そもそも、大好きな「神様のカルテ」で、ハルさんの愛読書だというので、借りてきたミーハーなワタシです(汗)。
ハルさんは、悩んだり迷ったり…心が疲れた時には、この本をお読みになるというし、
神様のカルテ2に登場した 御嶽荘の住人が、この本に感銘を受けて、自分の無気力な生き方を見つめなおす…うんぬんかんぬん…、というエピソードもあったので。
あ、そっか~・・
と、ここまで書いて、ヒラメキました!
「神様の…」の夏川先生って、もしや精神科のDr.ですかね…?!
あくまでも、ワタシの想像ですが、夜と霧の作者 Dr.フランクル=精神科医 なので、もしや精神科Dr.の必読書なのでしょうか…、この本てば。
要は、フランクル先生がユダヤ人であったばかりに、一家4人での幸せな生活が一転し、家族は離れ離れでアウシュビッツ等に強制収容されてしまう…という、ノンフィクションです。
フランクル先生は、他の大勢の収容者同様に過酷な強制労働を強いられ、肉体的にも精神的にも限界を超えた日々を過ごすことになります。
そんな生活の中で、いつ自分に死が訪れるかわからない、病気と衰弱よる死体がゴロゴロしている日常・・・
お・重い…(汗)。
以前、たまたま TVにアウシュビッツが映った光景を観た時に、
独特の空気と色が感じられ、目が釘付けになった感覚を思い出しました。
え~、ちなみに、
こちらの本は、2000年にアンケート調査が行われた「21世紀に読み継ぎたい本」の第3位に輝いたそうでございます。