埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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虚偽表示に課徴金も検討

2013-11-19 12:38:25 | Weblog

2007年11月頃白い恋人に端を発して、赤福を初めとして、ミートホープ、秋田の比内鶏、船場の吉兆、御福餅、九州の百貨店山形屋等々の食品偽装問題が発生し、苦い経験を持っているにもかかわらず、今度は京阪神ホテルズが運営するホテルなど23店舗で、「鮮魚」と表示ながら冷凍保存の魚を使用する等「メニュー偽装」が判明し、わずか1週間後にトップが辞任する騒ぎとなりました。

 11/7の時事通信では、オオークラ傘下のJALホテルズの13のホテルでも新たに虚偽表示が判明、ホテル日航姫路などでは、フカヒレスープに春雨や湯菜を使った人工フカヒレを一部使用していた。京王プラザホテル札幌も、中華料理店で表示と違う鶏肉を使っていた。仙台国際空港ホテルでも「芝エビ料理」に「フラワーエビ」を使ったと発表。反省と再発防止を誓った。

11/16の日刊ゲンダイでは食品偽装は、帝国ホテル、高島屋、などミシュランの常連までがやっており、その殆どがエビと牛肉で、エビは代用品が沢山あるし、ステーキは牛脂を注入しても見抜くのは難しいと報道されました。

 叉丸井で虚偽表示があったのは、錦糸町など3店舗の飲食店。青井浩社長は記者会見で謝罪した。東急百貨店は、本店や東横店など6店のレストランや食品売り場で既製品を自家製バニラアイスと表示していたと説明した。東武百貨店も本店とレストランで肉等の表示が異なっていた。

 この様に全国の殆どのミシュラン常連のホテル等で相次いで発覚している不正問題を巡り、消費者庁の阿南久長官は6日記者会見で、景品表示法違反について「課徴金制度の導入も検討していきたい」とのべた。と11/7の日経で報道されました。

 私は、2007.11.17のこのブログに提案した、「新税・不当表示防止法違反税」はいかが?を再提案したいと思います。もしあのとき実施しておけば、このような不祥事の続く限り、消費税増税も必要なかったのではないかと思う位です。

  (株)市川不動産