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ひと昔前、
井の頭公園の水源はわき水でしたが
今は湧き水が枯れているため
汲み上げているようです。

枯れた理由は、周辺の宅地化と
いわれている。
宅地化によって、
雨水を蓄える「森」と
川の水をひいて地面にも
しみ込ませることになる「水田」の
2つが減って地下水が減少したのです。

今後、保水力に乏しい
放置人工林の改善と
食料輸入の減少にともなう
休耕田の再生によって、
雨水のしみ込む場がふえて
数十年後はまた地下水が
こんこんと湧き出るようになるでしょう。

本来、この大地の地層じたいが
大きくて高性能の浄水器です。
近所に湧き水やきれいな井戸水が復活すれば
災害時の水も安心です。

休耕田に水を入れて利用するには
蓮根栽培、どじょうの養殖
田んぼで泥エステなどもできるでしょうが
やっぱりお米を育てると
食料、資源(わらやもみがら)、風景、
水源、家族や地域の輪、生態系など
いろいろと貢献できるでしょう。
まずは、子どもの体験田んぼにしてほしい。
そこは収穫よりも教育を優先させて、
なるべく消毒せずに生き物観察ができるように。

全国で栽培されているコシヒカリは
もともと寒冷地の品種で
暖かい西日本などは一ヶ月はやめて
5月に田植えしているけれど、
気候に合わない品種は病氣と消毒をみちびきやすいので、
その土地本来の品種も大切にしてほしいと思う。

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