昨日、実家のある浅草を
友達と観光した折
浅草寺の本堂の奥の座敷に
上がらせていただきました。
ここには、真ん中に観音さま
右に不動明王さま
左に愛染(あいぜん)明王さまが祭られています。
本能を抑圧することによって
人のエネルギーを落とし
コントロールしようとする
仕組みの宗教もあるが
「食欲や性欲に対して
罪悪感をもつ必要はない。
むしろ大いにありがたく楽しみ、
あかるい人生の活力とすべし」
というのが、僕の解釈する
愛染明王さまの教えです。
たしかに、食べ過ぎや性の漏らし過ぎは
体に休息を必要とさせることになるけれど、
もっと問題は、その罪悪感によって
心が暗く萎縮してしまうこと。
食べすぎてしまったら、
そのエネルギーと勢いを有効に使って
食べ物の命を生かすほうがよいし
性を漏らしても、リセットしたと思って
休息も十分にとり、新しい風波に乗った
氣分でいたほうがよいと思う。
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