埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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ノーベル賞に輝く4人

2008-10-15 17:36:14 | Weblog
去る10/12の日経新聞によれば、「ノーベル賞に日本の4氏」と題して、今年のノーベル賞は日本で育った4人の研究者が受賞する初めての快挙となった。物理学賞は素粒子物理学の研究で南部陽一郎(87才)・米シカゴ大学名誉教授と小林誠(64才)・高エネルギー加速器研究機構名誉教授、益川敏英(68才)・京都産業大学教授の3人。化学賞はクラゲが持つ蛍光たんぱく質の発見で下村修・米ボストン大学名誉教授へ授与されると報道され、その業績を分かりやすく紹介するとあり、物理学の3氏はいずれも「対称性の破れ」に関わり、現代素粒子物理の集大成である「標準理論」を生み出すのに貢献したとあり、科学賞の下村氏(80才)は発光するクラゲから緑色に光る蛍光たんぱく質(GFP)を発見し、その遺伝子をほかの遺伝子にくっつけてマウスなどに入れれば、緑色を手がかりにどの細胞でほかのタンパク質がうまく働いたかどうかをひと目でわかると言う、世界中の研究室にいまや欠かせない「道具」だとあり、ips細胞を世界で初めて作製した京大の山中伸弥教授もGFPの恩恵を受けた1人だと出ていました。只、別の日の同紙でこれらの人達の業績はいずれも今から20~30年前のものであり、日本での環境が整備されていない為、外国へ出て研究しての受賞で有る点で、我が国の後継者を育てる努力と環境の整備が急がれるとあり、全くその通りだと思いました。素晴らしい業績が、暗いニュースの毎日に光を与えてくれた4人に感謝したい気持ちで一杯になりました。

(株)市川不動産