埼玉のおじいちゃん社長不動産コンサル奮闘記

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賞味期限と消費期限

2007-10-24 10:13:11 | Weblog
10月19日はNHKや日経、朝日新聞等各社がこぞって、三重県伊勢市の和菓子メーカーの老舗「赤福」が「その日限りで販売する」を売り言葉にして創業300年も営業を続けてきたのに、10月12日の製造日を改竄して発売したのが発覚し、記者会見で「残りの製品の一部も冷凍保存して売っているのではないのか?」と言う質問に対して浜田典保社長は「そんなことはありません」と言っていたにもかかわらず、店頭売れ残り商品を回収し、製造日を改竄して再出荷したり、一部は餅・あんに分け「原材料」として製造ラインで再利用していた事が18日農林省の調査で分かり、更に一連の調査の結果、赤福は34年も前から原材料の偽装をしていた事も明らかになり、衛生食品法違反として、無期限の営業停止を申し渡したと報道されました。我々からすれば、300年もの「のれん」に傷をつけ、ただでさえ売れている商品を、本当にもったいないことをしたと言う思いで一杯ですし、何故本日分は売り切れました、予約販売の受付も致しますと言わなかったのか不思議でなりません。そしてスーパー等での食料品の包装紙に印刷されていた、賞味期限という言葉がいつの間にか消えて、消費期限に成っていいたのに初めて気がつきました。今まではスーパーなどで買ってきたパン等の袋に確か賞味期限と印刷されていた様な気がしましたが、特に若い人は買ってきて食べ忘れ、賞味期限を一日過ぎても潔く捨ててしまう癖が付いていますが、戦争を体験した我々年寄りは、もったいないと食べてしまっていたのに、消費期限となると一日過ぎても要注意なのかと改めて思ったりもします。しかし冷凍して再売りされても「美味しい、美味しい」と30年余も騙されて来たのだから、冷凍保存をすればまだまだ食べられる事が立派に証明された訳ですし、今ここで、厚生省がするべき事は、悪質な業者の摘発ばかりでなく、消費大国日本の将来の為に賞味期限と消費期限について、もっと再考をする必要が有るのではないでしょうか?

㈱市川不動産