いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

区立小・中学校に怪文書が出回る??

2011-02-07 | Weblog
 私は、再三「一部教員の社会性の欠落」を指摘してきた。教育者以前に、社会人としての常識が欠けている人間が、ただ一回の採用試験で「センセイ」になってしまうことへの警鐘でもある。学校に行けば「教室」という密室で、一般の会社と違って、社会性の欠落はなかなかわからない。数年たって、本人が耐えられなくなり、休職やメンタルヘルスの訴えで初めて気づくなどということも多々ある。

 また、規則を教えるべき教員の「規則破り」も後を絶たない。教員の社会性の確保こそ、いまの公教育に求められている。さて、今日見つけた大田区教育委員会(多分)の「異常」は、ある文書である。

 ビジネス文書がうまく作成出来るかどうかは新入社員の基礎的研修で再三叩き込まれる基本である。まずは、いつ誰が、つまり5W1Hの基本に則っているかどうかが重要だ。この基本原則が、ちゃんと出来るお役人や教員が意外に少ないことが問題でもある。

 本日、私に見つかってしまった、この基本を大きく外した「怪文書」は以下である。



 区立の小・中学校で配布されたもので、題名は「たくましく生きる力をはぐくむキャリア教育の推進」とある。そして、3月7日に区立池上会館で帝京大学の准教授の講演をやる、との記載が。さらには、会場である池上会館の電話番号がご丁寧に書いてある。
 
 さて、問題は、以下の三点だ。①一体だれが主催しているのか?の記載がどこにもないこと。②勝手に行けばいいのか、事前申し込みなのか?の記載もない。③本件講演会の問い合わせ先の電話番号も書かれていない。

 このような「ビジネス文書」の基本原則すら知らない教育委員会職員に「キャリア教育」などを教えられたら、子供たちは困ってしまう。まあ、文章の文脈から「大田区教育委員会が主催しているだろう」ことを読み取る能力も「ビジネスセンス」として必要なことではあるが…

 もうひとつ、お役所でも大企業でも「上司のミス」を真正面から指摘しないことが、キャリアを積む重要な要素であることを、きっと、この文書を通じて作成者は教えたかったのだろう。深いな~

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