この4月から大学教員の身分システムが変わることをご存知ですか。今までは、教授、助教授、講師、助手、(教務補佐員)という序列でしたが、4月からは、私の解釈、位置づけでは、教授、准教授、講師、助教そして助手の序列になる、と思う。今の教授は教授、助教授は准教授になると思う。准教授を英語にするとAssociate Professorで今までの助教授Assistant Professorより「上」であるから今の助教授の人は文句をつけまい。で、次の講師をどう位置づけるか、どこでも問題になっているようだ。文部科学省の規定では、「講師は教授、准教授に準ずる」、となっている。英語ではsenior lecturerあるいはlecturerである。助教は、英語ではassociateだろうか。まあassistantより上、lecturerより下である。助教は、今までの助手で講義も出来る段階の人の「称号」で、断じて講師より上ではない。そういう認識を各大学で、国公立であれ私立であれ、きっちりしていくべき、と思う今日この頃である。