているので、
ふろしき屋をしながら田畑をするのも
ありかなと思っています。
大好きな鶏を飼いたい。うずらも。

何より、息子にとっておばあちゃんと
接する経験が増えるのはよいことと思う。

ともあれ、2年ほど前に母が
愛媛に移住して以来
1度も逢いに行っていないので、
今度遊びに行って観光したいと思います。

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お蔭さまで無事にラジオ出演を終えて帰宅しました。

今日は11時に家を出て、収録は横浜で13時半過ぎだったので
お昼ご飯のタイミングが無く
水を飲み飲みの道中でした。

帰宅もまた半端な時間だったので、
夏みかんをぱくぱくしながら
夕飯を待ちます。

さっそく番組のブログに載せてもらっていました。→こちら
改めて見ると、浴衣に帽子姿は不思議な感じですが
これは首の日よけ付きの「潮干狩り帽子」として紹介しました。

帰りに中華街でも寄ろうかという発想もありますが、
雨の降りそうな曇天であるし、チャッチャと帰ることに。

何もせず長時間、電車に揺られることは慣れていますが、
駅の本屋で『涼宮ハルヒの驚愕』という小説を買いました。

僕は車内に立って片手で読んでいましたが、
目の前の座席では、左の男性はジャンプのような週間漫画、
右に居た抜けるような白肌の女性は
『暗い時代の人々』という本と、
タイトルの書かれていない厚めのすすけた本を交互に読んでいた。
「国際連盟」という言葉がたまたま目に入りました。

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明日、ちょっとラジオに出るかもしれません。
FM横浜13:00からのE-ne!という番組内
13:30からの「エシコン」というコーナーです。
番組HP

早口な上に緊張で、どうなるか分かりませんが、
もし聴かれたら応援お願いします。

今日、クッキーを焼いたのを食べて、麦茶を飲んだら美味しかった。
どちらも麦だから、意外に相性良いのかな。

ここ2,3日で息子虎之介が歩くようになりました。
早くから無理に歩かせようとするとO脚になりやすいと聞いたので
焦らず見守っていましたが、氣が付きゃ背を越す竹のように、
日々、一歩一歩成長していますね。

ラジオでは、風呂敷の日常と非常時それぞれの
使い方を説明しようかと思っていますが、
本当は、日常も非常時も結び方は同じ。

買物袋がそのまま非常持ち出し袋となり、
腹巻型のウエストポーチは貴重品保護や防寒にもなる。

だから、特別な訓練をしなくても
普段使っていて数枚携帯していれば、
外出時に何かあってもすぐ生かせる。

僕は、カバン自体も風呂敷なのですが、
持ち物検査をすると

1.本体(大風呂敷に、75cm中風呂敷のカバーをして背負う)
2.水筒
3.小物入れ…これも風呂敷
(マイ塩、水スプレー、小ハサミ、安全ピン、シュシュ、
 輪ゴム、ひも、印鑑、フィルター付ストロー)
4.小風呂敷(50cmバンダナサイズ)3枚
5.財布…風呂敷を結んだもの
6.手帳
7.レジ袋(濡れものや、ゴミ入れに使う)
8.手ぬぐい
9.大風呂敷(1m前後。買物などに使う)1,2枚

だいたいこんな感じ。
風呂敷歴10年のなかで
落ち着いたオールスターです。
これらを包んだ風呂敷バッグをいつも背負っていますが
軽くて楽です。

緊急時には、ひもと手ぬぐいでふんどしにもなる。
水スプレーは、車内などで手を洗いたいときに。
安全ピンは、着物の胸もとがはだけないよう留めたり。

傘を入れていませんが、頭は小風呂敷の帽子、
体は防水生地の大風呂敷を1枚忍ばせておき
マントにすると、ある程度守れます。
もちろん、雨天が分かっている時には
傘を持参し、ミニタオルも入れておきます。

近所を手ぶらで散歩するときは、
風呂敷を斜めに折りたたんだ帯を
腰に締めています。
もし何かあれば、ひらりと広げて使う。

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ホームページのプロフィールに、
「風呂敷0段」という資格を加えました。
冗談ぽい感じですが、
ふろしき道とはそういうものでしょう。
横山功HP

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こすずめの騒ぎ、
桑の実熟す折り

今日は、亀有にある
友達の着物屋の店番をしました。
僕も着物は着るけど、あれこれ詳しいわけでもないので
接客はお客さんに合わせて、何とかかんとか。

風呂敷を買いにきたお客さんには
張りきってはきはきと答えました。


愛媛の母の庭のアマガエル。

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また、あれこれ。

・美味しいタマゴの卵かけご飯を
 たぐりたきものよ。
 ほんとに美味い卵ならば、
 そのままか、塩のみで
 充分に天に昇りそうなしあわせの味。

・自分で縫ったふろしきを
 藍染してみたいなあ。
 あえて、絞り染めはせず
 何度も染めて濃紺にする。
 そこに、白い刺し子(刺繍)で
 名前など入れる。
 
 絞り染めをしない理由は、
 やはり本藍で染まった部分は
 強度が増すので、全体的につよくしたいから。
 近ごろ、丈夫というものに憧れているみたい。

・以前、麻で作った子ども服が
 涼しくていい感じなので
 もう1着縫う。四角いのを
 並縫いするだけで、1着10分くらいでできる。
 和のものって、仕組みはシンプルが多い。
 その表面を、職人はこだわって時間をかける。

・田畑のできる所に引っ越したい。
 遠くてもよいが、風呂敷を伝えることも
 続けたいので、観光地的なところがよいかも。
 風呂敷の使い方を教える、
 ふろしきを作る、皆と一緒に作る
 風呂敷の使い方の本を作る
 そんなことをしてみたい。

・昔はしょっちゅう通っていた京都に
 ずいぶんとご無沙汰している。
 着物姿に風呂敷しょって
 夜間高速バスで行っていた。
 車中、暑いときは長じゅばんで寝てた。
 鴨川を、着物とハカマで歩くのは
 何ともいえない嬉しさを感じる。

・僕は肉や魚が嫌いじゃないのだけど、
 子どものときに充分すぎるほど食べたので
 現在は外食ともらい物の他には
 たまにウナギを買うのと
 クリスマスに鶏を買って焼くくらい。
 実家に行くと、僕がやせ細って死なないようにと
 祖母が色々持たせてくれる。
 先日、冷凍の鶏肉をもらったので
 今日はチキンカレーを作った。
 実家ではペットとしてチャボを飼っていたし
 生き物が大好きなので、成仏も込めて
 下ごしらえに時間をかけている。
 すると、生臭みもなく柔らかく、
 油もさらさらに光ってとても美味しい!
 動物のパワーが自分と一体になるのを感じる。

 現在、家畜は飼育環境もエサも
 あまりに不自然な状態にあるので
 たとえ最終的に人が殺して食うにしても、
 生きているうちはストレス無く
 のびのびと楽しい毎日を送ってほしい、
 そういうやり方に変わっていけば、と願う。

・早く亡くなる人は、それだけ濃い人生を送ったのだなあ
 と、思いたいときもある。
 密度の濃いことをすると、そのバランスをとるために
 これまた極端な方法がとられる。たとえば、
 息をつく間も無いほど飛び回れば、それが済んだあとに
 ホッと緩ませようと、お酒や甘いものを多く摂ったりする。
 それを繰り返していけば、日々濃く充実していても
 内臓は徐々に疲れきり、出される酵素も減少するだろう。
 そのうち、当然のごとく節々に異変が現れてくるが、
 「ああ、何てことに」と嘆き悲しむよりも
 …自分は今まで、ちょっと頑張りすぎたかも。
 充実してたなあ。体もそろそろ卒業したいのかな。
 あとは自然の成り行きに任せながら、自分自身をかえり見てみる。
 ただのんびりと体を休ませているだけでも
 もしかしたら復活するかもしれないが、
 病氣になったら「私は頑張りすぎたみたい」と
 自分を誉めてよいと思う。
 はやく元に戻ってまたバリバリ働くぞ!というよりも
 もうちょっとマイペースに、そよ風の匂いを
 感じながら歩いてみようかなって、
 たとえ残りの人生が少なくても
 新しい視点で生まれ変わった日々を過ごしてほしい。

まとまりがないけれど、どんな人にも
成るようになった事情があって、
みんな精一杯生きている。

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奥さんが二胡(胡弓)教室に行っている間
留守番していますが、
息子虎之介を抱っこしてたら
いつの間にか、かくんっと眠っていた。

抱っこはお互い温かくていい。

今日はすこし肌寒いので
前に縫ったふろしきを乗せた。

好ましくは
1.麻の風呂敷
2.木綿の風呂敷

この順に重ねる。
麻は汗を吸って出し、
木綿はある程度熱を蓄える。

さらに
3.絹の風呂敷
をかけるとより温かい。

絹は、肌触りがよいけれど
汗に弱いので、寝るときに
風呂敷をかけるなら
麻、綿、絹の順がよいと思う。
見た目もつややか。

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きょうは、ちょっと
てんて子舞いながらも
楽しき日でした。

10:30~11:30 吉祥寺で風呂敷講座。
13:30~15:30 小平でふろしき。

午前が終わったらすぐに
次に向かわなければ余裕が無いが、
お弁当を用意してくださったので
「焦ってもろくなことない」と開き直り
スタッフの方たちと談話しながら
お昼をご一緒しました。
井の頭公園の近くにある
米八というおこわ屋の。

食べ終わっていざ出発。
駅から一方向の循環バスで来て
帰りは遠回りになるため、
駅まで下駄でたかたか歩いた。
サンタのような大荷物で
せっかちに一心に進む。

電車で国分寺駅で降り、
徒歩15分の自宅までいったん
さらなる荷物を取りに帰るのだが、
タイミングよくバスが来た。

自宅に着くと、奥さんは
間に合うの!?と驚いたが
たんたんと、手洗いうがいして、
水を飲んでおトイレして、
荷物を加えて自転車に乗り換える。
雨はまばらだが風が強く
傘はかえって危ない。
(そういえば、自転車で傘は違法)

揺るるどでかい荷物を背に、
途中で電話もして何とか間に合う。
手ぬぐいで汗を拭き
ふろしきを斜めに折った帯で
さっと浴衣を着付ける。
そこに、ふろしきのウエストポーチを付けて、
携帯電話、ペン、メモ用紙、スイカカード
小鏡、家と自転車のカギを入れる。

詳細
・携帯はPHS。ここいらではつながりにくい場所もある。
・ペンはボールペン。鉛筆にはキャップが要る。
・メモ用紙は毎日更新。済んだことを消していく。
・カード入れには、スイカと免許と銀行カードと図書カード
・小鏡はヘチマのようなシルエットで枠はピンク。
 入手時期場所不明。こすれて消えかかっているキキララ。
・やはりカギには鈴が欲しい。

カラリとしない雨の日だけに、こういう
細かなことまでなぜか書いてしまう。

さて、無事に午後の講座が進みゆく。
途中から外は大雨。
持参した山のような風呂敷(練習用と新品)は
このままでは帰りに濡れてしまう。
講座終了時に
「新品の風呂敷を買っていただければ、
何とか傘の下に収まるかも(笑)」
と訴えると、風呂敷を覚えた受講者の方々が
いくつか買ってくださった。

これで、残りの風呂敷たちや着替えた浴衣を
きゅきゅーっと圧縮して結び、背負えば何とか
一つ傘の下。

短パン(実は海パン)に下駄で正解で、
足もびしょ濡れに自転車をこぐ。
こういう体感は、中学高校以降は
減っていきそうなものだけど
いまだ16年前の自転車で
当時と変わらぬ趣向の日々を送っている。

そのころは風呂敷といえば
学校に持参するお弁当を包む
バンダナくらいのものだった。

横山という名字のため
教室の後ろ窓際の席が多く、
すぐ脇なるパイプヒーターの上に
弁当を乗せておく。
昼休みにフタをひらけば
湯氣が立ち、母のご飯を
ふうふうといただきました。

今日から、ブログのタイトルを
「夜明けのふろしき」に変えた。
色んな思いが、自分でも氣づかず
込められているかもしれないが、
僕のマイバッグも、
麻(あさ…夜明け)の丈夫な風呂敷です。

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あれこれ。

・ミカンの花の香はすばらしい。
 胸をくすぐり時めかせる。

・希ましきボランティアは、
 人から頼まれるわけでもなく
 自ら氣づき、誰も知らないうちに
 完了しているようなのがいい。

・麻は木の皮の繊維のようなもので、丈夫だ。
 木綿は、藍染したり刺し子で強くするが
 麻は生成りのママでも避けにくい強さがある。

 麻は肌への密着感が少なく、裸に近い。
 木綿は柔らかくフィットする。
 麻で淋しい人が木綿で満たされるのだが、
 まだ日本が麻だけだったころは、代わりに
 人と人との触れ合いが多かったのかもしれない。

・昨日の、読売新聞多摩版に
 ふろしきのこと紹介してもらいました。
 まだ観ていなくてどきどきしてます。

・日本人は、自分の責任にならないことなら
 諦めてしまう傾向がある。
 あっさりしていてよい面もあるが、
 実際の苦痛より周囲からの評価を氣にするのは、
 島国や村のトラウマ?が根深いのか。

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いっぱつでっかいパンチを受けるよりも、
毎日毎日小突かれつづけたほうがこたえる。

リズムによる影響が大きいので、
もし今何か不調がある場合は
日々習慣となっているちょっとしたことを変えると
よいかもしれない。

改めてそんなことに氣づいたのは、
靴で出歩くのと、いっぽん歯の下駄で出かけるのでは
同じ歩くでも、体の意識や思考パターンまで
まるで変わってしまうことを再確認したから。

今日の夕方、歯が一本の下駄に乗って
散歩に出かけた。
バランス的には慣れているけど、
大切な下駄がアスファルトで
すり減らないようにと
ゆっくり歩くことになる。

足たちが一所懸命の折、
頭や心はのんびりと自由に
あれこれ思い巡らすことができる
優雅なひと時。

肩を下げ、足腰に意識が充満するから
頭で余計なことを考えたり、
要らぬ不安にとらわれることがない。

このように、ただ歩くリズムを変えただけで
生まれ変わってしまうほどだから、
日々の衣食住のちょっとした
繰り返しの影響はとても大きいだろう。

心と体はつながっている。
現代人の悩みの9割は食べ過ぎから生まれると
聞いたこともある。
燃焼するよりも食べるほうが大きいと、
バランスをとろうとして
悩むことにエネルギーを使ってしまうというのだ。

とにかく、下駄にて歩み行き
体と自然がひとつになった心地でしたが、
こともあろうに、僕はそのまま図書館に入っちまった。
静かなる館内、つるりと硬い床をいっぽん下駄で進めば、
カツッ!カツッ☆と強く響いてしまう。
上半身脱力し、足腰に氣を入れて
とこ、たこ、と柔らかに歩いた。

いつもの靴歩きなら「何の本を読もっかな」って
あれこれ思考を巡らすところだが、
今日は足が主人。考える氣も起きぬまま、
足は確信的に進んで、無意識に
欲しい内容の本にたどり着くのである。

頭で考えすぎず

胸で思いすぎず

腹で感じすぎず

足にまかせる!

体を意識しやすい
生活リズムを工夫してみよう。

ほうきで掃除する。雑巾がけ。
おむすびを結ぶ。
徒歩か自転車。
ふろしきを結ぶ、背負う。
手桶で湯を浴びる。

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福島は、照れた桃のような顔なのに

現在、大変な重荷を背負っている。
一人では重いけれど、
二人、三人で協力しながら
一歩一歩歩んでいくのだ。

抱えきれない事案に
胸ははちきれそうだけど、
素朴なまごころを
草木と風が守っていく。

この先、このふるさとで採れたものを
美味しく安全にいただくために、
ひと口を涙と噛みしめながら、
美しい大地へ蘇生させる。

明るいきみと、
可愛いあなたが出逢って結ばれた
この丘、細道、海の風。

日本は一本。歩いて歩いて、
時には避難、必ず再生。

いま、ここから
新しい渦がおこり
全世界、全宇宙に
すてきな、すてきなひと粒を
届けることができるように。

まんまるの中の一人、
小さくて、うんと強い。

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