ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
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メール isamix@gmail.com
 



3日間、出稼ぎ単身赴任でお店に行っていました。

都心さ出るので、ついでに

生地を買ったり、オーダーの手づくり風呂敷を届けたり、
路地で園芸したりと、合間時間をなるべく有効にと
パタパタ駆けてました。

枯れ木がそのままの放置鉢と、
鉢が割れたまま放置のシンビジュームを
にこいちにするように、植え替えて
整いました。
終始半乾きで思うように水分を得られず
きっと歯がゆき十年余を生き抜いてこられた
シンビジュームの、これからの躍進?がたのしみ。
しかも、お店の前の人目に置かれるため、生き甲斐もふえましょう。

男な独り暮らしだもので、昨日金曜の食事は
朝:水溶きプロテイン1杯
昼:無し
夜:シリアルに、水溶きプロテイン

今日土曜は
朝:無し
昼:無し
夜:友人宅で3人で打ち上げの夕飯

と全体的にシンプルですが、
きびきびと疲れ無しで体調良好です。

夕方閉店後、栽培しているエゴマの葉を収穫。
朝採りとはよく聞くが、葉っぱもんは
日中に光合成で糖を蓄えるから、
夕摘みのほうがあまくて美味しいという。

ただ、夕方収穫したものが翌日出回ると鮮度が落ちるため、
一般流通なら朝採りのほうがよいだろう。
自宅で育てたる葉野菜は、夕摘みおすすめです。

実ものは、葉の蓄えたブドウ糖を
夜に受けとり、貯めたり、高分子のデンプンに
変えたりするので、朝に採るほうがよいかと思う。

次回また実家へ行くときは、
路地で飼うエビと水草を持参し、
稲の苗も植え、
帰りはアロエを植え替え用にもらってゆこう。

その日にゃきっと、
エゴマばかりでなく
ミニトマトやルッコラ、モロヘイヤも、
もっと伸びひろがっているだろうと、
楽しみにしています。

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今は夜。
暗闇の中、植物はどんな色をしているのか、分からない。
光を当ててしまったら、光に反応した色でしかない。

やみの中、無彩色の葉っぱは
明け方の青い葉よりも、何かもっとやさしい。

まさに育っている時間。

昼間にやったことは、
畑を広げるために木を切ったり、
草を抜いてととのえて、野菜の苗を植え替えたり、
土を移動したり、太陽を浴びて汗ばんだシャツを
水で洗って、薄暗い路地に干したらやや臭うので、
熱湯に浸してから干しなおしたり、
横たわる切られた木に、水を注いだ。

そんな諸々の行動が、夜に熟成し、
朝に何らかの華とひらく。

明日はなるべく早起きしたい。
植え替えたエゴマの苗がすっくと立っているか、見たい。
きちんと塗り込められていない、数年前のコーキングをいったんはがして、
新たしく丁寧に、ヘラで塗って下の部屋の雨漏りをおわらせよう。

そういえば、昼間に深型番重のプランターに繁った
ユキノシタを抜いて、土を他へ移そうと整えていたら、
土中から亀が出てきた。

のこのこと、脚をパタパタする、動くような亀ではないけれど、
僕にとっては、生きている。
軽石か何かを彫ったような亀かな。
昔々、玄関に置かれていたものだ。
あれから30年近く経って、いつの間にか雪の下の下に眠っていた
門番の亀が、今日、穴より這い出て、そして、
水でざばんと洗われて、お店へ至る路地の石臼の上に置かれた。

同じ場所には、カエルの石像の半分風化したようなものもある。

カエルと、亀がならんだ。
いきものにあふれていた横山家が、また集まってきたみたいに。

いきもの、植物、人、街、そこに、忘れちゃならない存在は、
屋上から両手いっぱいに仰げる、大きな空。

狭いようで、どこまでも高くて深い、自分の宇宙に還ってきた。
そういうリズムで、特にその生まれ故郷に居ると、
あふれる応援を感じる。
その種は、10年前まで、この街、浅草や上野を歩いていた毎日。
何時間も屋上で土をいじっていたり、
部屋を掃除したり、怒ったり泣いたり笑ったりしながら
家族や友達、学校などとの日々において、
玄関を開けて階段を上って帰ったり、朝や夜に外へ出発したりしてきた
実家。その屋上だから、

地面じゃなくても、寄せ集めの土でも、
ふしぎにげんきに野菜がよく育ち、
草のあいだを行くダンゴ虫は僕が生まれる前から
この家の土に連綿と生命をつないできた者たちだろう。

何だか分らぬまま長文で申し訳ありませんが、

今いいたいと思うのは、

ふるさとはいつでも、そこで生まれ育った子の味方で、応援をしてくれているということ。
それは人ばかりでなく、家の建物そのものとか、土や石、植物やいきもの。
また、そこの水道で出てくる水、上から見ている空までも。

そんで、いちばん大きな応援って何かといったら、
過去の自分の思いや行動や出会いや経験の全て。
それらが全部、今への応援と協力に回っているのだから、
そういう意識をもって、何もかもを生かしてゆきたく思います。

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お店を手伝っている実家の屋上にエゴマの種を蒔いたら、
日当たりのよさなどがよいのか、日野の自宅よりもずっと
はやく生い茂っていて、既に収穫して食べられるサイズ。

帰りに摘んで持ち帰ったら、醤油漬けにしよう。

生の葉で油もののおかずを包んで食べてもよいけれど、
子どもはこの風味が苦手な可能性もある。

10年ほど前までは実家に住んでいたので、
毎朝屋上で植物の世話をしていて、本当にたのしかった。
引っ越してから放置したので荒れ果てているかと
思いきや、いくつかの植物がげんきにしていて、
とっても綺麗な花さえ咲いていたので、

自分なりに植物に、心の声で問いかけてみたら
「あの頃のうれしかった思い出を糧に、今もげんきでいられる」
という、声なき声のようなものを受けとって、
胸を打たれてつい涙ぐんでしまった。

そして今、店の手伝いのお蔭で時おり
ふたたび屋上に来ることができ、
片付けながら、自宅で余った種を蒔いたり
野菜の苗を植えて、以前のように
美しく整った状態にしていきたい。

下の階の天井の雨漏りがあるので、
原因となるひび割れを見つけて
コーキングで穴埋めをしよう。

ミニトマトとモロヘイヤ、ルッコラも植えたので
夏に向けての生長をたのしみにしています。

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毎年保育園より頼まれたる、染め用の白無地風呂敷を
つくろうと生地屋へ行ってみたら、いつものが
販売中止になっていた。

幼児用サイズによい幅がないため、
ひとまわり大きい布を、裁って調整する。
幅が合えば上下だけ縫えばよいのだが、
今回からは三方の縫製となり、手間と時間がふえるが
子どもたちがため、丁寧に縫いたいと思う。

ペーパードライバーの自分にとって、ミシンをかけるのは
ドライブな氣分で、
スチームアイロンと来たら、蒸氣機関車のようだ。
さように、半分空想の世界で暮らしている。

今日は実家の店手伝いだが、
雨漏りへつながりそうな屋上のひび割れに
コーキング塗り込めたり、
路地の鉢に野菜の苗を植えてみたりもする予定。

街は徐々に、賑わいを取り戻しているだろう。

自宅に稲の苗があるので、今度実家のどこかにも植えてみよう。

連日手伝いで泊まるときの食事は、
父からもらったシリアルがあるので、
そこに、牛乳の代わりに
ホエイプロテインを水で溶き、塩でよい加減にしたものを
かけてバランスよくして、いただこう。

この春は風呂敷講座のイベントが全てキャンセルとなり、
首の皮一枚で奇跡的に暮らしをつなげている状態だけれども、
見えない応援や過去の因果に助けられ、
家族や子どもとのふれあいと、
糖質を減らすのを意識しプロテインを摂り入れ、
ノビル、竹の子、桑の実の野生エネルギーをいただいた
お蔭もあって、体重は少しふえて筋肉も増し、
疲れにくく、今までになく身体は健やかに満ちている。

筋トレはしない主義で、材料となるたんぱく質は備えつつ
日々の暮らしの動作のなかで、必要な筋肉が必要な分
ついてくるのを自然で理想としている。

来月からは、延期したイベント等も再開するので、
これまで以上に、新鮮でたのしく有意義なものを
開催し、その他の企画もすすめていこうと思う。

何かの問題は、別の問題を解決したりしている。

不安なく図太く、負けずに楽しんで、
自分の世界で踊っていよう。

自身のからだや心が健康で、人間以外との
石や緑やいきものと接する視点を持っていると、

他の人の言動に影響されなくなり、その結果、
感じたことを臆さずに伝えられるようになる。

目的にとらわれず、いまの本音を返してゆくことが、
真に縁のある方との出会いを連れてくる。

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都心さ向かいたり。

久しぶりに会う知人と、環境問題について意見交換をする。

その展開が読めぬため、その後の予定は入れずにいる。

自宅には日帰りします。

環境問題について思うのは、スケールが広すぎて
実感がつかめないこと。

僕は箱庭ひきこもり系なので、
みんなの玄関に鉢植えが少ないとか、
建物と駐車場ばかりで庭がないこと、
落ち葉をわざわざ袋に詰めてごみに出すことが
身近でリアルな環境問題となる。

温暖化や省エネ、リサイクルといった数値よりも
皮膚感覚や見た目の美しさ、様々な生きものとの出会い
のような、
自分で実感できるものを第一にしたい。

多くの家が、玄関前にカメを置いて
ヨシとメダカを育てたなら、
その街は一晩で、世界一の水の都となる。

そのような日常的なまなざしが心の根底にない限り、
どんなに声高に地球環境の保全を叫んだところで、
観念ばかりの運動となり、人々の魂には響かない。

二酸化炭素がこんなにふえてまずいから、節電しましょう、
と聞かされるより、
近所の川を共に掃除して小魚が戻った感動を通して
台所から食べ残しやつよい洗剤を流すのをやめたいと
自ら感じて希望を持てることが大切。

さような自然体の流れに運ばれるためには、
誰かをこう変えたい、という目的を固めて臨んではいけない。

たくさんの情報の海から、人がそれを選んだり、
選ばなかった理由がある。

人と会うときは、目的を持たないほうがよい。
あるべき関係性は、必然的に発生するでしょう。

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染めの浴衣地を3枚横につなげた、
幅100cm以上ある大風呂敷を縫いました。
紺のものと、薄い茶色のものが、各2枚あります。
染めのよい所は、裏側が白っぽくならず
両面とも柄が出て、通氣性もプリントよりあると感じています。

1枚3,500円+送料で、
割引価格、計4,000円。

2枚の場合は送料サービスで
計7,000円です。

木曜日に行商に持って行く予定なので、
購入したいという方は、
5/26(火)本日中にメールください。
isamix@gmail.com

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実家のお店のTwitterhttps://twitter.com/kappayokoyamaより。



5/26火、9時から17時半まで営業しています。
写真は桑の実。黒くなると甘く、指で外しやすい。
鳥のフンから発芽し、数年で立派な樹へ。
蚕が育てられていた時代の大切なビタミン源。
ヤマモモやさくらんぼや椎の実を、子どもたちが
採って食べられる環境を広げたい。

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ものすごい勢いで茂っている
川原の草むらを、通過するだけで大冒険となる。

手堅く抜け目なき重装で向かい、かつ草刈り鎌でも
手にすれば、難儀しないだろうけど、

分かってはいるけれど、でも自分はいつも通りに
下駄で分けいってしまう。

言い訳にならぬだろうが、あまり過保護にすると
身体が弱ったり、勘が鈍るという考えも持っている。

同行の子どもは、脚にぶつかる草やトゲから身を護ろうと
風呂敷を巻きスカートにして切り抜ける。

それでも草が深すぎて困難なときなどはおんぶしてすすむ。

確かに装備も必要だが、そんな準備もない緊急時は、
都度の判断や段取りが重要となるから、

日常的にプチ冒険を重ねていることは
何かしら役立つかもしれないし、
美しい風景に出会えたり、無事に藪を抜け出た
達成感など、それ自体が有意義な体験となるでしょう。

「きみへ」

いまどうしてるかい

寝てるでしょう

明日も綺麗に目覚めて、うれしい、楽しい一日を、
お過ごしください

当たり前の日々はちっとも、そうではなくて、
すごく特別な時間だった

過ぎ去った思い出のようで、
あの日が今の呼吸につづいている

ともに歩いた大切な一歩いっぽは、

より美しい明日を築こうと希む、
寒くてもあたたかい旅

地上のつるは枯れるとも、
目と目はわすれない

根っこは太くつよく、いまも

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最近、購入せずに採集したり、いただいたり、物々交換ということが多い。
桑の実(マルベリー)を木から摘んだり、
その実を友達が野菜と交換してくれたり、
真竹のたけのこを川原の竹林で見つけ、家で炒めて食べたりで、

実は今年は竹の子を買うことなく、
孟宗竹5本、真竹25本ほどがやってきました。
当初、食べたいけど買う感じでもなくて、今年は無しかなと
思っていましたが、内心つよくたけのこを希求していたのが
叶えられ、感謝のかぎりです。

たけのこを得るためには、確かにたけのこ山へ向かうという
手段もありますが、強く思ったあとはいったん忘れて、
目の前の掃除片づけなどを地味に愚直にたんたんと
向き合って集中していると、予期せずかたちで
出逢えるというご縁が、この世にはあふれていると思う。
大切なのは、たった一瞬でも本氣でそう感じたかどうか。
もっと世界のためを願えばよいのに、なぜかたけのこを夢み、
現実化させているという、マイペースで小さな世界。



裏庭のどくだみの花、今日が今年いちばんきれいに感じました。
いつも雑草扱いで抜いてばかりいるのだけど、めげずにいつも
元氣を見せてくれてありがとう。

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・キアゲハの幼虫がかなり大きく育っている。
 裏庭のセリ畑。幼虫は緑のシマウマの様だが、
 サナギは見たことないので少したのしみです。

・近所の池からヤゴを捕ってきて、庭の水場各所に放す。
 エサは赤虫やおたまじゃくしだろう。
 上って羽化するためのヨシの茎や細い竹などを
 水中から立てておこう。

・桑の実はまだ赤くて酸っぱい。来月初旬くらいに黒く甘く熟すかと。
 しあわせの味です。

・葛の葉が繁ってきた。ウサギの餌によい。
 昨年は台風による川の氾濫で、カゴ編みもできる
 つるもろとも埋もれ流されてしまったようだが、
 今年は竹と組み合わせて工芸用の素材として生かしたい。
 葛が黄葉する晩秋くらいが、つるの採りごろかと。

・子どもは竹で、ししおどし、水筒、箸、鍋洗いのささらなどを、思い思いに作っている。
 川原の竹やぶで竹を採るとき、小さな竹の子も発見。
 竹の葉はうさぎも好む。
 ちなみに竹は本来は秋に刈るのが、ほどよく乾燥し固くなっていて
 質が安定するといわれる。
 確かにこの時期の竹は水分が多いため、節を抜いたり表皮を剥いたりして
 なるべく乾きやすくしようと思っている。

・実家の近所の小料理屋さんから、風呂敷のオーダーメイドの依頼を受けました。
 配達のお弁当をいくつも包むので、実用的な木綿の大風呂敷がよいという。
 個人的に、裏が白っぽくなるプリント地よりも両面に柄の出る
 染めのものが好きなので、浴衣地の反物を三巾つないだ1m強の
 サイズにしています。
 祖母のおさがり、リッカー社のミシンにジャノメのモーターの付いた、
 古くて重たいミシンを愛用しています。

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予定。

・川原の竹を拾う。
 真竹くらいの太さがあるとよい。
 まずはコップ、あとは鍋を洗うささらを作ってみたい。
 乾きやすい大あさの糸で束ねたら、より清潔だろう。

・オーダーメイド焼き印を友達に渡す。
 そのとき、ミニトマトやモロヘイヤの苗をおすそ分けするかも。

・新しい本を進める。
 36種類に収めるため、取捨選択を重ね
 厳選しています。

・小刀と包丁と鎌を研ぐ。
 小刀は子どもが竹細工等に使う。
 ひどく錆びた鎌の再生がたのしみ。
 復活したら、それでうさぎ用の草を刈ってみよう。

・お弁当配達用の、実用的かつ情緒のある
 風呂敷を頼まれたので、
 染めの浴衣地の二巾半(約90cm)の風呂敷を縫う予定。

・借り家の更新の書類を送る。

・モロヘイヤの苗をポットに移植する。

・小さなヨシズを作る。
 リネンの糸で連ね、
 両端の列は細い竹をつかう。

・デジカメの写真をパソコンに移す。
 最近ようやく、写真を無心で撮れるようになりました。
 準備的な間を置かず、何かを感じたタイミングの位置で
 そのまま撮ったらきっと、
 生きた写真となるだろう。

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昔つかっていた小刀も
滅法切れなくなってい、そのまま新聞にくるんであった。

今日のこのごろ、子どもたちは
竹細工に熱中しているが、ナタが無いため
ノミで割ろうにも、その厚みゆえに途中で刃が止まる。
そこで、前述の薄手の小刀を差し込んで竹を割ったが、

これを機に切れ味を甦らせたいと思う。

我が家には、つきづきしき砥石がないが、
一時しのぎとして赤レンガを使ってみようと。

しかしレンガには小石が混じっており、かえって刃こぼれしかねない。
レンガをしばらく水に浸した後、
小石の無い場所を選んで、慎重に砥いでみた。
斜めに構え、押すときに圧、引く際は力を抜く。
当てる指先を刃先から元まで徐々にずらし、
何とはなく心が通ったら引き上げる。

すると、そこそこは切れるようになった。

いつまでもレンガで研ぐわけにもゆかぬし、
錆びた鎌など復活させたいものもいくらかあるので、
いよいよ砥石を買おうと思う。

1000番程度の、中っくらいの荒さのがあれば、まずは十分だ。

無人に研いでいると、脳裏に昔のことが甦ったりもする。

それは佳きことばかりではないが、
それでも研ぎつづけるうち、
刃の輝きとこころが共に歩もうとするのか、
不思議と晴れやかになっていたりする。



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ちいさな世界の、たくさんの命。

先日、放しても放しても
2,3日でおたまじゃくしが消えてしまう、
庭のミニ田んぼについて、
原因は水の酸性化か酸欠かと推察しましたが、
真の理由は、まったく異なるものでした。

以前、田んぼを覗いたらフッとすばやく
泥に潜る存在があり、そこに棲んでいる
ミナミヌマエビかな?と思っていましたが、

今日、子どもが「ヤゴかも」という。
たしかにあの動きはそうだろう。
毎回、ヤゴに捕食されていただけでした。

裏庭の池にはまだオタマジャクシが
数百と泳いでいるので、
それならばヤゴをもうちょっと足してゆくという
野心も芽生えました。

ヤゴは近所の公園の水たまりにいるのですが、
たまに底のどろをまるっとさらう
清掃があって、そのときに死んでしまうため
救出もかねています。

ともあれ、田んぼが無事げんきでよかったです。

ちなみに、たくさんのおたまじゃくしは、
亀たちの餌にもなっています。
どのみち、大人のカエルになれるのは
1000匹に1匹ほどの割合なので、
アリやカマキリに喰われる分を
おすそ分けしてもらっている感覚です。
ありがとう、ヒキガエル。

そのひきがえるの餌の虫の、そのまた餌は、
我が家から出る野菜くず。
そんな風に生態系の環が巡っています。

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種まきと実りのあいだの、丁寧で細かな日々の手入れ
それ自体がよろこび。収穫はサプライズのおまけです。

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家の庭のいきもの
●アリ(庭の掃除・片づけ屋)
●団子虫(食物連鎖におけるカルシウム源?)
●なめくじ(夜間、庭じゅうを嘗めて浄化?)
●ハサミ虫(天敵にとってはこわい存在ではないかと)
●かたつむり(極小~小サイズ)
●みみず(野菜くず投げ場の分解者)
●クモ(ヂグモも)
●アゲハの幼虫(夏みかんの葉を食べる)
●キアゲハの幼虫(セリの葉を食べる)
●カマキリ(ほぼ毎年産卵と孵化)
●あまがえる(たまに産卵と孵化)。この時期鳴いている。
●あかがえる(たまに産卵と孵化)
●ひきがえると、おたまじゃくし(毎年産卵と孵化)。ヌシ級サイズが5,6匹棲み分けている。
●コウガイビル(石の裏にいる)
●黄金虫の幼虫(土を掘るとだいたい現れる)
●赤虫(池の泥にいる)
●たぶんヤモリ(ふにゃふにゃ)
●ヤスデ(日蔭の湿った場所にいる)
●脚長蜂(庭のパトローラー。水を飲みにくる)
●ひよどり(ピーピー元氣くうるさい)
●にほん猫(近所に徘徊している野良猫)
●クマネズミ(時折出没していると思われる)
●たぬき(近所の空き家で繁殖していることがある)
●花虻(幼虫は宇宙存在?のオナガウジ)
●アメリカミズアブ(野菜くず投げ場の分解者)
●ミジンコ(小さくて落ち着きがない)
●蚊とぼうふら(金魚やメダカのいる水場にはいられない)
●ショウジョウバエ(果物の皮に寄ってくる)

飼育しているもの
●クサガメ(友達が殖やしたのをいただいた)
●ザラアシドロガメ(用水路で死にかけていたのを保護)
●スッポン(子どもが川から)
●カイウサギ(土手に捨てられていたのを保護)
●メダカ(毎年繁殖)
●川魚(アブラハヤ)
●どぢゃう(子どもが捕ったもの)
●川のハゼ(子が捕ってきた)
●サワガニ(子が捕ってきた)
●ヒラタクワガタ(子が捕った)
●和金(数年前に買ったもの)
●かぶと虫の幼虫(自宅で繁殖)
●ミナミヌマエビ(数年前捕ったものが繁殖)
●たにし(実家で繁殖)
●さかまき貝(自然にふえる)

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