アバウトなつぶやき

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お駄賃

2005年11月23日 | せいかつ
 今日は祝日。長男の友人(チロちゃんちの長男)kzくんが遊びに来ました。
 電話で長男が呼びつけたのですが、それは一緒に先日のゲーム「サルゲッチュ3」がしたかったから。しばらくはゲームで遊んでいました。
 1時間を越えた頃、kzくんが「なぁ?ここからコンビニまでってどのくらいの時間で行ける?」と言い出しました。「あ、そろそろ退屈してきたな」と察するワタクシ。
 kzくんはうちの長男ほどゲーム好きではありません。最近は自転車で出かけることが解禁になったので自転車で少し遠くまで行くのが楽しいようです。でもうちの近所にはでこぼこ道の山や田んぼはあっても公園はナシ。行き先はどうしてもコンビニしか思いつかないのでしょう。
 kzくんのセリフを聞きつけた長男、「kzくんとアイス買いに行くからお金ちょうだい」と言い出しました。
ワタクシ「だめだめ。そんな小さいうちから簡単にお金欲しいって言っちゃダメ!」
kzくん「え~?もう大きいよ?」
長男「そうそう、いいやんか~。」
ワタクシ「自分で働いたり、お小遣いを計画立てて使えるようになるまでは小さいの!」
 これって中学生になるとこう変換?

「連れが来たから金くれよ。家にいても退屈なんだよ。ゲーセンでも行くからよぉ。」
「だめよ、無駄遣いしちゃ。」
「うっせぇなぁ、いいじゃねぇか。」


 イヤだ。そんな子ども(泣)。
 今からそんなくせ付けちゃダメでしょ。
 でも今日は暖かいしアイス食べれたら嬉しいだろうな。気分転換に出かけたい気持ちも分かるしねぇ。
 そこでワタクシ、3245円のコンビニ専用振込用紙を取り出して提案。
「ここに3245円の振込用紙があります。今、かーちゃんの手元には5000円札しかありません。これの支払いを済ませてくれたら、ご褒美としてお駄賃をあげましょう。ただし、かーちゃんはおつりに『1500円は欲しいな』と思っています。さ、使って良いのはいくら?」
「え~!?そんなん分からん!」
「計算しなよ。筆算は習ったでしょうが。ほれ、紙とペン。まずは5000円から3245円引いてみな。」
「え~っと…(計算して)1765円?」
「あぁ~ちょっと違うな。試し算してみな。3245+1765は…ほら、5010円になったでしょ?」」
「だって、百の位までしか習ってないもん!」
「じゃぁ、500から176なら引けるわけ?」
「うん。…324。」
「やり方は一緒だってば。ココの0が9になるでしょう?それでココも繰り下げると…。」
「1755円か!」
「そう、だから1755から1500引いて…。」
「255円!」
「そ、255円は使って良いから、ふたりでわけっこしてなんか買っても良いよ。」
 と、まぁこんな具合にお使いに行かせました。
 帰ってきたら「おつりが足らなくなるといけないから」と、アイスじゃなくて駄菓子を買ってきていました。ふふん、まだまだやる事がカワイイわ。
 後で迎えに来たチロちゃんと話していたら、kzくんの友達に遊びに来るたびに買い物に誘う子がいるとか。それぞれの家庭の方針だとは思いますが、まだ小2では親がお金の管理はしてあげなきゃ、と思います。
 年齢が上がってくると、お小遣いのあげ方も考えなきゃいけない時期がきます。うちの子はまだお小遣い制にしなくていいと本人が言ってますけどね~。
 しかし、今日の問題は算数の授業でする文章題と同じって分かってんのかな?長男、計算問題は得意だけど文章題はキライなんですよね。早く生活の中に文章題が転がってる事に気づいて欲しいもんです。