水キムチは、基本的に塩と野菜を使った
ありふれた漬物のようではありますが、
違いは水を入れること。
そして、塩分はその分薄くなりまする。
塩氣が抑えられることで 塩に強くない種類の乳酸菌もふえるので
一般の塩からい漬物よりも菌の数が倍増し、
その分沢山の酵素に満たされます。
そして、汁もそのまま飲める濃さです。
しかし、塩が減る分 様々な他の有用でない菌もふえる心配があるので
一緒に にんにく しょうが 唐辛子粉、長ねぎぶつ切りも入れてで殺菌します。
そのうち乳酸菌がふえて乳酸を出し
酸っぱくなれば、その酸によっても他の菌は殺菌されやすくなります。
また、水キムチには白玉粉を溶いて熱し混ぜたノリやリンゴといった
糖質も加えます。これは乳酸菌の餌になります。
青菜や白玉粉(もち米)には蛋白質もあり、菌の体となり
デンプンやリンゴの切り身はエネルギー源の糖として発酵を穏やかに進めていきます。
塩の量は、お汁を美味しく飲める濃さですが
はじめは野菜の水分も出るので、若干濃いくらいでよいです。
酵素があるので加熱せず、ご飯の前に前菜として食べる(飲む)と、
その後の食事の消化吸収を助けてくれるでしょう。
タッパーでつくって常温に置き、1,2日でよい感じに発酵したら
冷蔵庫に保存しながら食べまする。
我が家も、これからは日々つくって食前にいただき、
家族の体調の維持・増進に貢献したい。
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