”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話・・・番外編

2006年02月04日 22時50分22秒 | Weblog

2月4日(土)だけど風強し

今日は書く予定もなかったけどちょっと暇なのでテーマ性もなく、好き勝手な話を。僕は金子みすずと言う大正時代の童謡詩人が好きです。彼女の感性と言うか感覚がすばらしいと思う。ちょっと変わった女の子だったんでしょうけど。”小鳥と鈴と私と”と言う詩なんかは大正時代にはマッチしないけど、現代の個性がもてはやされる時代にはぴったりのいい詩です。”大漁”なんかは自分がもっとも気に入っている詩です。

 

 朝焼け小焼けだ 大漁だ 大羽鰯の 大漁だ
 浜は祭りのようだけど 海の底では何万の いわしのとむらいするだろう。

 

浜で起こっている事象と正反対の海の底での起こっている事象をうまく表現してると思いませんか?実はこういった視点が自分はすごく好きです。とかく我々は表面の眼に見える事象だけで物を見たり、有頂天になったりしてしまいますが、もう片方を見て物事を考えて行動できれば人を傷つけたり、誤った判断はしないものです。かなしいかな人間と言う動物は、目の前の判断だけで、それ故失敗を繰り返していることは歴史が証明しています。人間なかなか仏の道は遠いものです。

ともあれ、みなさんも一度でいいから金子みすずさんの詩集を買って読んでみてください。

ではおやすみなさい。

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