いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

ふざけるな!米国連邦議会慰安婦対日非難決議だ?

2007-06-28 | Weblog
 議会とは、いずこも「かわいそう」などという感情が左右するものらしい。以前、自衛隊の海外派遣をするな、という趣旨の陳情が大田区議会で採択されたことがあり、全国の知り合いの議員から「大田区議会はいつから左傾したのか」と問い合わせが殺到したことがあった。これなども、陳情の本来の趣旨を吟味せず採択した結果だ。

 今回、米国連邦議会下院外交委員会において「慰安婦問題に関する対日非難決議案」が可決された。米国は突然何故、中国にゴマをすっているのだろうか。さらに、腰砕け外交の我が国政府の体たらくはなんだ。

 「米国の議会の決議だから、コメントするつもりはない」(安倍総理大臣)だと!!国家としての誇りはどこに捨ててしまったのか。自虐的歴史観の排除を標榜していた官房長官(当時)は、どこに逃げてしまったのか。

 事実でないことを、他国、それも友好国の米国議会で決議されて、静観する政府に、我々はこの国の未来を託すことはできない。隣家に事実と違うことを町内に言いふらされたら、抗議するだろうし、場合によっては提訴するのがあたりまえの感覚である。

 事実誤認の河野談話を正式に取り消し、米国に徹底抗議すべきで、場合によっては、外交官引き上げなどの抗議行動をすべき重大な問題である。ありもしない南京大虐殺、従軍慰安婦をでっちあげて、自国内のナショナリズムを高揚し、政府への不満を回避している中国の策略にはまってはいけない。

 もし米国が、こんな決議を本会議でも採決するのであれば、大人気ないが、こちらは史実である「東京大虐殺」「広島大虐殺」「長崎大虐殺」、そして、GHQの指令で全国の警察が関与した、進駐軍兵士のための性的慰安施設「アメリカン・アミューズメント・アソシエーション(AAA)」について、国会で米国非難決議をしなければならない。

 北朝鮮をめぐる6ケ国協議では、北朝鮮の思惑通りに、日本をはずして4ケ国協議をしようと、米国のヒル国務次官補が発言をしている。北朝鮮も中国も自国の利益のために、米議会や官僚の取り込みに必死である。どうする、美しい国ニッポン。「和をもって‥」は、外交舞台では通じない。



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