西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

野菜350g/日の根拠

2008-06-02 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育
家政学会で、最近「食づいている」私は、食物関係の人をつかまえては「野菜を日に350g食べるべし、の根拠は?」「遠赤外線調理が良いと言うがどう思うか?」と言った具合に聞きまくった。

で、野菜の根拠は良く分らない、といった感じだし、遠赤外線調理についても、はっきりした肯定論が聞かれなかった。

こういうのは、ネット検索が良いか、と考えて検索すると、次のような表にぶつかった。
http://www.v350f200.com/faq/21.html

これによると、私の年代では、緑黄色野菜120g、その他の野菜230g、果実類150g、いも類70g、きのこ類10g、海草類10gとなっている。まあ、これだとやはり野菜類が不足しがちだろうな。でも、未だ「根拠」ははっきりしない。

遠赤外線調理は、また考えてみよう。

(写真は、緑黄色野菜、だとしたら「その他の野菜」は?キャベツ、白菜、大根、蕪、玉ねぎ等・・・かな。)



東京都の酪農家ー磯沼正徳さん(56)

2008-06-02 | 食物栄養・健康・医療・農業・教育
北海道や岩手なら酪農、放牧やっていると言っても余り驚かないが、東京都八王子市でやっている、というと少しはびっくりだ。

これは、1日朝のNHKTV「産地発たべもの一直線」でやっていた。主人公は、磯沼正徳さん(56)で、前に紹介した中洞 正さん(岩手、55歳)と年恰好はほぼ同じ、出身学校は同じ東京農大である。恐らく二人は知り合いであろう。

私が関心を持ったのは、人家が迫る都会で放牧+牛舎の酪農を成功させていることだ。回りに人家が迫ってきたとき、「臭い」という「公害」が表面化、これで廃業に追い込まれた人もいたが、磯沼さんは色々と工夫の末、チョコレートの原料・カカオの殻やコーヒーのカスを貰いうけ牛舎にまいて臭いを抑え、また、カカオやコーヒーが入った「たい肥」は臭いが少なく品質も良いため、近所の家庭菜園などで堆肥(「牛の助」と命名!)使われていると言う。」

乳牛の育て方は、さすがに都会なので、岩手県の「中洞式」の完全放牧ではなく、自由運動式牛舎+一部放牧という形、ホルスタイン、ジャージ、ブラウン・スイスの三種の乳をブレンドして売っている。但し「東京牛乳」(東京都の酪農家の共同ブランド)という共同ブランドのためもあり、ホモジナイズド(脂肪均一化)し、120℃、2秒殺菌は問題だ。

でも、都会で酪農が出来るということは、「けいはんな地域」でも出来ることではなかろうか。

(写真は磯沼正徳さん)

NHKTVで見たこと、二つ

2008-06-02 | 時論、雑感
今朝、6時台、7時台に見た二つの「プラスとマイナスの」トピックスが頭に残った。

一つは、「プラス」で、自転車こぎのアイデア、例えば、糞尿と藁を混ぜるのに自転車こぎエネルギーを使う。発酵が早くなる。有機肥料に使える。また自転車こぎ発電もあった。1分間に45回転以上、3分こいで、扇風機20分回せるようだ。これは「運動」として健康にも良い。

もう一つは「食育」に関する「マイナス」、最近の幼稚園児の弁当、色とりどりだが、子どもの言いなりで好きなものだけ持って来る傾向、お菓子っぽいもの、から揚げ等油濃いもの、冷凍食品(果物など)をそのまま入れて「保冷剤兼用」などと言っている母親。うーん、これって何、躾も何もなっていない。これが続くと平均余命も下がっていくことになるだろう。