”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・評論編(3)

2007年12月01日 17時12分17秒 | 社会事象への意見
12月1日(土)晴
いよいよ明日の朝から中国にプライベートの旅行に行ってきます。と言っても職場の仲間とのパックの団体旅行なので、なんとかなると思います。そう言う意味で昔仕事で行った時のような緊張感はあまりありません。もっとも中国のような国には初めて行くので食事やホテル等がちょっと心配です。ヨーロッパやアメリカは情報が結構あるのと英語が少しできればなんとかなりますが、中国は未知数です。おまけに最近ダンボール入りの食べ物とか人糞につけた蟹とか、とても人間が食べるようなものじゃないものを平気で売る人間が一杯いるようです。多分日本人以上に金にきたない民族かもしれません。貧富の差が大きいのでそうなるのじゃないかと思います。
なんと言っても5000年の歴史を生き抜いてきた民族ですから、僕らよりサバイバルには強いはずです。今回は西安(昔の長安)に3日、上海1日の旅です。西安は日本で言う京都のような都市ですから中国の歴史の中心地であり、日本が昔お手本にした都です。秦・漢・隋・唐・宋等々明以前の歴史の舞台ですから、2000年前の歴史をこの体で感じてきてみたいと思います。
また帰朝したらこのブログでも報告したいと思います。
さて「世の中ここがおかしい」の評論も今日で中断ですが、今日は不真面目な話をとりあげてみます。パチンコに「海物語」と言うのがあるのですが御存知ですか?僕は最近時々パチンコに行くのですが、いつもこの海物語以外やったことがありません。それ以外のはよくわからないのでいつもそうなるのですが、先日めったに出ないサムが出てフィーバーしました。ところが2回で終ってしまい、結局全部打ち込んで終わりになってしまいました。サムが出なくても5回とか10回とかかかる台もあるというのに、めったに出ないサムが出てかかったのに2回でおしまいなんてちょっとおかしいと思いませんか?宝くじだってめったに出ない確率のものほど高額です。宝石だってめったにないものほど高額です。ところがめったにでないサムが出ても1セット(2回)で終るなんてふざけてるとしか言えません。最近の世の中もこれと同じようなことがよくあります。いわゆる「正直者がバカをみる」あるいは「額に汗もかかずに人をだまして儲ける」と言った風潮を反映しているのかもしれません。もっとも現実の社会では必ずその報いがあります。現に新聞紙上をにぎやかしている話が万とあるじゃないですか。でもパチンコでは人をだましたままです。こう言う設定は自分はけしからんと思います。それだったらそんなもん出すなと言いたい。まぁ遊びですからそんなに目くじら立てることでもないですが、もっと正しいことが報われるようなゲームであってほしい気がします。
多分読んだ人は「そんなことを言うならパチンコ屋なんか行くなよ」と思われたことでしょう。その通りです。まだまだ俗世間から抜け切れない自分です。聖者になってなれないよだけど・・・と歌ったブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」が好きな自分らしいかもしれません。人間誰しもいやらしさもきたならしさも持ち合わせているものです。そんな中でいかに自制していくか、いかに節度を保つかの戦いが人生なのかもしれません。社会や隣人に迷惑をかけない範囲で人間らしく生きていくことが大切なのかもしれません。
それでは中国から帰って来るまでごきげんよう。
また歴史の話でうるさくなると思いますが今後ともよろしく。
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しんさんのよもやま話・・・評論編(2)

2007年11月29日 23時53分31秒 | 社会事象への意見
11月29日(木)曇
降りそうで降らない天気が続きます。おかげでここのところ毎日、地下鉄の駅まで自転車を止めて歩いて駅まで行ってます。帰りに雨が降ると自転車を駅の駐輪場に置いてくると次の日が歩きなので、降りそうな日は朝歩いて駅まで行くことにしてます。今週は夕方雨が降ると言う予報だったので歩いていくのですが、いつも帰りは降っていません。まぁ健康のために歩けと言われているのでこれもまた良しです。
さて今日も「世の中ここがおかしいよ」の第二段です。今日は「サービス残業の矛盾」です。仕事で残業しなきゃならないことはよくあるので、残業手当をもらって残業をすると言うのが本来の姿です。サービス残業とは残業手当をもらわずに残業していることで、本来あってはならないことです。そこで最近、大企業でサービス残業が労働局から指摘されたとかでサービス残業見合いの手当てを支払ったとか、労働組合から申し入れを受けたとかの話がよくあります。このことは別に何ら問題ないのですが、そもそもなんで残業するのかと言う点で、工場労働者と事務職労働者ではベースがまったく違います。
前者はラインが動いて今日中にあと何個増産するために3時間働いてもらうといったように明確な目標があり、かつラインの稼動能率はほぼ一定です。従って誰が残業しても結果はそんなに変わらないものです。
ところが事務職いわゆるホワイトカラーの生産性は個人差が非常に大きいものです。能率の良い人は短時間に終って、残業手当も少ないのですが、能率が悪いと時間ばかりかかってしかも手当ても多くもらえる。こうなると能率のよかった人も能率よくやる必要がまったくなくなってしまいます。能率の悪い人ほど残業手当が多くなるというのは、ほんとうにそれでいいのでしょうか。もともと事務職のサービス残業というのは、2時間でできなきゃならないけど、自分は仕事の勉強しながらやるから能率も悪いし、3時間かかっても2時間分の手当てでちゃんとやろうといった自己制御のもとに行われたのが元々だったんじゃないでしょうか?それも上司に言われてじゃなく自主的にそうしていたのが元々だったと思います。
ところがそれも会社が拘束している時間だからちゃんと残業手当を出しなさいと言われればそのとおりだから、出すようになったのが現在じゃないでしょうか。お互いが心のルールを共有している時はうまく機能していたものが法律と言う画一的ルールだけで判断するようになるとおかしなことが起こり始めるのが世の常です。法家を重んじた秦の始皇帝は20年しか存続しなかったけど儒家を重用した漢は200年以上も存続しました。
こんなルールばかりを重用していると、今に日本と言う国からは、言われたことだけを忠実に実行し、新しい発明や発見はどんどんなくなり、国力はますます衰退の一途を辿るような気がします。なぜなら優秀な人はしらけるだろうし、能率の悪い仕事はさせないことが管理者としてやらざるを得なくなるでしょうからです。
この問題を解決する一つは、賃金体系を労働内容により変えることかもしれません。日本にはブルーカラーとホワイトカラーの区別があまりありませんが、これからは欧米のように明確に分けることが必要かもしれません。欧米のビジネスエリートは労働組合にも属さないし、時間外手当といった概念もないようです。自分の仕事に対して年俸○○といった自営業と同じ扱いになるのかもしれません。いずれにしてももっと会社と言うビジネスの環境を活用して自主的に自分の技術や技能を磨くための時間を若い人達に与えてもよいのではないでしょうか。それはサービス残業でも残業でもなく、自分自身への投資の時間だと思います。
自分の若い頃を美化するつもりもありませんが、夜遅くまで調べ物をしたり、機械を試験したりしながら自分の勉強をできたことをありがたく思ってます。今ではそんなことをしていたらサービス残業になるから早く帰ってくれと言わざるを得ません。あまり表面ずらのルールを押し付ける国もどうかなと思った次第です。何事も中庸です。
こんなことを書くと労働組合から何を言われるかわかりませんが、組合のあり方もあまり画一的なりすぎても時代に合わなくなってしまうでしょう。なにしろ大工場で大量生産する時代から確実に世の中は変わってきているのですから。
今日はこれまでです。
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しんさんのよもやま話・・・評論編(1)

2007年11月28日 22時59分33秒 | 社会事象への意見
11月28日(水)曇
今日は家に帰ってきてから、デジカメ用のコンパクトフォトプリンターをセットして使ってみました。結構簡単にプリントできるものなのですね。これでは町の写真屋さんもどんどん潰れて行くのがわかるような気がしました。携帯電話で撮った画像も赤外線通信で送ってプリントできてしまうようです。これだったら携帯で写真を撮るのも添付ファイルにしてメールで送る以外にも記念写真等もっと用途が広がるような気がします。去年ぐらいからこのフォトプリンターは売れているようですから、今年の年末商戦では結構一般化するんじゃないでしょうか?

さてところで今日から僕が思う「世の中ここがおかしい」編を書いてみたいと思います。
矛盾だらけの人間世界だけど、もう少しなんとかならないのかと常々思っていることです。多分昨今の世の中の常識からみて不思議な社会現象を評論家的に書きます。従って答えのない話が多いかもしれません。
今日は「国家予算」についてです。と言っても僕は財務の専門家でも詳しいわけでもありませんから、僕の認識が間違っているかもしれませんが国の財政ほど素人の僕達にはわかりにくいものであるのも事実です。日本の予算は一般会計の約80兆円の審議が国会で予算案成立とかニュース等で報道されているのですが、もう一つの特別会計についてはほとんど報道されないのが通例のようです。でもこの特別会計は一般会計の2~3倍の金額になっているようです。確かに特別会計は特定の目的を持って受益者から集められた税金で成立っています。しかも25種類近くの事業に分かれていてますますわかりにくい話になっていくようです。でもほとんどの日本人が支払っているガソリン税や喫煙者が払っているたばこ税がどのくらいあって、何にどう使われているのかはさっぱりわからない状態です。200兆近くのお金がどう使われているかもわからず、年金破綻とか国家財政の赤字だから増税だなどと言った話だけを聞かされる。もっと特別会計で使われているお金の話をマスコミもとりあげるべきじゃないでしょうか。そうじゃないと消費税の増税も我々は納得できないような気がします。すべての役人が無駄使いしている訳じゃないでしょうけど、闇の中で処理されてばかりいたのでは信用できるものもできなくなってしまいます。日本人の大部分の人は正直にすべてをわかりやすく明らかにしたなら、税金が上がってもしかたないと言った覚悟はできると思うけど、いまのままでは誰も国を信用できなくなっているような気がします。
たばこ税は収入としては2000億円ぐらいだそうですけど、いったい何に使われているのでしょうかね。少なくとも受益者負担でないことだけは確かなことです。なぜなら喫煙者は税金を払っていながらどんどん肩身の狭い思いをしています。
ガソリン税はほとんどの家庭でマイカーを持つ時代になり収入規模もどんどん大きくなってきました。高速道路もどんどんできてもう新しく道路を作る必要もなくなってきています。今迄の負債の返済とメンテナンスは必要でしょうが、これからの時代にお金は余ってくるのが常識的な見解じゃないかと思います。それでも税額は安くなってません。高速道路代金も安くなるところは田舎が中心で東名高速のようなドル箱は安くならないようです。
平成20年までに特別会計の事業区分を整理統合することになっているようですけど、これなんかはほとんど報道されません。金額の大きい特別会計にこそ、もっと国会で議論すべきじゃないでしょうか。そしてもっと報道すべきじゃないでしょうか。一般会計は、使い道の多い少ないが毎年変わる点もあるので審議は各省庁の分捕り合戦でマスコミ的には盛り上がるかもしれませんが、まぁそれも必要でしょうが、使い道を決められたお金ほど世の中の動向を無視して無駄をしていることは多いものです。企業でも当たり前と思っている支出ほど節減効果が多いものです。

今日は予算の不思議と言うことで「なぜ一般会計ばかりマスコミが取り上げ、特別会計はその何倍もあるのに僕らには知らせてもらえないのだろう」と言う話のつもりでした。国のホームページなりきちんと見ればわかると言われればそれまでですが、自動車の税金収入がどれくらいあるのかとかガソリン税がどのくらいあるのかといったことをみんな知ってますか?そしてそのお金がどんなことに使われているのか知ってますか?残念ながら僕はあまり知りませんが、わかりやすく説明してもらったこともありません。もっとそう言うことを国民にわかりやすく伝える義務が国にはあるような気がしています。企業は株主にちゃんと説明する義務を負わされているのに国は国民に説明しなくてもいいのですかね?
ではまた。
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