めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

ファミリーツリー(小川 糸)

2011-01-19 21:50:43 | 本(よかった!) あ行の作者

過去に読んだ 同作家さんの作品がイマイチだったので、(すみません。)
たいして期待せずに読み始めたのですが・・・
どうして どうして!
これは、とっても良かったです~~。

しばらく、読書に対して、今ひとつ調子の乗らなかった
(↑ 永遠の0 後遺症のため…(汗))
ワタシにとって、ちょうど良いタイミングのリハビリになりました。

今年初めから、ワタシの中で成育中の“読書の虫”が活動停止中でして・・・、
(これは、どうしちゃったもんだろう…。)と、大好きな帚木先生のお力をもってしても
どこか冷めた感情が、通り過ぎていくような自分がいて、
(ちょっと、ちょっと、どうしちゃったのよぅ…???)と、もどかしい日時を過ごすこと
気付いてみれば、半月以上が経過しておりました。。。

こーゆー後ろ向きの状態の時は、とにかく、何も考えずに サラっと読める本が良いのかなぁ…
と狙ったところ、見事、的中しました(祝)!
ほんと、いつしかストーリーに引き込まれて、もっともっと次のページをめくりたくなる自分を
久々に取り戻せました。

あ、
かんじんのストーリーは、信州で育つ少年の成長記です。
そこに、好きな女の子や家族が絡んできて、思春期特有の悩みも経由しつつ・・・
(うんぬん かんぬん)
終盤、菊さんのエピソードには、主人公の泣き虫リュウくんと共に、涙ポロポロ…。

本って、感じ方が人それぞれで、お薦めするには難しいところもありますが、
ワタシは、なんだか この本に出会えて良かったなぁ~。
コメント
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