息子がさわがにを捕ってきた。ちいちゃいのもいるし、
水色の個体も。飼うことに。
冬は冬眠するので、プラの大きめの四角い箱に
土と水場と小石と石などを配して、居場所を作る。
沢の清流にさらされ、寒さにはつよいサワガニだけど、
冬は一応箱の周りをプチプチ等でくるんでおこう。
上手く冬越ししたとして、問題は夏。
水が温まると弱る。
玄関に置き、替えの水も涼しい場所で冷ましておこう。
さて、近日小麦を蒔こうと、うさぎの糞を
混ぜて毎日水やりしている2階ベランダのプランタから
つんつんと細い草が伸びてきている。
これはおそらく、うさぎの糞の元である牧草の種から芽吹いている。
チモシーです。
土を肥やす意味では、同じ牧草でも豆科のアルファルファがよいが、
チモシーがどこまで育つか楽しみ。
小麦と共存させよう。
何せ小さなプランタだから、密植させず伸び伸び育ってほしい。
ぐんと冷えてきて、おとつい頃僕は半袖だったが、
今日はマフラーの人も見かける。
寒さによわい雨蛙やひき蛙らは、どこでどうしよるやろ。
水仙の葉はにょきにょき空を目指す。
ススキは穂ざかり。
庭には、子が集めたクヌギと樫のどんぐりが転げ回っている。
そのうちいくつかから芽吹くだろう。
水平線を思いやれば、もう年末なのだ。
季節のように、すすんで変わりゆくことで
変わらない循環を保つ。
人は意志だけでなく環境に左右される部分も大きいから、
四季の移ろいや誰かとの出逢い、再会、
また別れによって、死ぬまで脱皮を繰り返していく。
お互いの皮をぺりぺりはがし合える、よき関係のあらんことを。
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