”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(14)

2006年02月02日 23時27分38秒 | ビジネス

2月2日(木)

こんばんわ。今日は久しぶりに晴れたような気がした一日でした。晴れの日と雨の日ではずいぶん気分が違うのは僕がアウトドア系だからなのか、それともみんないっしょなのかどうなんでしょう?

さて今日は私見第4弾です。今日先輩から発言が過激すぎると指摘をうけたので、趣旨はあまり変わりませんが、表現を柔らかくしていきたいと思います。もっともあまり見てもらえないブログなので意見を誇張して表現した方がアッピール効果があると思ったのですが、年齢も考えて自分らしく表現したいと思います。
ところでもう10年近く前にマイケル・E・ポーター氏の”競争の戦略”と言う本がよく売れました。その内容も日本企業がバブル崩壊直前ぐらいの頃で、やがて来る大競争時代への警鐘でもあり、デフレ化の企業戦略の指針ともなる内容だったと記憶しています。そして今まさにどこの企業も競争優位の戦略策定に余念がありません。しかし、どの企業も既に同じ方法論で検討し、実践しているのですから差がありません。そこで血みどろの価格競争となっているのが現状でしょう。こんな中で今後さらに血みどろの戦いを続けていくのでしょうか?多分みんなこんなレッドオーシャンから抜け出て処女地を開拓したいのではないでしょうか。僕が日本のヘドロの海をヨットで走るより南太平洋のブルーオーシャンを走りたいのと同じです。そこでこれからの企業の戦略のあり方は新しい市場創出に向けた取り組みが重視されるべきだと思います。自分も2年前ぐらいから、ほそぼそですが競争を抜け出すための戦略を実施していました。少ない予算のなかで、仲間といっしょにいくつかの商品も作ったりしてもがいていましたが、全体の流れを作れるまでには至りませんでした。従って偉そうなことは言えませんがそれでも次代を担う若い人が脈々と続けて行くべきテーマだと今でも思っています。ただ戦略の作り方については、今幼稚だったかなと反省しています。なぜかと言うと最近”ブルーオーシャン戦略”と言う本がランダムハウス講談社から出ており、自分が思っていたことをもっと過去の事例や考え方を整理してわかりやすく説明されております。もっと早く読んでいればもう少しましな戦略で実践できたかもしれません。これからの自企業の戦略を考える方には是非一読をお薦めします。何か本の紹介になってしまいましたが、言いたかったことは
これからの企業が生き残るために考えなければならないことは、現実の競争優位よりも、新しい市場創出のためのイノベーションを地道に続けられる勢力を確保しておくことが、永い目でみればより需要だと思います。競争は誰でもわかるし、誰でも若干の巧拙はあっても対処しますが、もう少し先を見たイノベーション勢力はそれなりの戦略がないと生き残れません。
と言うことです。ここまで読んでいただきありがとうございます。今回で私見シリーズは終わりにして、次回からはテーマを変えて書き続けたいと思います。では

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