めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

官僚たちの夏(城山 三郎)

2011-01-12 22:01:40 | 本(うーん…) か・さ行の作者

うーーー~ん・・・
やはり、同じ公務員(※ワタシは違います。)でも、国の しかもキャリア官僚となると、
すごーーーーく ポスト争いがシビアなんざんすね。。
それはそれで、前半部分は、風越の 飛ぶ鳥を落とす勢いの武勇伝を醸し出していて、面白かったけど、
な~んか、後半部分はねぇ・・・
ま、
わかるような気もするが…。

しかし、たかだか2ページのうちに、腹心の鮎川は病死するわ、
庭野も身体壊して入院するわ・・・
ミスター通産省も ここまで落ちるか?!と、ビックリのてんまつで、
そのまま あっという間に(完)となってしまったので、余計に空虚感が。。。

ま、
牧は置いといて、片山のキャラが 自分も苦しまず、うまいこと世間を渡っていく
得な性分なんですかねぇ~・・・。
てことで、なんか周囲から見ていると、しっくりこない感が ないこともないが、
片山が1番賢かったというところでしょうかねぇ~・・。
コメント
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