埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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借りた家、私好みに改修

2014-04-13 08:54:23 | Weblog

去る3/14の日経新聞には、借りた家、私好みに改修と言うタイトルで中古住宅市場の活性化を進める目的で、国交省では賃貸契約に新方式を取り入れる様計画されている事が報道されました。

 入居者がキッチンなどの設備や内装を事由に変更して、そのまま退去する賃貸借契約を認める。家主による清掃や修繕も不要にして、貸し出す際の負担を軽くする。

 入居者が家主と合意したうえで、自己負担で自由にリフォームすることを認める。古びたキッチンを撤去してシステムキッチンを導入したり、壁紙を好みの色にして模様替えをしたりすることが可能になる。

 入居者のリフォームが前提になれば事前の清掃や修繕は不要になり、家主の負担も軽くなる。国交省が中古住宅の賃貸流通に力を入れるのは、空き家の増加に歯止めを懸けるねらいがある。全国の空き家は08年時点で約756万戸と、10年まえから3割以上増え、全住宅に占める比率は、13%に達する。地方を中心に治安悪化への懸念が出ているほか、地震による倒壊など防災面でも問題になっている。 人口減を念頭に、国は住宅政策の重点を新築から既存物件の有効活用に移し始めている。

私見ですが、今まで明け渡しの際の原状回復ルールまで作って指導を受けて来たのに、急に変えると現場では当初混乱が起きるのではないかと心配です。耳触りは良いのですが、退去者の生活態度如何では破損箇所の差もおおきいので、今までの方法と、新方式の選択が可能にすれば良いのですが、なれない内は当事者間で混乱が起きるのではないかと心配です。

 (株)市川不動産