”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(17)

2006年02月13日 21時18分03秒 | ビジネス

2月13日(月)
昨夜歯が痛くて眠れなかったせいか、すごく疲れています。一応歯医者に行って処置はしてもらったので今日は早く寝たいところです。そんなんで手短に書きます。
今週は自分が実践したことはないけど僕がやるとしたらこうやりたいっと言ったことを書きます。
バブル崩壊後企業は悪戦苦闘の連続だったと思いますが、最近徐々に復活のきざしを見えてきました。これらを見ていて思ったことですが、企業が再生していくには概ね次のことをしていくとうまくいくようです。まず1番目に”捨てるべきものを捨てる”事業部門の絞込みや商品の絞込み等を最初に整理することです。自社の成立っていくための必要最小限の事業が何かをきっちと認識することでおのずと捨てるものが見えてくると言うことだと思います。
2番目に”減らすべきものを減らす”部品点数・生産量・店舗数とかいろいろ考えられますよね。
3番目が”増やすべきものは思い切って増やす”多分品質重視の時代ですから、思い切って絞り込んだ商品とかにはケチケチしないと言うことだと思います。原材料にこだわったり、設備を効率を上げる努力を目一杯しようと言うことでしょう。ここは結構勇気がいるところでしょうね。
そして最後に”今後付け加えるべきもの(付加価値)を加える”と言う順番で取り組んでいるものはみんなうまくいっているように思います。とかく目先の付加価値だけに終始してもうまく行かないと僕は思います。最初の3つができて始めて付加価値は大きな成果をもたらすと思います。ではどうしたら付加価値を作ることができるのでしょうか?考え方の問題ですが、僕は次のように考えてます。まず、多数化・多層化・多価値化の3つの方向から考えてみたらどうかです。多数化とは1人でも多くの人に使ってもらうためにとか1人の人に何回も使ってもらうためにと言う視点です。多層化とは客層を細分化してその層にあったものにしていく視点です。同じ機能であっても、子供向けのものと高齢者向けのものが色とか包装とか異なるように、できる限り客層に合わせたカスタマイズもこれからは大事な視点ですよね。多価値化は客層が望んでいる機能の追求の視点です。お客様の要求ををどれだけ機能として取り入れられるかです。もちろん周辺技術の革新も取り入れると言うスタンスで考えることです。ちょっと補足すると商品そのものの機能はもちろんですが、それ以外にも配送・料金収納・メンテとか一連の機能も含んで言っていますので。
でも書きながら思ったのですが、みんなあたり前のことですよね。冷静に考えれば誰でも容易に思いつくことですよね。世間のしがらみや思い込みや見栄を自分から解き放って、素直になれるかが勝負ですよね。僕も評論的に言っているので、当事者になるとまだ自信がありません。ただ言えることは人間の犯しやすい迷路を知っていることこそ大事だと思っています。

今日は”しんさん流イノベーションストーリー”を作ってみました。多分誰でもできることであり、そんなことわかっているよと言われてしまいそうです。整理してみるとそうですが、パニック状態ではそうならないのが現実です。余裕のある時こそ備えとして考えておくとよいと思う。

ではこの辺で!明日はこれからのビジネスマンの必要機能とプロジェクトの進め方を書いてみたいと思います。若干ドラッカーに感化されていますが。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする