埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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遺品整理士

2012-12-03 09:58:38 | Weblog

昨年暮れ近く、H23/11/28の全国賃貸新聞で、遺品整業務に携わる事の出来る専門家「遺品整理士」の養成を目指し、日本発の資格認定を行う一般社団法人遺品整理士協会(北海道千歳市)が活動を開始した。最近は孤独死の増加に伴いニーズが高まっているのが「遺品整理」に関するサービス。しかし現段階では、遺品整理業に関しては明確な基準や法律などが一切無い為、さまざまなトラブルを引き起こす悪質な業者が数多く存在している。「遺品整理業事態には今のところ規制はあいません。しかし、遺品としてものを処分する場合、物をトラックに乗せた時点で廃棄物処理に関する免許が必要となります。中にはこうした免許を持たずに遺品の運搬を行ったり、適切な手続きを行わずに処分したりする業者もいるので注意が必要です。これらの問題を解決し、遺品整理業界の成熟を目指す為に創設されたのが、「遺品整理士」であり、資格認定を行うのが同協会で、資格を取得するには同協会に申し込みをして教材を受け取り、約2ヶ月の勉強をして課題を提出し認定合格者には認定カードと認定証書が発行される仕組みで、現在200名近くが受講を開始している。と報道されました。あれから1年位経ちました、今度は11月05日の週刊住宅新聞2556号に遺品管理士認定協会の認定資格「遺品整理士」認定者がこのほど700人をこえた。認定資格取得のための講座受講者は2500人を超えている。と言う記事が出ました。昨年の記事を見た私は将来は孤独死の増加傾向がある我が国でこの認定資格は受講者が増えると思い、切り抜きを取っておきましたが案の定、今年は報道元こそ違え同一資格認定の記事が報道されました。何時の世にも変わった仕事を考えつく人はいるもので、当社も開業から45年が過ぎましたがその間、16件の死亡事件を処理してきました、先ず変死体が発見されると、警察医務官の検死があり、ご遺体の引き取りに、保証人や親族に来て貰い葬式等の手配をする一方で、遺品整理をして、廃棄物処理の免許を持つ業者に依頼して今までは当然の如く処理して来ましたが、2009(H21)2月22日にアカデミー賞を受賞した映画「送り人」の納棺師が有名になり、納棺師と呼ぶ職業の有ることを始めて知りましたが、少子高令化社会になり一昔前では想像も出来なかった専門職に呼び名を付けて職業とする世の中が到来した事に驚きを感じますし、淋しい気がします。

 (株)市川不動産