ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 



週末の長旅はずっと下駄であった。
重たい荷物も抱えていたが、かえってよく支えられる。

歩くごとの振動が骨をコツ、コツと調えるためか、
体じゅうが活性化してみなぎる。

そりゃ、自然体の裸足と、蒸れた靴下では差もあろう。

すみだ環境フェアでは、トンボのヤゴが羽化して飛んでいる
網で囲まれた空間に入ることができたが、今年はまだ早めだったか
ヤゴのままで残っていたのを、帰りにお土産にいただいた。
さっそく家の田んぼやおたまじゃくし池に放す。
シオカラトンボのヤゴなので、メダカなどは捕らず
アカムシやボウフラや糸みみずを食べる。

この地がふたたび、蜻蛉の群で空が黒くなるほどの
秋津島(アキツは赤とんぼ)となるように、
ヤゴの棲める環境をこれからもこさえていこう。

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裏庭の急ごしらえの池のおたまじゃくしも
だんだん大きくなってきました。
来月の初頭くらいに、友達の田圃に半数以上を放つ予定。

我が一族よ、拡がりなさい。


そして変わらずウサギは健在で、今日もたっぷりの草
(笹やギシギシや若き夏草)を食みつつ、ありがたい糞尿を
創出してくださる。


さて、先週末の土日は、故郷台東区のお向かいさんの
墨田区のお役所にて、ふろしきの役立つ結び方を
あれこれお伝えするブースに居りました。

様々な人と交流できてよい経験に。
イベントの一環であるごみ拾いで見事優勝を得た
仲よし女子3人組(彼女らの似顔も描かせていただいた)や
2日間中忍者の頭巾や手っ甲(どれも風呂敷)を
装着したまま、決めポーズに磨きをかけていた御仁、
そして司会は昨年につづいて、高名たる漫談家の
風呂わく三(ぞう)さんです。
記念撮影したのが、わく三さんのブログに載っているようです。
風呂つながりで、今後もすてきに交流していきたいです。

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7/29または30とお知らせしていた
NHKひるまえほっとの出演日は、
7/16(木)に変更しました。
お昼前の11時台(11:30前後)の予定です。
どうぞよろしくお願いします。


一方テレビ東京「Tokyoガルリ」の方は変わらず
8/3(月)21:54からのままです。

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日曜日、墨田区のイベントで、風呂敷体験の
ブースをさせていただきましてす。

写真は小ふろしきの手っ甲とニンジャな頭巾。
ここに、つぶてを忍ばせたウエストポーチ(全て布呂敷による)を
装着したらばますます忍び風になる。

もっとも、手甲は日よけ、頭巾も陽や寒さよけで、つぶては
遊びや護身や遠投に役立つ。
ただ忍者のコスプレではなく、何らかの実用が込もっているのが
風呂敷の魅力であるし、ほどけば他の色色に使い回せる。

息子も同伴しまして、子ども同士玩具で遊んだり、どら焼き作り、
スタッフのお姉さん方と絵を描いたりして楽しんだようです。

すると、割合近所にお住みの、旧来の友達が奄美の三味線提げて
寄ってくださり、民謡を奏で吟じるのに合わせて
僕も得意のうそ躍りを、スリッパ脱いで裸足で舞いに舞いました。

やはりお祭りごとには、唄に躍りに混ぜ込みたいもの。
もっとも、不意に始まりたれば、姉っこ子っこ一同
きょとんと眺めてましてす。

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卒業  


5週に渡った、稲城市第三公民館でのふろしき講座が
先週金曜日で完了となりました。
参加者のみな様の雰囲氣、人となりが柔らかで品があり、
あっという間の楽しいひと時が過ぎてちょっと寂しくもあります。

ぜひとも、これからの毎日、いつものカバンや手さげ、
手ぶらならポケットや風呂敷斜め折りの帯にして、
いつもふろしきをご携帯いただきたく。

やっぱり、風呂敷の佳品こそよけれ。
何故ならば、よい器にはよい中身が入るのだから。

トイレはどうせ汚れるからと、無機質なままにしておいたら
きっと汚れるだろうが、床にあえてきれいな絨毯を敷いたならば、
誰も汚さなくなるでしょう。

そんな風に、レジ袋ならゴミも突っ込むが、
すてきな風呂敷には魅力的なものを容れたくなる道理だから、
布呂敷もまた、まずは自分が持ってて浮き浮きするものを
携えるがおすすめです。

さて、話変わって、息子が育ててたヤゴがさる朝トンボに化けてて、
見ていたら不意に彼の前髪につかまった。
そこでしばらく羽を乾かすと、天空高くへ飛んで消えていきました。

この初夏は、アゲハやトンボが巣立ち、逆にコメツキ虫やゴマダラカミキリが来たり、
蛙が産卵したり、ミニトマトと思ってたのがどんどん育って
トマトであったなど、いのちあふれる季節です。

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裏庭で蛙が産卵したため、現在数百を超える
おたまじゃくしがふるふるしていますが、発泡スチロールの池を増やしたところで
きりがないほどの数。そこで、たまに手伝っている知り合いの田んぼに
放してよいという話になりました。21(日)が田植えなので、その後にします。
周囲には蛙になってからも棲めそうな樹木なりがあるので
大丈夫でしょう。


さて、それにしても数が多いので、さらに1つ池をふやしました。
丈夫なプラスチックコンテナのような箱の底の小穴を
防水テープで両側からふさぎ、砂、小石、
水、塩(ミネラル補給)、藻、睡蓮を入れてから
貝に小エビ、メダカの稚魚、そしておん玉じゃくしを放流。

餌はメダカの餌ですが、溺れたなめくじや団子虫、ボウフラにみじん子も
食べています。

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どの川も、どの海も、安心して泳げて、生き物が豊富でありますように。
(イラストは猫舌ひよこさんよりいただきました)

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箱根のホテル小涌園で、着付け教室とセットの風呂敷講座がありました。

中風呂敷(70~80cm幅)を使って、きものに似合う、便利な
むすび方を練習。

僕は襟なしのシャツに絣の着物にハカマという書生スタイル
プラス黒の革靴。
龍馬さんのお蔭(?)で、袴に革のくつは合わせられます。

せっかくはるばる3時間かけてハコネ(反対語はハコダテ)に来ても、
温泉に浸かったり和食を味わう間もなく、とんぼ返りです。

自宅で風呂敷を縫う作業と、ウサギの飼い葉(今は主に笹)を
摘みます。

パソコンが壊れて以来ホームページを更新できていないので、
自宅を訪ねた際に新たにしますが、
今後の講座予定(ほぼ決定)は
・6/19稲城市公民館
・6/21墨田区
・6/27,28すみだ環境フェア
・7/9豊島区の広場
・8/30よみうりカルチャー
・9/11大田区の小学校
・10/27川越の公民館
・来年2/5田園調布のカトリック教会

連載中は『仏教の生活』『ちゃぐりん』

今後の出演は、7/29か30にNHK『ひるまえほっと』
8/3テレビ東京『Tokyoガルリ』です。

他にも、進行中の企画がいくつかありますが
今年はもっと動画を撮って、外国の方にもふろしきの面白さ、
可能性を伝えていきたく。
風呂敷ももっと作りたいし、絵も描きたい。

まずは部屋をもっと広々と片付け、普段からスケッチブックも持ち歩こう。

箱根でもそうですが、柔らかな女性と風呂敷は、大変相性がよくて
惚れぼれしてしまいます。

そんな絵を、これからも描いていきたいと。

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雨蛙の御玉杓子は不相変、数百尾おはしますが、

溺れて沈んでる団子虫や浮いてる羽蟻等をつついて
たくましう育っています。

昨日は息子と、多摩川の河川敷の水たまり部を訪れ、
ヨシを分け入りながら藻の下を網ですくってみると、
ヒメゲンゴロウ、モツゴ、ドジョウが採れました。
そこで、リサイクルショップで水槽を買い、先日とった鮒っ子と
共に入れました。

子どものお蔭で、自分の少年時代に叶わなかった体験が得られています。

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先日収録しました、テレビ東京の「Tokyoガルリ」の放送は
8/3(月)の21:54~22:00の予定です。
聞き手は遠藤久美子さん。

また、それよりも数日前にNHKのひるまえほっとに出演予定ですが、
放送は7/29(水)か30(木)のどちらかです。
どうぞよろしくお願いいたします。横山功

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昨日、近所の娘っこさんに小麦の穂を差し上げた。
種から麦を育てて、茎をストローにするのを
夏休みの自由研究にするかもという事。

その折、はじけ出た麦の粒(オレンジ色)をその子がかじってみた所、
断面はハート形だった。種に縦筋があるため、そのようになるが
僕もはじめて見ました。
そして、生麦だけど、美味しいとの感想でした。

元々は、野口種苗というすてきなタネ屋から買った
東京小麦という種類で、いずれ手広く育てたいところ。

以前は、同じ土地で稲の水田と小麦畑の半年ごとの二毛作と
考えていたけれども、一年中、ドジョウや蛙、小魚、エビを育める
湿地とするために水を湛えつづけたいと思う。

米か麦なら、カロリー生産効率も含有ミネラル量も、共生動物の種類も
段違いである米を選ぶが、乾いた土地あらば小麦を蒔こう。

田んぼはまさに、小動物たちの揺りかごとなる。
自然界であれば、ヨシの繁りたる隙間が、
緩やかな流れと天敵の侵入をふせぐバリケードによって
稚魚たちの居場所となっている。

昨日、息子が魚捕りの網をほしいというのでホームセンターで
長めのものを買い、さっそくお店の近くの用水路に群れている
小鮒のような魚を捕ろうと試みるが、人の気配で
矢のように去ってしまうため、ヨシの繁茂する箇所を
見るより先に網ですくったら、何かの魚の子が採れた。

息子はよろこんで持ち帰り、現在飼育している。
改めて、ただの水路と、ヨシの生える水場との違いを実感しました。

植物あっての動物です。そして持ちつもたれつ生きている。

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こんな感じで、5つの池に雨がえるのおたまじゃくしがいます。

使い捨てのごみを減らそうという環境問題をきっかけにはじめた
ふろしき生活、そこから、和文化、旅、アウトドア、遊び、
子育て、防災とテーマは広がりましたが、

むすびのはじまりは、身近に豊かな自然、生態系を戻して
いろんな生きものたちと共に生きたいという思い。



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10年以上育てている本サカキの鉢植えから、
今朝、はじめて花の咲いているのを発見。

この裏庭もよいな。
日当たりは少なけれども、カマキリの子、クモ、ひきがえるの子がいて、
雨蛙の小さなおたまじゃくしが沢山いて、
野菜くずは団子虫となめくじが日夜食べつづけていて、
大小のアリ、小さきカタツムリ、ドクダミと
白樫の鉢植えとトクサと雪の下と
様々なハーブ(ノビル、ミツバ、セリ、ミント、カモミール)が元氣。
慎ましき本榊が、秘めやかに全体的な調和を司っている。

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雨かえるの卵は、ぽわぽわした藻に産みつけられていましたが、
孵化したおん玉じゃくしがその藻に引っ掛かって動けなくなり、
息絶えたる者もありましたので、せっせと取り外していました。

ただしこん子たちの犠牲は無駄にならず、残った兄妹たちに食われてまた一体となります。

それでもまだまだ数百はいる。卵の段階で分散させたのはよかった。

たいてい、器の許容量を中身が超えたとき、何らかの外的、内的トラブルの発生して
適量が保たれるものです。


さて、アゲハも次々にサナギ→蝶へ飛翔し、
幼虫2匹を残すのみとなった。

結局は、今年も鉢植えの夏みかん葉では全然足らず
方々から葉を集めての生育だったので、
早う自給できるよう、育んでいきたい。
ただし、既にみな丸坊主で葉の無ければ、光合成できず、
生長のための燃料を生産できないから、再び新しい葉が出るまでは
これ以上伸び繁ることもないだろう。

根から、枝葉の材料となる窒素を吸収し
葉は光合成により活動エネルギーたるブドウ糖を生産する。

現在、塀の上やベランダのプランタではミニトマトが実を結びはじめている。

実るということは、光合成によるでんぷんの産生が、
葉っぱの蓄えられる量を超えたということ。
飽和分が実となる。

まだ小さき枝ぶりで実ったので、こういうときは土中の窒素よりも
蒼天より注がれる光が多いため、もっと窒素を与えて
葉を茂らせても大丈夫ということになる。

我が家の肥料はうさぎの、糞や薄めた尿である。
ほとんど草の塊、エッセンスであるため、濃すぎもせず
分解や吸収も自然のペースで進みそうに感じる。

ともあれ、基本的に実らせるにはやっぱりおひさまの光線が不可欠で、
特にあの、肌には痛い西陽こそが熟成の波長を抱いている。
8~12ミクロンの赤外線かな。

花が咲くまでは朝日も大切だから、要するに東~南~西の日が
満遍なくあると佳くて、ビニルハウスも東西の横位置に設置するのがよいという。

人肌には西日はつらい。
紫外線を防ぐのは皮脂。

紫外線が水分に当たると活性酸素が生じて細胞を酸化させるが、
それを皮脂が食い止める。しかも既に表面的には酸化した状態のため、
酸化被膜によりそれ以上の酸化を防いでいる。

だから、ごしごし石鹸や油とり紙等で皮脂を奪ってしまうと、
無防備なところに紫外線が注射され、シワやしみの生まれる可能性がある。

もしも石鹸で洗ったなら、保湿の油なりを塗ったほうがよいが、
夜に洗うほうが、朝には多少皮脂が復活しているのでまだまし。

だけど、洗面器に水を張って何度か洗う、舞妓さん式の洗顔のほうが
必要な油や常在菌が残るし、途中から塩素も消えるのでおすすめできる
(日なた水がなおよい)。

肌には乳酸菌等が棲んでいて、有機酸を出し、外部からの
病原菌が毛穴から侵入するのを防ぐ、免疫機構を成している。

皮膚に生えている毛はそんな共生菌の棲み家であるし、普通に
塵芥からも守っているから、過度な脱毛はいのちにとって
ゆゆしき抵抗となる。

本来ムダ毛というものはなく、クッションや通氣にも貢献し、
摩擦や蒸れから肌をまもっている。



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くちなしの花、栗の花のいっときはぴゅうと過ぎ、
麦は刈られて田の潤い、あじさい咲きひらく時期です。

裏庭の水たまりに産みつけられた雨蛙の卵からは、
メダカの稚魚にも似たちいさな御玉杓子がチルチル泳いでいる。

問題はその数、500を超えているかも。自然界ではヤゴやイモリ、
鳥やゲンゴロウ他様々な天敵に食われまくって
少しき数に落ち着くけれど、僕が分散させながら保護したら、
ごしゃっ匹のアマガエルとならん。

もっとも、上陸してからさらなる大変な毎日であり、
一年後にこの池に戻り来る蛙は10分の1以下かもしれない。

その前に、蛙の棲める庭のある方に
おたまじゃくしをおすそ分けして、ファミリーを形成したい。

さて、本日は京橋で午前中に撮影がありました。
東京ガルリというテレビ東京の番組、遠藤久美子さんとの対談形式です。

僕は浴衣にハカマの装いで。
ここ数日やや風邪ぽくて喉の痛みはありましたが、
咳はなく無事にお話と結び方を楽しみました。

この先、NHKのひるまえほっとへの出演もあるため、
放送日決まったら告知いたします。

こうして、時おりテレビ等メディアで紹介していただくことがあります。
比較的若輩で、風呂敷の結び方を伝え歩いている男というのは
珍しさもあるでしょう。
愚直に結びつづけているだけ、ブレイクもしていないが
流行に関わらず暮らしに役立つ普遍の技として、
これからもたんたんと、需要ある限り結ぶ姿を発信していくでしょう。

誰もが当たり前に風呂敷を使っていて、特に教わる必要もないくらい
浸透してほしい。
僕が呼ばれなくなること。
用が済んだら、あっさりほどいて形を消す、
いつでも受け身(だけどまあるく包み込んでしまう)
風呂敷精神、やまとごころでつづけて参ります。

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