ふろしき王子のブログ☆
日本全国出前講座開催中
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手のひらもあたたかい 4月の前日、
今年も、風にのって カナヘビが庭に現れた。
きみらと逢うまでは引っ越さないと決めてたので、
淋しいが近日貸家を見に行こう。



電車にゆられて、眠くなる。キーを打ちながら、夢がかさなる。

藍染めの材料(すくもと灰)を買いに、実家もある浅草へ。
次に日暮里でリネンの生地、カレースパイスのクミンシード、
色の薄い干しぶどう。

重い荷物を抱えて歩き回ったので、夜はおなかが減り
よほどどこかで食べてこうかと考えたが、
やはり外食よりもおうちご飯が佳いのと、
子たちも居るから、休憩せずに帰ってます。

アシタバがあるという。
明日から四月であるし、ぬる風にうかれて、
すてきな縫いもの染めものを生んでいこう。

2年半住み慣れたこの家と庭を去るのは
なんだか面倒だったりもったいない氣もあるが、
家族みながより快適に暮らせる家がきっと待っているはず。
一日一歩ずつ、自然な変化を歩もう。
来る日も水をやり続けた庭は家族のようで
置いてくのはつらいが、
思い出は永遠にこの地にのこる。
これからも元氣に。

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JR中央線四谷付近の線路は、昔ここは川だったと思うような
谷底を走っている。
三月末のぽかぽかな今日、その土手原には
ムラサキハナナが咲きそろう。

もうちょっと行ったら、こんどは補色の黄色い花が微風にゆれる。
この季節、小松菜もちんげん菜ものらぼう菜も、
みな一様な菜の花を咲かせるが、
土手にひらくはやっぱり本家アブラナかな。

(翌朝)きょうもまたいっぱしの、ハル。
風呂敷講座に向かっていますが
昨夜は遅くまで藍染めふろしきに刺し子(刺繍)をしていて、
今晩こちらをお渡しします。



藍染め+刺しゅう+パッチワークという組み合わせがすきなので、
今後は作品としてそういうのも作り貯めていきたい。

縫いごとに関しては、頭よりもからだが主導権をもつ。
細胞が希んだ位置に針が刺されるために、
こう縫いたいと考えても指に拒否されるときもあって、
やっつけ仕事はできない。

指と布のコミュニケーションだ。
素材選びだけ心を尽くして、
あとは手に任せて縫っていただこう。

さて このあとは午後の講座ですが、今日はお弁当を持参しています。
中身はきいろく炊かれたグリンピースご飯。
昨日はお昼も夜もカステラだったので
このご飯でお腹を安定させよう。
薩長同盟を結ぶ席に上げられたカステラは文明開化の鍵だったともいうが、
ともあれ ヨコバイ、菜の花、カステラ、弁当のサフランライス、モンキ蝶と、
きいろがよくまみえる。
イエローパワー!



先日買ったココナツオイルに蜂蜜をこねて、
コーン粉入りのイエローケーキ(ウランではない)に
それを塗り、甘やかに春めこう。


ヨシが出てきました。

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ふろしきを結んでつくったバッグの中に
ノートを入れておくと、
角が押されてへろっとなることがある。

かたちの無い風呂敷ならではであるが、
これを防ぐのに効果的なのは、
クリアファイルにノートを挟んでおくこと。
本当は、普通のカバンであっても、こうすると
ノートが汚れたり擦れたりせずに済む。

昨今は、資料などをいただくと
たいていこのA4のペラのクリアファイルに
入っているので、誰でも数枚はお持ちでしょう。

ソフトな印象ながら、4つの角のうち3つは
90度にかくばっているので、レジ袋に入れたり
また、風呂敷バッグに込めたときも、
柔らかめの生地だと、ファイルの角で穴の開く
可能性がある。

そのために、尖った3つの角をハサミで
くりんと丸く切り取っておくことがおすすめです。

また、ノートはB5サイズが多いので
A4用クリアファイルには余裕で収まりますが、
よりコンパクトに持ち運びたければ
ファイルをひと回り小さく切り落とし、
A4用紙ではなくB5ノート専用にするとよいです。
20cm幅×28cm丈くらいがよいかな。

ちょっとしたことですが、
たまには風呂敷に関連したことを書きました。


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娘はまだ離乳食も食べたことないのに、

昨晩、息子が運んだご飯皿がひっくり返ると、
ご飯をかぶった娘は、すかさず手でつかんで
もぐもぐと食べはじめたという。

サービス精神は旺盛ながら、繊細で慎重派の息子(それは僕に似ている)と
比べて、まだ0歳でほふく前進しかできない娘でも、
怖れずにガンガンと前のめりで、きれもよい運動神経が感じられる。

幼稚園くらいになったら、一緒に合氣道的な体づかいを練習したいと思う。
力まかせは限界がある。殴る蹴るではなく、相手とまあるく一つになって、
ともに転げれば円満解決。

さて、今朝から庭には、ツマグロヨコバイが飛び交っている。
バナナ虫ともいう。見ればたいていの方は知っているでしょう。
だんだん来訪者が増えてきました。
ちんげん菜の黄色いなの花がひらいて甘い薫りがひろがれば、
そして桜も咲くころには、宇宙船みつばち号も
しばしば寄港するでしょう。

また、今トイレに漂っている精油が蜜柑の茎のような芳香で
アゲハの幼虫のオレンジ色の角に似ている。
夏みかんの種から自然と発芽して育った鉢植えが
いくつかあって蝶が卵を生むのだが、
途中で餌の葉が足りなくなるのが問題です。
はやく地植えして、たくさんのアゲハを飛翔させられる
樹に育ってほしい。
幼虫が適度に食うことで風を通す間引きになるし、
糞が栄養となることで、両者は協生している。

まだ引越し先を見つけていないが(不動産屋から情報待ち)、
うららかな春の到来によって、焦らずこの家を楽しみつつ
待とうというこころになってきました。


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生ごみの水を切って土と混ぜてよく切り返しつづけて、
堆肥化している家庭は、特に庭がある場合に割合多い。
燃えるごみに出せば、濡れた野菜くずなどを大量の燃料をつかって
焼却することになるので、土に還すのは大変よいことだが、
そのようにこさえた堆肥は、肥料としてはあまり振るわないことがある。

なるべく水を切り、空氣とよく混ぜて好氣発酵させるとかなりの熱を発する。
熱が放出されると、その分カロリーが抜けるために
堆肥の養分は減っていく。
最終的には虫もつかないカスとなり、肥料の効果がないのは当然。

ならば、生ごみを水に浸したまま嫌氣発酵させたらどうなるか。
空氣に触れていても酸化(腐敗)するように、
嫌氣発酵=腐敗ではない。
ただし、腐敗させないためにはミネラルが豊富に溶けていることが必要。
落ち葉や枯れ草、野生の果実なら水に浸っていても腐敗はしづらいが
市販の野菜を水に浸けていれば、どろどろと悪臭を発するだろう。
そこに雑草や卵の殻、ヌカ、薄めた海水など混ぜれば
発酵の挙動は変わる。
そのようにして分解(イオン化)が進むと、
乳酸菌、酵母菌、酢酸菌と働いて、酸っぱいものになる。

これをそのまま畑に撒いてしまうと、酸性雨と同じで
土壌微生物が死ぬ。
微生物を助ける酵素と、細かくイオン化した養分が肥料として残ればよいので
酸っぱい堆肥は、水で薄め、卵の殻などを混ぜてひと晩置いてから
使用する。
好氣発酵の完熟堆肥とくらべてちゃんと効くので
逆に やりすぎないようにする。
養分は水に溶けているので、埋めずに撒けばよい。
本当は、糠漬など漬けものをミキサーでジュースにして
薄めて撒いても効果が期待できるが、試したことはない。

また、理想は好氣と嫌氣発酵が共存した状態でつくる安定堆肥で、
水に浸さないがかなり水分量を保った状態の発酵。
容器の底に穴を開けながらも、しょっちゅう水をかけつづけ
切り返しはしない。
今後、それも試していきたいです。



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庭にしゃがんでいると、どこからともなくブーーーンと細密な低音が鳴りひびく。
目の高さにヘリコプターが飛んできた。
みつばちに似てるけど、なにか違う。花ばちの仲間かな。

水やり後の植木鉢に高度を下げ、水滴を細長いストローで
吸っているようだ。着陸はせず、止まってみえるけど
超高速で羽ばたいている。

この羽音は希望である。環境から虫がいなくなれば、
鳥も去り、人も生きていけない。

こんな暖かかった日の夜は、庭にも何か出没していようか。
ちょっと見てきます。

(5分後)
夜はまだまだ涼しくて、なめくじしか見当たらない。
ナメクジは裸な印象なのに、寒さにつよいな。
あのぬめりが大事なのだろう。
日光は苦手とする。

先月は2度の大雪で庭が深く埋まったが、この先ちゃんと
カナヘビやひきがえるは現れるかな。
野生のいきものは、人間よりはるかに身体能力と勘がきれるから
ちゃんと居場所を見つけて移動しているだろうけど、

この先ますますの開発で棲めるところが無くなれば、
種によっては移星してしまうかもしれない。

駅からうちまでの途中には、広大な空き地がいくつもあって
草が生い繁り、閻魔さまの顔したコオロギも力強く飛んでいましたが、
ちょうど今、数ヶ所が同時に開発中で、
鉄筋コンクリートのマンションが土地ぎりぎりまで建てられ、
ショッピングモールも建設中です。

そういう敷地の植え込みスペースなどが、いきものの居場所となるよう
心尽くして工夫してほしいと思う。

・下草をむやみに抜かない。ハサミでそろえる。
・枝や石ごろ、貝殻などを積んで隠れ場を用意。
・植える樹は、その土地に元々生えている種類。
・落ち葉は捨てず、還元させる。
・消毒はしない。虫がつくのは、先に樹が弱っている証拠なので
 その原因を探って根本的に解決する。
・地面に凹凸、潅木の配置も直線的にしない。
・人手を入れないエリアもつくる。
・剪定や水やりをしなくても維持できるように始めから創る。
・日当たりや水はけにあった樹を選ぶ。
・心から動植物を愛する人たちが管理する。

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ズボンなんかに穴があいたとき、今じゃ捨てる人もいるかもしれないが、
自分で直してみよう!ってやってみる方もいらっしゃるでしょう。

そのとき、今度は簡単には穴が開かぬよう、丈夫な布をあてがおうって
デニムのような固いはぎれを、周りを一度折り返したものを
ミシンでズダダダ と縫いつけてしまうと、

ひざを曲げたときなど、ズボン本体は伸びるけど
そのがっしりつぎ当ては伸びられず、縫い目から本体の生地が裂ける。

そうならぬよう、接ぎ布は本体と同じまたは
やや伸縮に富むものがよく、できれば端も折り返さないほうがよい。
しかし、それだと切りっぱなしになるから
周りがほつれてくる心配がある。
あらかじめ糸を数本抜いておいてふさふさにしておくのも手だが、
緯(よこ)糸ならまだしも、経(たて)糸は一般的に
よこよりもパラパラとほつれやすい。

本来、布は横に裂きこそすれ、縦に切ることはせず
折り幅のミミは死守すべきものだ。
縄文の貫頭衣は36cm幅の反物の耳はそのまま生かす。
着物は、どうしても衿の部分は縦に裂いているが
くりんと切り抜く洋裁とは違って、四角いまま使うので
腰ひもに縫ったり、修繕用に使い回せる。

さて、話をもどすと、厚みをつけずに端処理するには
ロックミシンという方法があるが、
網の袋をかぶせるが如く、大量の糸を使ってかためるので、
もしも取り消したりやり直すとき、その糸を取り除くのが
大変な手間になる。ロックミシンの処理は、見た目も美しいとはいえない。

それならば、切り放した布の縁の糸を数本抜いて
フサを出した上に、手縫いで、端をまたぐように
くりんくりんと螺旋状にかがり縫いしておくのがよい。
ほつれる心配はぐんと減る。
この処理には、氣持ち太めの糸が向いているので、
刺し子糸の細、中、太を生地の糸の太さと相談して選びたい。

この技術は、手ぬぐいにも応用できる。
手ぬぐいは一般的に、速乾と清潔を保つために
三つ巻き処理をせず切りっぱなしのままだ。
数本よこ糸が抜ければ割合安定するが、使い方によってはほつれが続く。
端をらせん状にかがり縫いすれば、折り返すことなくほつれを防げるし、
縫い糸の色を選べばおしゃれ味も加わる。

こういうことは、少々かじっている人には常識なのかもしれないが、
僕は、骨董市で入手した昔のきものをほどいたり、古裂と
コミュニケーションをとりながら、祖先の技や思いを共有し、
そんな夜は明け方まで、手が固まってしまうまで、
時を忘れて縫い試してしまう。

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昨日は雨降りの下で留守番しながら、
生地を裁ってふろしきを縫っていました。

今年から、手づくり風呂敷をもっと増産し、
実習後に希望者が買えて、すぐに技を生かしていただけたらと。

きせつの変わり目、氣温や湿度も目まぐるしう上下し、
体調不安定の方もいらっしゃるでしょう。
春いちばんも吹き、長かった冬もようやく閉じられようとしている。

明けて、春分の朝。


ちんげん菜、小麦、長ねぎなど。


雨の窒素とお日さまで、ヨシの樽のウキクサが増えてきた。


引越しを待つ鉢たち。シラカシが多い。

蜜蜂やカナヘビ待ちです。


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福生(ふっさ)にある輸入雑貨店、Rainbow Tribe(虹の種族)で
4/3(木)に開催されるイベントのお知らせです。
僕は15時からふろしき講座ですが、この日のために
作った、インドの可愛い柄の風呂敷など
特製大ふろしきをお土産に用意しています。

「ワクワクセミナー」

13時から 自分に必要なカラー診断 講師佐藤恵子
       参加費1500円

14時から 精油のオリジナルブレンド香水づくり 講師竹原弘美
       参加費2000円(ペンダントヘッドに詰めて持ち帰り)

15時から 魔法のふろしき結び方講座 講師よこやまいさお
       参加費2500円(特製手づくり大風呂敷プレゼント)

各定員7名。毎回、にこわこさんの笑いヨガTIMEあり☆!

青梅線「福生駅」または、八高線「東福生駅」から徒歩10分前後
横田基地向かい 東京環状沿い 第2ゲート前信号から少し南
住所:福生市福生2269

参加ご予約は、メール isamix@gmail.com
または、電話 042-514-9917 横山まで。

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大あさ地で服(貫頭衣)を縫い、藍と紅花で染めました。

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世の中は、たまに大きな変わり目こそあれ、
基本的には一歩いっぽ歩んでいく。

流れの方向を変えることは難しいが、行き着く所までいけば、
自ずから流れの向きは変化する。
それは、佳きことでも嘆かわしきことでも同じ。
体験しながら徐々に意識が変わり、新しい流れのベクトルが決まる。

だから、火種のあるうちは戦争が起きる方向に進みやすく
それを変えるのはとても難しいけれど、
もしも起きて凄惨を身にしみた人々の意識は
新たしき風を生む。
希望のない言い方かもしれない。
でも、戦争といえども、一人一人の不平やストレスがより集まったエネルギーを、
どなたか戦争によって益する人間が利用して起こされるものだから、
大もとは、一人ひとりの、毎日の暮らしや人づきあいの中での
ちょっとした不満や憎しみが原因。
そこにつけ込んだ武器商人によって、規模や加害力が増すにすぎない。

戦争は起きないにこしたことはないが、
たとえば、いじめられっこがずっと我慢しつづけていたり
奴隷が苛酷な搾取の中、反乱を起こさなければ平和なのか。

兄弟喧嘩も、何かがきっかけで爆発して、
親の介添えまたは自分たちで折り合いつけて解決する
というのは戦争と似ているが
大人の兄弟喧嘩は殺傷力と周囲の巻き込み度合いも大きく、
しかも 勝ったほうが負けた方に後々まで制裁を与えつづけるという
不徳の極み。

ただし、人類全体の意識は昔よりも今のほうが愛があると信じるので、
非道い勢力がそのまま勝って幅をきかせることは
この先は減っていくだろう。
とはいえ、はじめに述べたように一歩ずつしか世は変わらないから、
むごい行為をはたらいている側への反撃、懲罰の大義があれば
核爆弾も平気で使用される可能性がある。

大昔のほうが平和だったということもなく、
血族の絆がつよい分、よそ者との小競り合いは頻発していたし、
その時代に核兵器があれば使われていただろう。
幾度もの戦を経験してきた遺伝子を持つ今の人ほうが
安定を求める思いはつよいでしょう。

これからも大変な時代がつづくだろうけど、
今まで隠されてきたことを明らかにしながら
真の解決や前進を地道に築きかさね、
みなで明日に向かっていこう。
今は変わり者扱いされようと、氣づいた人から
希望あふれる将来のために、純真に大胆に、チャレンジしよう。

今宵、なばなはスルスルとはぐくむ。
虫の巣のフタはひらき、すやすやと寝息が漏れる。

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天氣はよく、確定申告のために税務署に並んでいる。
ディズニーランド並の長い行列。



今朝は割合早起きして、庭の片付けをしていた。
ともに引っ越すブロックを外して、代わりの石に置き替えるなど。
全体のバランスがあるので、ここを整えるには
先にあちらを対応し、それによって出た物で埋め合わせる、
というパズルのような作業になる。

2年半の様々な思い出、できごと、生命の営みに満ちた庭であれ、
去る際には、何事もなかったかのような
涼やかな状態にしたい。
かといって、更地にするわけではなく
植物や石ころ、生きものの棲み家を確保した上での
普通ぽさ。

何だかんだ言いながら、まだちゃんと家も探していないが。

軽トラックの荷台一面分は鉢植えがある。
上に物を乗せづらいので運びにくいが、
引っ越し先がさほど遠くなければ リヤカーで運んでもよい。
どこかで借りれるかな?

樫、夏みかん、くるみ、本さかき等、木の鉢が多いので、
いずれ仙台辺りの庭つきに定住したら、地植えしたい。

話が変わって、よく、生態系を守るために
外来種を駆除殲滅しようという取り組みがあるが、
原因はそこではないと思う。

いまの自然環境では、たとえ外来種がいなくても
生物が生きづらい状態だから。
たとえば用水路は、深さが均一、隠れ場もなきコンクリート垂直護岸、
緩急生まれにくい直線の流れで生物に乏しく、
狩猟本能に満ちた子どもたちはさぞがっかりして
代わりにゲームの中でモンスターを捕らえるでしょう。

そんな小川に、たとえブルーギルやブラックバス、カムルチーが居ても
何を責められよう。
悪条件の中、何とか生き延びているにすぎない。
僕も外来種よりは、日本的な素朴さを感じさせる
在来種のほうが好きだけど、駆除の前にやるべきことがある。

大都会の川であれ、ちょっとした工夫次第で
生きものを呼び戻すことができる。
だけど、最も大切なのは、川に美しく豊かであってほしいと親しむ
ひとりひとりの思いに他ならない。
みな様が橋から川を眺めるときも、たまには
そんなことを想いながら、家庭からの排水も含めて
肌から感じてみてください。

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晴れて土曜のあさ、ミニトマトの種まき。

ひと晩水に浸した種は、いかにも芽吹きそうに目覚めた感じ。
芽が出るまでは特に、乾燥にきをつける。

他、引っ越しても種をつなげるように
小麦を鉢に植え替えた。
浅草の実家は庭がなく、ずっとベランダと屋上だったから
鉢植えの方が慣れている。もちろん、地植えのほうが
根が深く張って育ちはよい。

屋上のよい所は比較的日当たりがよいこと。
逆に、暑さと乾燥対策が必要で、素焼きの鉢や
セダム(コケのように土表を覆う多年多肉植物。日当たりを好む)
は有用。

庭に生える雑草をことごとくむしったり
除草剤で殲滅させる家も多いが、
それによって土表が乾き、微生物に乏しい死んだ土になるし
風に飛んで大氣や洗濯を汚すなど、害が多い。

伸び茂れる庭の草は、抜かずにハサミで調えるのがよい。
芝のようになって、乾燥や土の流出を防ぎ、
小動物の棲み家にもなり、庭に生態系の循環を生み出す。
ただ、ミントやよもぎなど多年草は、他を叩き出して
独占することがあるので、希まない場合は根ごと抜く。

本当は畑も、雑草や生きものと協生させて
耕す必要のない状態で安定させるのが理想。
小虫や一年草の根が耕し、豊富な生き物や
枯れ草を微生物が分解して、肥料も生む。
何しろ、一般的な畑地に強風が吹くときの
土ぼこりには閉口する。
ひと昔前は、畑のへりに沿って
茶の木を植えて土どめというのもあったが、
基本的に、土表は乾かさないほうがよい。
たとえ耕すにしても、その上を枯れ草で覆う。
自然界では土が乾くのは砂漠化を意味する。

さて、いつ引っ越すと知れないということで
庭をいじりながら片付けていますが、
様々な場面で、石ころを利用しています。
生きものの隠れ家、土どめ、重し、電位差による
電子の引き込み(酸化の抑制)、水の浄化など多機能に
重宝するのですが、もともとここの庭にあった石なので
去るときもこのお庭に置いていきます。
貝がらは連れてく。

次に住む人が、生きもの好きで、願はくば
殺虫剤など撒かずに、自然に生える野の草にも
慈愛を醸す人であることを。
そんな思いを込めて、庭から掘り出して使っている
使いやすい石を並べておく。
生きものの居場所となるよう仕掛けておくので、
庭に無関心で放置でも構いませんが、
かえって園芸にはまって、あらゆる薬剤を駆使する人間だと
ちょっと残念。

我が家の庭に、美しいバラの花をいっぱい咲かせよう!って、
その一点だけに意識が向くと、ちょっと病氣が出れば消毒、
根が芋虫に食われれば殺虫剤、周りの雑草は除草、
肥料もいっぱいやりたくなる、というように視点が狭くなりやすいが、

病氣になるのは原因があるので、なってからその部分にクスリを塗っても、
出た虫をつぶしても、真に清らなるバラは咲かない。
日あたり、土の湿り氣、水はけ、肥料の種類と量と状態、
微量ミネラルを生む微生物の有無、育て主に対する植物の感情
によって素直な反応が出る。
一部(バラ)と全体(庭、町、健康、環境、未来)両方に対する愛を。
一部は全体のために、全体は一部のために、あらまほし。

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路地に出たとたん、別の町に来たかのように
家の南正面の樫の樹の剪定によって
世界は白くあかるく変容。

上部を伐り取っただけでなく、全体的に枝葉が
間引かれていて、ちょっと伐り過ぎで寒そうだけど、
きっとまたうっそうと繁って、鳥たちの憩い場になるでしょう。


(元は、この写真の上端よりもずっと高くまで伸びていた)

この日当たり増加により、うっとこの庭の植生も変わりそう。
ミニトマトがいちだんと多くなるかと。
でもいつ引っ越すか知れないので、ポットに種をまこう。
先日、息子の希望でミニトマトととうもろこしの種を買った。

苗を植える方が一般的で楽といわれているが、
種が水を浴びながら、その環境を知って生長計画を立てるから
タネから育てるほうがその場所に根差してつよくなる。

今回は鉢でも育ててみる。
水はけを好むが、わざわざ鹿沼土や赤玉土といった
土を買うという発想もないので、そこいらの小石っころ
(石という鉱物であることが大事)を
底付近に敷き混ぜて、あとは寄せ集め。

PH調整は、石灰は土を固くするので
卵の殻を細かくして混ぜておくと同時に、
酸性雨対策と益虫誘因に、土表にも卵殻を撒く。

素焼きの鉢がおすすめで、呼吸するから、
蒸れて熱くなりづらく、余分な水分も滞りにくい。
植物の要の根をしっかり張れるよう、鉢は30cmの深さはほしい。
土の表面は、乾燥防止に枯れ草やセダムを何となくかぶせておく。
そのうちセダムが全てを覆う。
鉢は日あたりのよい場所に。

肥料は3通りの方法。
野菜くずをそのままセダムの裏に置くと
団子虫などが食べるので、そのフンを窒素分として供給。
その方法だと沢山の野菜くずは処理できないので、
空の砂袋の中に野菜くず(あれば糠)を入れて
土をふりかける、を繰り返し、たまったら
ひと月(寒い頃はふた月)寝かしたものをセダムの裏側にでも盛る。
発酵途中の生堆肥こそ養分を創出するが、
もし悪臭を伴う腐敗発酵していたら使ってはならない。
砂袋は水が切れるよう、2つのレンガなどの上に乗せておく。
雨は当たらないように。
もう一つの施肥の方法は、マメ科の植物による窒素固定のおすそ分け。
ミニトマトは、種まきも植えるにしても時期が春先と早めなので
マメ科が育った土を利用するというよりも
同時に協生させる。

ミニトマトが発芽してひと月ころ、脇に豆の種をまく。
トマトが最も養分を必要とする実をつける時季には、
豆の根もみなぎっていてちょうどよい。

満月の2日まえの明日15日に、ポットに種を蒔く予定です。



庭の土をポットに詰めて(底を手の平でトントンすると土がまとまる)、
表面に乾燥防止のセダムを乗せて、種まき待ちです。

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朝からばたばた。
今日は貸し切り都電内のイベントで
風呂敷講座をやりますが、
朝から庭の片付けをしていたら時間はすくすくと過ぎ行く。

回収に出す発泡スチロールにこびりついた泥をタワシで洗っていた。
これは、以前田んぼ用に使っていたが
周りから小虫にかじられたり、稲の根が穴をあけて
水が漏れていくことから、現在は左官屋さんが
セメントをこねるような、丈夫なプラ舟を池や田にしている。

庭の正面にある大きな樫の樹の剪定もはじまった。
都営住宅の敷地の木で、僕が都に連絡しました。
一本だけ群を抜いて高く伸び広がり、南向きの庭も
かなりの時間日蔭になる。

自然界では、動物が枝を折ったりして適度な間引きとなり
地面に光を与えて若芽を育むが、町の自然の維持には
多少人手が要る。

今日から、野菜くずは庭に放ることなく、
ステンレスの細かな網カゴに入れていくことにした。

近々引っ越す可能性があるので、
次の住人が早めに入った際、庭の土に野菜の皮が混ざっているのは
ちょっと申し訳ないから。
これから暖かくなれば、今あるものは、遠からず
虫や微生物に分解されるだろう。
心づよいメンバーは、
団子虫、ハサミ虫、なめくじ、アリ、黄金虫の幼虫、ミミズなど。
にわとりとウサギで、食べる雑草が違うように
虫たちにもそれぞれ得意分野がある。

(かえり電車)
都電のあと、三ノ輪・南千住界隈を散歩して
泪橋そばの竹製品の店で弁当箱を探す。
数年ぶりながら、主人が僕を覚えてくださっていた
感動も相まって、スズ竹の編まれた弁当かごを買いました。
基本、ご飯ばかりみっちり込めて、あとは漬物や佃煮のみ付ける予定。

その後日暮里で下車すると、浦安の佃煮屋さんが
露店で売っていたので、コブのつくだ煮を買う。
新しい弁当箱の最初には、ご飯と浦安の佃煮を詰めこむ。
東京湾の環境再生をつよく願っているので、
ひとつのよき門出となるでしょう。

お弁当もおむすびも、人が手づくりしたものは
時間を置かれるとすてきな発酵食品になる。
たなこころの乳酸菌が、ご飯を適度に分解して味わいを奏でながら
雑菌の侵入繁殖をふせぐ。
いよいよ おべんと生活がはじまる。
いのちの糧めしを風呂敷でくるんで、一緒に旅をしよう。

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