”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・ビジネス編(18)

2006年02月14日 22時51分53秒 | ビジネス

2月14日(火)一時
ここ2~3日は暖かいですが、今年は春が早いかもしれません。ほとんど願望ですが。
さて今日は昨日話たように半分受売りで半分まじに僕が思っていることです。もっとも今迄書いたことも自分流ではあるけど、誰かの感化を受けたりや自分の経験を通して築いてきたものだから、あえて言う必要もないですよね。
現代におけるビジネスを考える時、昔に比べてずいぶん複雑になってきていると思うのは僕だけでしょうか?多分みなさんも専門的な技術にはついていけなくなったとか、1つの仕事を一人で最初から最後まで完遂できるだけすべてに精通するのは困難だと思っていませんか。仮にできるとしても時間は待ってくれません。そこで最近の仕事はより分担を明確にした組合せにより、短時間で質の良い仕事をすることがビジネスの要諦となってきます。しかしただ何人かいれば良いと言う訳には、いきません。そこで組織やプロジェクトを構成するメンバーには概ね3種類の人間の組合せが要求されます。それは”問題発見型の人”・”問題解決型の人”・”人と人の間を調整するコミュニケーション型の人”の三種がそろって始めて最高の仕事をできるような時代だと思います。
”問題発見型の人”とは観察力に優れていたり、情報力に優れていたりすることが必要です。営業マンはこのタイプであることが必要条件だと思います。
次に”問題解決型の人”とは技術力に秀でていたり、制度や法律に詳しかったり、経理に精通していたり、いわゆる特定分野の専門能力を持っていることが要求されます。SE(システムエンジニア)はこのタイプであり、システムに精通した技術力を持つことが必要条件です。
三番目の”コミュニケーション型の人”はマネージメントに秀でていたり、戦略的な構想を作り実践する能力が必要です。現場の管理者や販売企画担当の人はまさにこのタイプに属します。
この三つのタイプがお互いに自分一人では完遂しないと言うことを充分認識して事に当たっている時は最高の仕事ができるでしょうし、最近のビジネスはそうでなければ成立たないと思います。この三種の人はビジネスに対して平等です。ところが、人間と言う動物はなかなか平等にはならないところが難しいところです。ここをうまく調整して行くのがトップマネージメントの役割です。組合せはできても、その中での心理バランスをうまくとらないと、モチベーションを維持できなくなります。しくみは誰でもちょっと考えれば作れますが、運用するには共通した哲学が必要になったり、外部からバランスを調整するトリガが必要となります。そのためには人間力をつけるトレーニングを日頃からしておくことが大切なことだと思います。
最近の学校教育には”修身”と言う人間を教える先生がいなくなったことが心配です。僕はできが悪いので中学の3年間は毎年先生に殴られてましたけど、そんな先生に限って卒業後家に遊びに行ったりしてましたし、今でも仲良くさせていただいています。自分も昔怒鳴っていた子らが今でもメールをくれたり電話してくれたり年賀状をもらうったりするとうれしいものです。でも僕も最近”もの言えば唇・・・”の心境になることが多くなりました。まだまだ僕の修行が足りないのですが。また脱線してしまいましたが今日の話をまとめると

これからの仕事には”問題発見者タイプ”と”問題解決者タイプ”と戦略的調整タイプ”の人が必要であり、こう言う組織をつくり運用していくことがますます重要になる

と言う話でした。ではまたあした。

 

コメント
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