西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

医食同源

2008-06-28 | 言語・字・言語遊戯
「医食同源」とは、『大辞泉』では「病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つために欠くことができないもので、源は同じだという考え」とある。「新宿クッキングアカデミー校長の新居裕久氏は、一九七二年のNHK『今日の料理』九月号で中国の薬食同源を紹介するとき、薬では化学薬品と誤解されるので、薬を医に変え医食同源を造語したと述懐している。」と言う。

一方、『朝日新聞』初出は、1991年3月13日、『広辞苑』初出は1991年発行の第四版であるようだ。これで考えると、一般には、1990年頃からその言い方が普及したのかな。

今まで、中国に語源があると思っていたが、実は日本発だったのだな。これが現在、中国に逆輸入されているようだ。

ところで、日本の法律(薬事法)では、「食事に薬事効果」は認められていない。しかし、本当は、それについて事実関係としてきっちり研究すべきであろう。もし、食事に「効果」が認められるならば、美味しく食べながら、薬使用も減って、医療費削減にもなって良い、と言えるだろう。

まあ、しかし食事の効果は、一般に漸進的であり、根気よく続けて初めて効果が上がるとも言える。

いまのところ、私は家森幸男さんの言う
「ま(豆)ご(胡麻)こ(こめ、玄米)は(わ若布、海藻類)や(野菜、生野菜がお奨め)さ(魚、赤青魚、刺身が良い)し(椎茸、茸類)い(芋)ヨ(ヨーグルト)」(孫子〔まごこ〕は優しいヨ)を基準としている。

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