西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

まごこはやさしいヨ!再説

2008-06-28 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育
前ブログ記事「医食同源」の最後で次のように書いた。

「いまのところ、私は家森幸男さんの言う
「ま(豆)ご(胡麻)こ(こめ、玄米)は(わ若布、海藻類)や(野菜、生野菜がお奨め)さ(魚、赤青魚、刺身が良い)し(椎茸、茸類)い(芋)ヨ(ヨーグルト)」(孫子〔まごこ〕は優しいヨ)を基準としている。」と。

で、今日の『日経』夕刊一面の「あすへの話題」にその家森幸男さん(予防栄養学研究者)が「まごこはやさしいヨ!」を書いている。同日に私と同じようなこと書かれるなんてテレパシーが働いているのかな。

元々、家森さん(京大名誉教授、平安女学院大学客員教授)は、「まごはやさしいヨ」と言っていて「こ(米)」は、入っていなかったのだ。実は、多分、平安女学院大学の何かの会で、家森さんに私が「日本伝統のこ(米)を付け加えると、より完全になるのでは・・・」といったことを申し上げて以後そのようになったと思う。http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/29b5ecaf5262a1a4e7972c34a0d1f9db

これを基準、ベースとして増補したら、と思っていて、例えば「こ(米)」も、出来れば「玄米が良い」としたら、と思う。

高齢者から若い人に「まごこ「に」やさしいヨ」を贈りたい。「に」は、韮(ニラ)でありニンニクである。決して肉ではない。どうでしょうか。

医食同源

2008-06-28 | 言語・字・言語遊戯
「医食同源」とは、『大辞泉』では「病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つために欠くことができないもので、源は同じだという考え」とある。「新宿クッキングアカデミー校長の新居裕久氏は、一九七二年のNHK『今日の料理』九月号で中国の薬食同源を紹介するとき、薬では化学薬品と誤解されるので、薬を医に変え医食同源を造語したと述懐している。」と言う。

一方、『朝日新聞』初出は、1991年3月13日、『広辞苑』初出は1991年発行の第四版であるようだ。これで考えると、一般には、1990年頃からその言い方が普及したのかな。

今まで、中国に語源があると思っていたが、実は日本発だったのだな。これが現在、中国に逆輸入されているようだ。

ところで、日本の法律(薬事法)では、「食事に薬事効果」は認められていない。しかし、本当は、それについて事実関係としてきっちり研究すべきであろう。もし、食事に「効果」が認められるならば、美味しく食べながら、薬使用も減って、医療費削減にもなって良い、と言えるだろう。

まあ、しかし食事の効果は、一般に漸進的であり、根気よく続けて初めて効果が上がるとも言える。

いまのところ、私は家森幸男さんの言う
「ま(豆)ご(胡麻)こ(こめ、玄米)は(わ若布、海藻類)や(野菜、生野菜がお奨め)さ(魚、赤青魚、刺身が良い)し(椎茸、茸類)い(芋)ヨ(ヨーグルト)」(孫子〔まごこ〕は優しいヨ)を基準としている。