ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 



今日から晴れて下駄なので、履く時間もかからず
涼しく、足裏も蒸れず快適にございます。

それと、下駄のよいのは歩くときに足を持ち上げなくても
前に体重をかけるだけで自然と前進してしまうので
疲れにくく感じます。

もちろん、足裏に当たる面が堅いために
長時間履いていたら、そういう疲れは起こり得ますが
たまに休憩していれば問題なく、利点のほうが大きい。

もし転んでも、足と下駄がずれるので
足首から折れる危険が少ない。

だけどやはり、親指と人差し指の間に鼻緒が入って
指で締める感じがきっととても大事と思う。

頭でっかちに考えすぎる現代、自然と意識が足の指先に宿ることで
心身のバランスが調うでしょう。

冬じゃ寒いヨという方も、下駄向きのシーズン、この夏から
はじめてみてはいかがでしょうか。

職場のロッカーに靴を入れておき、行き帰りは下駄にするのも快適と思います(スーツと下駄が似合うかも問題なので
仕事着も会社で着替えられるとよい)。

下駄で駅をダッシュするのは向いていない、というか
おそらく走ろうという氣にもなれなくなるので
だからこそ社会に追い立てられずに
自分のペースを保つ、取り戻すことにつながりますが
下駄生活は足腰が冷えず巡りよくなって
よく眠れて早起きになり、時差出勤に貢献できるかも。

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シソは日当たりを好むが、半日蔭のもののほうが
葉が柔らかくなるということで
我が家でも条件の違う数ヶ所に植わっていますが、
野菜くずなどの肥料分を与えるのは日蔭ほど少なめがよい。
逆に、日当たりがよければ、やや多めでも大丈夫。

葉をつくる肥料分(窒素)の必要量と、光合成で産生さるる、
活動のための燃料(糖質)の量は比例関係にある。

うっとこで毎日摘んで使っているシソをもっと増やそうと、
周りに野菜くずを軽く埋めておいたら、
日当たりのよいシソはよく育つが
日蔭のものは窒素過多により丸坊主に虫に食われた。
他の目安として、葉が本来の色よりもだいぶ黄ばんでいるときは
肥料をあげたほうがよい。

また、ある植物がどのような日当たりに合っているかの参考として、
葉の表面積の大きいものは日蔭氣味でも大丈夫。
広い葉っぱで光をかき集めるし、
逆に日が照りつけると失われる水分も多い。
つんつん細い草は日差しにつよい。


長男は幼稚園が夏休み。僕は日中ほとんど出かけているので
あまり遊びに連れて行けないが、朝や夜に庭で虫探しはできる。
野菜くずを投げて(よしずで隠して)あるので
団子虫などが沢山ふえるし、草花にバッタやこがね虫も来る。
それらを餌とする雨蛙やカマキリが棲みつき、
バナナの皮にはカナブンやかぶと虫が寄る。

大自然は食物連鎖の法則で成り立ち、
餌のある所には必ず誰かが来て次の循環へつなげる
(目に見えない微生物のレベルから)。

現在、雄のカブト虫3匹に雌いっぴき。
あとお二た方女性を募集中。
息子はふやしたいそうだ。



本日、杉並区と浅草で打ち合わせをした帰りに
花川戸の履物問屋で下駄(ごく普通の駒下駄)を買う。
材質は桐と雑木(柳)があり、桐のほうが軽いが
日々履いて歯の削れてくことを考え柳をえらぶ。
しかも、毎日履き替えたほうが(とくに雨で湿った後)
長持ちしそうなので、二足買いました。

店で下駄に履き替えた足で実家に寄り、
ついでに浴衣に着替えて帰宅。

梅雨も明けて暑い日がつづいても、まだ夏の実感が20%ほどでしたが、
今日の昼にいただいた枝豆、おやつのかき氷、
そして浴衣を着ることで夏きぶんは50%にアップした。

あとは息子とプールに行って水着を着、せみ時雨を浴び、
もっとスイカを吸い、水キムチの汁に浸した冷麺をすすれば
80%になりましょう。
まあ、そうやって夏に浮かれようとしなくても、
実家の片付けなどしたほうが よほどスッキリして
充実の夏になるけど。

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カブト虫が裏庭の野菜くず投げ場のバナナの皮に
着いていたり、いつの間にか飼育容器に入っていたりで
雄ばかり4匹も集まりましたが
多すぎるので友達に分けることに決めた
そんな夜、容器から漂うバナナの薫りか雄のフェロモンに
誘われたのか、メスもようやく飛んできました。

2つがいを飼って、卵、幼虫と育っていけばと思います。


来月8/9に生後1周年を迎える娘が、
パフュームというアイドルグループの「レーザービーム」という曲に合わせて
揺れていますので、バランスとして追分節を流しています。


水キムチがよい感じです。朝起きてからとか、ちょいと小腹の
空いたときに、いきなり菓子やパンをつまむでなく
とりあえず、酵素いっぱいの水キムチのお汁を
飲むことで、氣持ちがさっぱりと満たされたり、
その後何か食べるにしてもその消化をたすけ、
体の負担を軽減します。

要するに、飲める濃さの塩水に野菜を漬けて発酵させたものですが
塩分が抑えられた分、薬味のショウガ、にんにく、唐辛子、長ネギなどで
他の菌を抑制しながら乳酸菌を莫大に増やすものです。
ほどよく酸っぱくなったら冷蔵庫で保管しますが、
保存食というほどのものでなく、浅漬けや糠漬け感覚で
日々こしらえては飲み、食べるという感じです。


8/7(木)は、月に1度の古武術ワークショップです。
今回も、浜松から剣士の一樹氏が教えに来てくださる。
その交通費をできるかぎりまかなえたらと、
参加費(維持費)2000円を設定しています。
14:45に多摩モノレール万願寺駅の改札外に待ち合わせです。
参加希望の方は、メール isamix@gmail.com までお願いします。

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息子の虎之介4才がザリガニを飼いたいというので

浅草の実家から、屋上に置き去りの水槽を先月ころ持ってきました。
この水槽は昔どなたかの手作りなのか、角が角ばっていて
子どもに危ないと思い、はじめ布ガムテープを貼っていましたが

見た目の問題もあるので、今朝、牛のツメを削る用の鎌
(以前兄が買って、使わないからともらったもの)で
ならしておきました。

ザリガニは、どこか近隣でとる予定ですが
いつでも棲めるように準備してあります。
砂と小石を3種類ほどのサイズでブレンドした
砂利が敷いてある。自然界と同じく、混ざっているのがよい。
石の大きさによって、住み着くバクテリア(環境浄化の役割)も
変わる。

あとは、庭にあった石や、何年も使いまわしているホタテの殻、
台風で落ちたケヤキの枝を結んだイカダ、姫睡蓮、浮き草によるおうちで、
小さなサカマキ貝やゆらゆらのヒル(血は吸わない)、
円いみじん子が既に暮らしている。

ザリガニ(一般的な赤いアメリカザリガニ)も外来種ではあるけど、
息子が自分でとって飼うならよい。繁殖させる氣はないが。
外来種問題に関しては、ともかく、様々な条件の居場所を確保・保存して
棲み分けができたらよいと思う。
いつも脅威を感じるのはむしろコイだ。
公園の池や、最近の川にいるどでかい鯉は、中国のマゴイや
在来のノゴイとマゴイの雑種とも感じる。
貪欲に何でも食ってしまうため、エビや小魚などが隠れられる
浅瀬なりヨシの水辺他、色んな環境が残されているとよいので
護岸工事をするにしても、そこを考慮いただけるとありがたい。

話が戻るが、やはり水槽の底に小石が敷き積もっていると水は美しうなる。
ここにいづれエビガニが入って、餌の食べ残しや糞が出ても、
微生物による分解、植物による吸収、石の鉱物電位差による酸化の抑制、
太陽の紫外線に伴う活性酸素による適度な殺菌などなどにより
水は腐らずに生きた循環がめぐるだろう。
もちろん、ザリガニは入れすぎないように。何事もバランス感が大切。

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水キムチは、基本的に塩と野菜を使った
ありふれた漬物のようではありますが、
違いは水を入れること。
そして、塩分はその分薄くなりまする。

塩氣が抑えられることで 塩に強くない種類の乳酸菌もふえるので
一般の塩からい漬物よりも菌の数が倍増し、
その分沢山の酵素に満たされます。
そして、汁もそのまま飲める濃さです。

しかし、塩が減る分 様々な他の有用でない菌もふえる心配があるので
一緒に にんにく しょうが 唐辛子粉、長ねぎぶつ切りも入れてで殺菌します。
そのうち乳酸菌がふえて乳酸を出し
酸っぱくなれば、その酸によっても他の菌は殺菌されやすくなります。

また、水キムチには白玉粉を溶いて熱し混ぜたノリやリンゴといった
糖質も加えます。これは乳酸菌の餌になります。
青菜や白玉粉(もち米)には蛋白質もあり、菌の体となり
デンプンやリンゴの切り身はエネルギー源の糖として発酵を穏やかに進めていきます。

塩の量は、お汁を美味しく飲める濃さですが
はじめは野菜の水分も出るので、若干濃いくらいでよいです。

酵素があるので加熱せず、ご飯の前に前菜として食べる(飲む)と、
その後の食事の消化吸収を助けてくれるでしょう。

タッパーでつくって常温に置き、1,2日でよい感じに発酵したら
冷蔵庫に保存しながら食べまする。

我が家も、これからは日々つくって食前にいただき、
家族の体調の維持・増進に貢献したい。

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夏に入り、庭の田や池(プラ舟)のおたまじゃくしが
続々、雨蛙となって巣立っている。
先月から越してきた新居は浅川のそばであり
前の多摩平よりも低地だろうから(標高は都心よりもずっと高い)
台地をこのむカナヘビやヒキガエル、青大将はまだ来ず
雨蛙、日本トカゲ、シマヘビ向きかと。

僕は生きもの好きながら、小川も林もなき浅草生まれ故に
いきものに対する好奇心の子ども心がいまだ遺っている。
いつか卒業できるよう、生物いっぱいの豊かな環境を
身近に創っていきたいのですが、

環境も、ソフトとハードがあると思う。
たとえば何らかの技術をつかって 汚れた川の水質が
格段に改善されたとしても、その川が鯉しか棲み得ない
コンクリート垂直護岸であれば、豊かな環境とはいえない。

こういうのは、エコであらむと
冷房の温度を上げたり、こまめにスイッチを切るのに似て
電気料金の節約になっても、実際に近所の川にホタルが戻ったり
丘にノウサギが跳ねることにはつながりにくい。

水質が悪くとも、棲みかとなる自然な石積みがあって
ヨシの群落も繁っているという、かたちの要素、
一目瞭然にいきもののいそうなハード部分に、もちっと
心を配ること。そのハードこそが、自然に水質を改善するシステムとなる。

それと併せて、一般大衆は、金魚鉢に注いだらそのキンギョが生きられないような
洗剤、シャンプー、入浴剤、練り歯磨き、パーマ液、毛染めの選択に意識を向けて、
メーカーは積極的に健康と環境に負荷のない(むしろ過去の汚染を清算する)製品へ進化させる。
前のものよりはちょっとばかり有害性が低いとか、
よいといわれるものを一滴添加しただけでエコエコと謳うのではなく。
子どもがなめても、メダカの池に混ぜても問題ないものを。

そして政治は、国はそれを後押しする法律を整える。
本当の安全保障は、真に健康な環境に他ならない。

玄関前でヨシを育てること。バケツでよい。台所排水や残り湯を注ぐ。
そこから芽生える、いのち、環境、水への意識が育まれたら、
ちょっとしたことだけれど、ただ数字上の環境問題を叫ぶよりも
千人力となるべし。

全国的に、ゴーヤを中心とした緑のカーテンは定着している。
加えて、ヨシを育む「緑のよしず」大作戦が広がれば、
そこに在るだけで、大きな影響力が発信されるだろう。
行く行くは、家庭排水が直接、パイプを通って
ヨシのビオトープに注がれ、そこで浄化された水を
家庭菜園や非常用に二次利用できるシステムの家のふえていくことを。

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ふろしきの生かし方を200通りほどまとめた本を
いずれは作成したい思いもございますが、
まずはインターネット上でそういうページを作ってもよいかと。
合間を見ながら、地道にたんたんと歩みます。
だけど、完成したものが世界中のみなに
大いに役立てばと確信しながら。

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先日、大きめの容器に移植したヨシ。
いつか、生活廃水を注いで浄化する
ヨシの水辺の各家庭にあらまほし。

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家と塀の狭い隙間に植えたミニトマトも
赤い実をならしはじめています。
もともと砂利敷きだったのを少し掘って土を足した所ですが
新開地はこうして開墾されるのだろう。
ただ、小石による浄化機能(電子の発生、虫や微生物の棲み家)もあるので
全て取り除いてはおらず
元々群生していたドクダミも、少し離れた所は残している。

野菜くずは、そのままおけばナメクジやだんご虫が殖えるし、
浅く埋めると微生物により発酵して肥料になる。

自然界ならば、降り積もった落ち葉や枯れ草の、
表面付近を虫が食い、内部に微生物のいる状況。
落ち葉だけ積もっても発酵しずらいが、
そこに雨や虫の死骸、糞という窒素分が混ざると発酵が盛んになる。
微生物も、からだを作るには蛋白質の元である窒素が必要であるし、
活動には糖質(糖やでんぷん)を使う。

さて そんな土環境において、植物は根から窒素を、
葉の光合成から糖を産生しますが、
葉緑素の材料も窒素なので、土が窒素不足だと葉が黄色じみてくる。
一方、水分や光が足りないと根源のエネルギー(カロリー)不足で
生長が遅くなったり、維持できない葉(特に日蔭部)を
枯らし落とす。

我が家で3年間ほど育てているヨシは
窮屈になった器の中で根ががっちりぐるぐると
ひしめいていて水分もあまり注げない状態であるし
葉もやや黄ばんできたので、先日建材屋で、
丈夫なセメントこね樽を買い、移植することにしました。
ただ、土が足りません。

この方、土を買うという発想に乏しかったですが
庭は小石に覆われているし 掘り起こすのも氣抜けそうなので、
いざ 多摩川の石田大橋を越え ホームセンターで
砂と赤玉土(小粒)を買いました。

帰宅し、ホーローバケツにみっしり根張ったヨシを
根の塊ごとずいずいと引き抜いて、改たしき樽に移せば
不思議と赤土の水の濁りが一瞬で澄みわたり、
すいすいと水がゆれている。

ここに残り湯や、時に野菜くずなど放っておけば
ことさらヨシはぐんぐん育つかな。

日本は古く「豊葦原瑞穂國」(正式にはもっと長い)や秋津島(本州)と呼ばれ、
ヨシとイネの繁れるくに、赤トンボの島という意味なので
要するに雨と山で流れ出た水と粘土に覆われて、
湿地や小川、水たまりが多い平地はヨシが茂り水田に向いているし、
空が黒くなるほどトンボが飛んでいたと
(餌である虫やボウフラや居場所が豊富)。
稲作がはじまる前からそこに元々あったヨシは、
まさにシンボルプラントにふさらしい。
水質浄化と生き物の棲み家、人の暮らしにも貢献する
(茅葺き屋根やヨシズなど)。

丈夫な多年草なので、各家庭の玄関前でもバケツやかめ樽で育てたらよいと思っています。

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あいも変わらず混迷たる時代、
愛、さればこそ命は消えては現るれ。

仰向けに寝た自分の胸が上、0才の娘を乗せたまま、
2人ですやすや眠りこけた。
彼女のお風呂に呼ばれるまでのほんの3分かもしれないが、
熱き夜にもかかわらず、心地よい温もりを得、疲れも消え去る。
エネルギーの塊、赤ちゃんに癒されたのか。
ちいさき体なれど、大音量で鳴き、這ってどこにでも進む。

教えることはあまり無い。
守りながら、
ただ自らが 素直にいきる背中を広げるに尽きる。

特別扱いもせず タンタンと、
ひとりで みんなで 生きていくための
最低限 最大限の すべが身につくように

何ひとつも期待をかけず、
奇跡的に巡り逢ったいきもの同士として、
ちいさき 愛(かな)しきいのちを
めいっぱい、肚いっぱいめでたい。 

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こんどのおうちは、台所にダイニングテーブルを置くだけのスペースがある。

居間の食事でよいし、そのほうがみなで正座できてリンとするのだけど、

通称「ギャイちゃん」と呼ばれるようになってしまった11ヶ月の娘の
亜依が、げんきで食いしん坊で、座卓の上に這い上り、
ことごとくひっくり返したり食べ散らかすのを
他の家族全員で食い止めつづけるという日々も大変なので、

やっぱりダイニングテーブルを置くことにしました。
近所に、シルバー人財の方々が修理などして販売する
リサイクルセンターがあり、その中から、無垢の(集成材ではない)
1万円のテーブルを選びました。台車を借りて家までがたごと運ぶ。

しかし、まだ椅子がありません。元々我が家は床の暮らしだったので
以前古道具屋で購入した、味のある椅子が1台のみ。
リサイクルセンターのイスは、つきづきしう感ずるものが無かったので

現在、椅子を求め中です。

それで、近隣のリサイクル屋など調べて自転車を飛ばしても、
小物ばかりの店だったりと、なかなか見つからない。
こうしてからだを使って探しつづけるうち、イスに対する思いは
おのずと強くなる。そうして足を運びつづけ、それでも出逢いがないと、
つよい思いは体にしみてさらっと風が吹き、いったん頭からイスが外れる。

こうなったら、特段イス目当てに動かなくても、細胞のアンテナが
無意識でもイスに向いていて、何とはない場面で
ふさわしい椅子に遭遇しやすくなる。
どんなのがうちに来るかわくわくしています。

結局、帰りに建材店に寄って、庭で育てているヨシを植え替えるための
こね樽(セメントなどを混ぜる丈夫なバケツ型容器)を買いました。
店のおじさんは、自転車の荷台にひもで結ぼうかと仰ってくださいましたが、
小風呂敷を斜めに折りたたんだ帯を2本つなげたのを
樽の取っ手に通して、端同士を結んでできた輪っかを2重に折り、
頭と腕一本通して背負いました。

あとは、ヨシを植えるための泥が必要です。
庭は小石で覆われているし、あまり土を掘り出したくもないので、
駅前の花屋で持ち帰り自由の土(植え替え時の古い土など)をもらったりして
何とか調えたい。きっと根っ子でひしめいているヨシが、のびのび育っていくのは
うれしいこと。

イスのミッションが、ヨシの器に変わって帰宅しましたが、
喜んだヨシによる応援で、椅子が見つかりやすくなる、きっとそういうことで。

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蚊がぷーんと来て 腕にとまるが、
うーん どうしようってなもんで
血を吸わずに帰っていく。

橋を渡りながら仰ぐ夜空には
沢山のコウモリが舞い飛んでる。きっと、せっせと
蚊なぞを食らっているのだろう。

さて先日の古武術で印象的だったことの一つに、
ふろしきを結んでこさえた球によるドッジボール。
正統派で、球を捕ることはせず、ドッジ(よける)に徹する。
腰をひねって顔をそむけてはならず、前を向いたままの水平移動。



このふろしきボールが、お手玉のように小さいのと、
完全な球ではないので飛び方もイレギュラーで面白い。
今後も、この球を使った色々な避け方稽古ができるのではないか。
また、石つぶての練習にもなる。結構がっちりしているので
肩をこわす心配も少ないかと。
ふろしきつぶてを投げてから木刀の間合いを詰める実践もしてみよう。

究極的には、楽しく遊べたらよい。
その中で、普段眠らせている骨や筋が起こされて、
安定した全身運動のきれとしなやかさにつながるから。

きっと、今の人は頭で考えすぎているから、もちっと
からだで考えられるように調えられたらいい。
頭ってのは、考えているようでいて、生まれてから今までの
経験を洗い直している機関でしょう。
からだもそうだけど、体の場合、細胞、遺伝子のデータバンクだから
数十年の情報を再構築する脳みそとは異なり
DNA幾億年の記憶を元とする選択を行なう。
しかもからだは見えない(けれど、在る)ことや未来まで検知して判断するから、
一般的な論理では理解しづらいところもあり、それを人は直観と呼ぶのか。

思うに、直観は、思いつきでよいとおもいます。
思いついたからには理由があり、その理由を識るには
今思いついたことを実行するより他はありません。

おしっこがしたいわけでもないのに、トイレに行きたい、と思ったら
いってみよう。
お便所に行くことは必ずしも目的ではなく、
何かのきっかけ、呼び水かもしれないから。

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さるすべりも開花し、いよいよ夏本番が迫っています。

息子はかぶと虫のさなぎを何度も掘り返すので、注意しながらも
誰もが通るみちかと、自らの幼少期がフラッシュバックする。

土に水をやりすぎて、さなぎが溶けたこと。
羽化を手伝おうとして、かえって弱らせたこと。

かぶと虫は食べませんが(幼虫は匂いがきついらしい)
クワガタの幼虫はいけるというし、セミの筋肉は鶏肉のように美味しいって。
きっと縄文時代(以前)から、子どもたちはさまざまな小動物を採って
家族の食糧に貢献してきた、その狩猟本能はおいそれと失せるはずもなく、
今も多くの子は生きものが好きであるし、周りにいなければ
ポケモンやモンスターハンターなど、ゲームの画面の中で採集に精を出す。



さて、先日7/10(木)の古武術ワークショップですが、
会場は30畳の和室。実際に行なったメニューは、

1.みなでハイハイしながら手のひらで掃除
2.ハイハイで鬼ごっこ
3.浜松からいらした共同講師の剣士・一樹氏による足裏と手のひらの結び。
4.人差し指を伸ばして背伸びと、肩のこらないカバンの持ち方
5.ジャンプの衝撃を、手のひらの形で治める
6.足腰をおとし、肩の力を抜いた忍者の構え
7.相撲
8.風呂敷を斜めにたたんだ帯で骨盤を引き締める
9.下半身だけで歩く(ナンバ歩き)。手は振らずに上げたまま固定
10.手のひらを合わせ、足はひらいて固定したままの力の受け流し
11.参加者による手裏剣の技の披露と、体験。
12.すれ違う相手を、正面を向いたままよける練習
13.風呂敷を結んだボールを、前を向いたままよける
14.一樹氏による木刀を使った稽古



僕は浴衣にハカマ、浜松からの一樹氏は紺の股引にハッピ。
息子の虎之介も参加しました。



次回は、8/7(木)の16時から(19時くらいまで)日野市で開催します。

その日のメニューの予定は、
1.ハイハイで掃除
2.ハイハイと四足歩行で追いかけっこ
3.腰をひねらない、民謡の動作
4.腰に帯を締めて、肩の力を抜いた忍者の構え
5.風呂敷で荷物を背負って歩く
6.一樹氏による指南
7.自分なりの、安定した決めポーズを導く
(足腰を決めながら、上半身は自由に動かせる)
8.横たわった人を二人で持ち、安全に着地させる
9.手押し相撲、ひざをついた相撲
10.がに股であぜ道歩き
11.両側から腕を引っ張られながら、足腰で歩く
12.木刀
13.手裏剣
14.風呂敷を結んだ球をよける

上記の予定です。この日も浜松から、神宮神官で剣士の一樹氏が来てくれます。
武術といっても、日常の暮らしの動作を無駄なく、一箇所に負担をかけずに
身軽く安定した全身運動とする体づかいの体験という感じです。
ご参加希望の方は、 isamix@gmail.com までメールをお願いします。



来月8/9で一歳になる、娘の横山亜依が
転んだときに頭をつよく打たないようにと
昨日ホームセンターでコルクマットを買い、床一面に敷きました。
風合いも含めてほっこりとなりましたが、保温性もあるので
夏は横になると結構あたたかい(あちぃ?)
僕は近ごろ、床でそのまま寝ることが多いので
花ござなど敷いて涼やかに眠りたく候。

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家族集合写真は珍しい。来客さまに撮影いただく。
そして今日は、結婚5周年記念日です。



今日は、濱松からの剣士も交えて古武術ワークショップをしましたが、
息子も参加し、早めに来てずっと相撲をとっていたので
眠そうな目になっています。

僕はこの頃寝不足なのかぽわっとしていましたが、
浴衣にハカマを締めて氣を取り直し、改めて服装、
特に帯のサポート力を実感。



昨夜、パソコンを見ていたら眠くなったので
その場で寝転びました。
北向きに、右腹を下にして
折り曲げた座布団を枕にして眠りこけて
早朝すっきりと目覚める。
眠いときに眠るのがいちばん、
今したいことを今するのが大切ですね。

さ、顔を洗ってきます。

(僕は夜も使いませんが)朝の洗顔は石けんを使わないのがおすすめです。
これから日中紫外線を浴びるので、それから防護する皮脂が少しは
あったほうがよい。もちろん、保湿クリームを塗るという手もありますが
油ものは次第に酸化する。
自分の脂であれば、肌の乳酸菌が乳酸で分解しながら
また新しい脂が出てくるのでいつでも新鮮です。

それでも、じりじりと西陽を受ければ乳酸菌も追いつかないほど
急速に酸化します。それは12ミクロンの赤外線によってですが
帰宅したら洗い落とせばよいし、放っておいてもそのうち分解されます。
この、肌の常在菌こそが様々なウイルスの侵入を防ぐ免疫の砦です。
ともかく、皮脂があれば紫外線からは大幅に守れます。
夜は、女性は化粧を落とすために石けんを使う必要があるでしょうが、
朝は水でよいと思います。

京都の舞妓のように、桶の同じ水で何遍も洗うこと、
それは、はじめに塩素を中和できることと
水に落ちた乳酸菌を何度も利用しながら、余分な皮脂を落とせるという
利もあるのかと。酸は油を分解します。

洗ったあとの顔は、優しく手のひらでなでながら
乳酸菌に「おはよう」と語りかけませう。



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