西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

ボディー・メンテ・・・歯医者と玄米菜食「こころ」

2008-06-14 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育
月に何回か「ボディ・メンテ」の日があって、歯医者、眼科、耳鼻咽喉科そして鍼灸整骨院に平均月一で行っている。

今日は、午前に奈良の歯医者に行き、本屋経由で、昼食は「な・ら・ら」の玄米菜食「こころ」で食べた。

歯医者は、義歯の点検・調整と在来歯の掃除・点検である。前に来た時に「義歯は寝るときも(装着)してください。大地震の時、見失うと大変ですから・・・」と言われており、今日も「今朝も岩手で大きな地震があったでしょう」と付け加えられた。

しかし、義歯には、上部半分以上なので、どうしても異物感があり、とくに真ん中で全体をつないでいる金属部が口内上部に接触し続けるのに違和感があって、食べる時、人前で喋るとき以外は外している。寝るときには、綺麗に洗った義歯を小さなビニール箱に入れていざという時のため枕元に置いている、と報告した。

やはり歯科医は、自分が最高にフィットしていると思う義歯が頻繁に外されるのをよしとはしないのか、色々と「説得」にかかってきたが、私は「自分流」でいくと宣言しておいた。

11時過ぎに「治療」が終わったので、小西通りの本屋「啓林堂」に行きぶらぶら見てまわり4冊本を買った。その一冊が、榊原英資著『食がわかれば世界経済がわかる』(文春文庫、500円)である。

それらを持って向かいの飲食街「な・ら・ら」の玄米菜食「こころ」に行った。先日、下見をしており、一度入りたいと思っていた店だ。

注文したのは「玄米カレー」で590円(462kcal表示)で安くてヘルシーだ。聞くと肉は入っていない、やはり豆類と野菜・じゃがいも、人参、オクラ等だ。人参と大根千切りの生野菜サラダがついている。食後に「有機栽培コーヒー」を注文した。単品では190円でそれでも安いのだが、食後にセットで頼むと100円で、計690円。コーヒーに入れる砂糖も「甜菜糖(てんさいとう)」だったのはよかった。サービスお嬢さんに「こりゃ天才になりますね」と言ったら、「無理に」笑ってくれた。

11時半過ぎからボチボチ混み出す。中年の婦人グループが多いが、私のような単身男性も見える。

横の方に座った、私ぐらいの年恰好の人が「娘が帝○ホテル辞めて、吹田で玄米レストランやりたいと言うので噂のここに見にきた。今後、複数展開していきたいが、世界へ出て行くとしたら何処でしょうね」と言う。私が食事しながら『食がわかれば世界経済がわかる』を読んでいるのを見透かしているように・・・。私は「いい加減なことは言えないが、東アジアの米食圏(経済力が上がっている)か日本食ブームのアメリカか」などと言ってみた。

私はまた、「玄米は黒く、白米は白い」というのは間違いで「玄米は黄金色で、白米は白い」が本当、「米偏に健康の康でぬか(糠)、つまり玄米、米偏に白米の白でカス(粕)、つまり白米」、「玄米は米食の王様」などと受け売りも含めて言ってみたら、その小父さんは感心した顔で一心にメモしていた。短くても心に残る言葉かな、と秘かに思った。土曜日午前の「ボディ・メンテ」報告です。

写真は「こころ」の玄米カレー