アバウトなつぶやき

i-boshiのサイト:「アバウトな暮らし」日記ページです

夏休み最後です

2006年08月31日 | せいかつ
 今日は夏休み最終日!
 朝からラジオ体操の景品を配り、育成会で推進している防火ポスターを集めました。
 そーゆー用事もあったことだし、「最後の日は仕事を休んで遊んであげる」と長男と約束した事もあり、仕事は休み。さて、どこ行く?

 実は昨晩は、うちの職場の焼肉パーティがありました。
 夜に出かけると、どうしても義母に子守をお願いしなくてはならないため、夜の集まりにはあまり参加しないのですが、昨日は「焼肉」。肉好き長男を連れて行ってあげたい…と思い、職場のみなさん&うちの家族にお願いして、長男同伴で参加させていただきました。
 初めからハイペースで食べるワタクシ&長男。
 帰り際には「もう食べられましぇん」と謝るほど食い倒して来ました。
 朝起きたら、胃がもたれてました…(ーー;)

 その集まりの最中。満腹になった長男は座布団の上に横たわってわけの分からん独り言を申しておりました。「まるで酔っ払いやなー。」と言うと、「おらは酔っ払っただ~♪」と、調子っぱずれに歌い出すではありませんか。
 「違う。『おらは死んじまっただ~♪』だよ!それに音程違うし!」
 歌唱指導をするワタクシ。
 「それじゃぁ、歌(の歌詞)を紙に書いてよ~。」
 と言い出す長男。
 なぜ、そんなにこの歌を歌いたいのだ…。わからん。でも書いちゃる。
 「ほれ、書いたよ。この紙見ながらあっちのテーブルで歌っておいで。うけるから。」
 送り出してやると、本当に奥様方の前で歌ってました。バカやのぉ。
 しかし、この歌「かえってきた酔っ払い」は誰でも知っているらしく、それぞれにコメントが出ます。shioちゃんに「最後は『おらは蘇っただ~♪』ですよね?」と尋ねられ、「え?違うよー。」と自信たっぷりに答えるワタクシ。確かあの歌は…あれ?続きが思い出せん。どんなんだったっけ?

 っつーわけで、長男と次男(保育園は休んだ!)を連れてカラオケに行ったのでありました。

 独身時代はよく行った。
 その頃は職場の先輩や同僚が頭を疑う位熱唱していた。もちろん、ワタクシも日々歌を歌って踊りながら仕事をしていた。(いや、ラジオかけてる職場だったもので。)
 しかし今のワタクシは今何が流行ってるかも怪しいぐらいの状態だ。何年ぶりだ?システムもわからなくなっとるぞ。

 …最近の歌、全滅でした。
 ボニーピンクなら歌えるかと思ったけど、途中、音程不明になってしまいました。アニメソングだけです。まともなのは。カラオケってこんなんだったっけ。熱くなれん…。まぁ、子連れなので当然なんですが。
 ちょうどお昼時だったので、ランチも注文。あまり歌わずに食事を取ってくれるなんて、なんて良い客なんでしょう、この親子。
 酔っ払いの謎は解けました。ちゃんと「おらは生き返っただ~♪」って言ってました。

 さて、生まれて初めてカラオケボックスに来た長男。
 大声で歌うことは楽しいと悟ったようです。
「かーちゃん!おっきな声で歌うと楽しいな!なんかストレス発散のために歌う人の気持ちが分かるわ!また来よう!」と言われました。あんた、そんな年でストレス発散もなかろうが…。

 本当は今日は、滋賀のクラブハリエに行く事も候補に挙がっていたのですよ。
 でも、バウムクーヘンはカラオケに化けました。
 だって、午前中いっぱいかけて学校の準備してるんだもん。9時ごろに「かーちゃん、ごめん。洗って。」って、塩吹いた赤白帽子を出して来るんだもん。まったくー!
 
 夕方、寝転がりながら双六をしていたワタクシ&長男&次男。
 あぁ~、眠い、と言っていたのは覚えていますが、いつの間にかワタクシはそのまま寝てしまったのでした。
 1時間ぐらい後に目覚めたら、タオルケットがかかっていました。
 なんと長男が「風邪引くとアカンやろ」と言ってかけてくれたのでした。うちにも来た~♪小さな幸せが。

 さて、明日から新学期。
 子供だけじゃなく、自分自身も調子を取り戻したいと思います。

赤津焼の稲山陶苑

2006年08月30日 | こうさく
 少し前の話ですが。
 長男のお茶のお稽古は月に二度あります。夏休み中、一度はお稽古の代わりに器作りに行ってみるのはどうかしら?と先生から提案がありました。
 ワタクシもチロちゃんも即OK! 行きましょう、行きましょう!

 そこで28日の月曜日、次男は保育園に預けておいて瀬戸市赤津へ出発。行き先は赤津焼の稲山陶苑です。
 到着するとまず、作陶の前に赤津焼について説明してくれます。
 何気に聞いていると「あぁ、古窯なんだ~」で終わっちゃうのですが、それではもったいないですね。ちょっとまとめてみましょう。

 瀬戸はご存知のとおり「せともの」と言われるほどの焼き物の産地です。
 ひと口に「瀬戸焼」と言う事もありますが、窯や時代によって「古瀬戸」や「本業焼(磁器と陶器を区別した際に『陶器』をさす言葉)」「新製焼(前述に於いての磁器)」等さまざまな名前で呼ばれます。
 猿投窯(さなげよう:常滑焼のルーツともされる。)の流れをんでいる瀬戸焼は平安時代まで遡る事が出来ます。
 平安時代に猿投窯から分かれ~鎌倉時代の施釉陶器~戦国時代の瀬戸山離散(陶工が美濃へ逃げ込み)~江戸初期の復興~江戸後期の磁器制作という歴史を持っており、この江戸時代の初期に復興した高級陶器の流れを汲んでいるのが、赤津焼
 赤津焼はこの頃から現在まで、中世以来の伝統である施釉陶器を焼き続けているのだそうです。
 現在、「赤津焼(あかづやき)」は、通産省から「伝統工芸品」としての指定を受けています。
 指定釉薬は【灰釉】【黄瀬戸】【鉄釉】【志野】【古瀬戸】【織部】【御深井(おふけ)】の7種類。
 ※釉薬のイメージはこちらを参照→赤津焼七釉

 今回の体験作陶もこちらの釉薬から選んで施釉して頂きます。
 では、その日の様子を、ここから写真でご紹介~♪


 この人が「伝統工芸士」の稲垣さん。工程の説明をしてくれます。
 ここは土を養生するところ。1~3ヶ月休ませるそうです。


 たたら製法の説明。
 土の塊をピアノ線で切り、それを成形して皿など器を作ります。


 これが窯。現在1200℃。


 窯に使うガスはコチラ。都市ガスの3倍の火力のあるなんとかって名前のガスとか(笑)。


 これは「鬼板」という、鉄分を取るための土(?)。
 これを削って釉薬(下地?)に混ぜると赤っぽい色が出ます。



 左が完成品、右は焼成前。
 焼きあがると15%は小さく(磁器は20%)なるそうです。
 これを忘れずに、大きめに作らなければなりません。


 さて、ここからは実際に作陶に入ります。
 この稲山陶苑は「伝統工芸士がマンツーマンでサポート」してくれるので、初めての人がろくろを回してもちゃんとした器になるように指導してくれる、というのが売りなのです。
 猿投の山で取れた白い土に美濃のほうで購入した土をブレンドし、すこし黄味がかった色に焼ける土を使います。すでに1ヶ月の養生を終えたものを目の前で菊練り(蕎麦打ちでも行う、空気を抜くために回しながら練る作業)してくれます。この作業を素人にさせていたのでは、今日中に終わらないみたい…。
 ろくろも、土をろくろに乗せて使う分だけを持ち上げる…という一見簡単に見える作業が出来るようになるまで10年かかる、と言われました。もちろん、その準備もしてくれます。
 さぁ、始めますよ!

 まずはどんな形のものを作りたいか、具体的に器を選んでイメージを伝えます。
 そうすると、手を添えて「はい!右手を底に付けて!」「左手を持ち上げて!」「この状態でお腹の方に引いて!」と指示してくれます。
 過保護に見えますが、ろくろは一瞬で薄くなったり形が崩れたりするのでこれぐらいしないとまともな器は出来ないようです。土も、良い物を作ろうと思うと、一度失敗した土は練りなおすところから始めないとダメみたい。何度「ちょっと待って!」と止められたことか^^;
 この写真はお茶の先生。一番上手って褒められてました。


 ろくろは手動ろくろを学生時代に一度やった事がありましたが、その時は全く形にならないので手びねりで作ったのを覚えています。
 今回は電動ろくろなのですが、その速さと力強さはしっかり手に伝わります。
 口径の広いものは、まず口径分を取れるように土を高く持ち上げてから倒します。
 倒す時に手前(7時の方向)に手を引くのですが、初めてなので斜めに形が歪んでいくように見え、おっかなびっくりになってしまいました。で、「ほら!もっと引いて!」と言われ、躊躇してると添えた手を引いてもらうことに…。
 「自分で作った」と言うよりも「土を触らせてもらった」と言う感じです。それでも初めての体験は面白い♪



 これは、手伝ってもらわずに作ってみたところ、左手がろくろに引きずられて形が崩れてしまった例。
 口元も薄くなっているためか「もう直せない」と言われ、ここでストップ。これは記念にこのまま(ダンボールに乗せて)頂いて帰りました。



 そして出来上がった器たち♪
 この後、ひと月近くかけて乾燥~素焼きし、釉薬もこちらで塗ってもらってから焼いて頂きます。これなら確実にイイモノになって出来上がって来ることでしょう(^^)
 ちなみにワタクシは【志野】長男は【鉄釉】の天目釉を選びました。

 
 焼き物について学んでから作らせ、しかも出来上がりがちゃんとしたものになるよう指導する、というところに「伝統工芸士」の誇りのようなものを感じました。
 ここを選んでくれたお茶の先生に感謝♪
 この器が届くのは早くて1ヵ月後、普通なら3ヵ月後になるそうです。
 寒くなる頃に届く白い器。今から楽しみです。

男前スイング

2006年08月29日 | ぷちねた
 昨日はちょっとお出かけしてまして、その話を書きたかったのですが次男が風邪気味で家に居りますので…長編の前に(サイトの方にアップするかも知れませんが^^;)ちょっと小ネタでも。

 先日 子供たちと買い物に行ったところ、子供用品売り場の前ではゲームコーナーが目の前に輝いておりまして…。
 こちらは子供会の買い物はあるし、小学生と2人なら少しぐらいは大丈夫だろうと思って、1人につき300円を握らせて遊んでてもらうことにしました。
 最近は物騒なので文具を買ってすぐに戻ってみると、ガチャポンの前で座り込んでる次男とその横で目を泳がせている長男。
 次男はガチャポンで300円を使ってしまったけれど、長男はたくさんのゲームからどれをするかを選べずに考えていたらしい…決まんないならしなくても良いんじゃないの?すでにそれは吟味とか言わんし。優柔不断なのでは…。

 次男が座り込んでいるところに寄って行ったら…なんと一番下の段には男前豆腐店ガシャポンがっ!
 
 「や、やりたいっ!」
 母、37歳。思わずやってしまいました。
 「ジョニー!来いっ!!
 …出たのは「お嬢」なり。
 うーん、お嬢がイヤだってわけじゃないけど、これ店頭に並んでるの見たこと無いから食べたことも無いんだよねぇ。どうせなら食べた事があるのがいいなぁ。
 ぶつぶつ言ってたら、今度は長男が「ボクがかーちゃんのためにやったるわ!」と、「湯豆腐野郎」を出してくれました。あ、ありがとう、長男っ!

 でも、その後100円返しました。純粋なプレゼントでは無かったです。

 そしてその「湯豆腐野郎」は主人にとられてしまいました。今、ワタクシの携帯では「お嬢」が揺れています。

引率とおやこ寄席

2006年08月27日 | かんしょう
 今日は市で開催される少年少女球技(ドッジボール)大会の日。うちの地区は校内予選で優勝しているので、本戦のために四日市ドームまで行って参りました。
 
 うちの地区はリクレーションの一環という感じなのですが、市内には個人のドッジボールクラブを持っている地区も多いのです。そういうチームは「優勝するぞ!」という気迫がひしひし伝わってきます。お揃いのTシャツにひざサポーター、お茶はキーパーに入れて、おっ、机まで持参ですか!?
 うちの地区。
 男子はバラバラのTシャツだし、ジーンズの子とかいるよ(ーー;) 女子チームは体操服で統一はしてるけど、引率の大人はカメラすら持って無いし。ね、なんか携帯電話のカメラで撮るのって恥ずかしい雰囲気じゃない?
 試合ともなるとその差は歴然。
 地区内にクラブがあるチームは動きが違います。
 逃げる時は中心に寄って腰を落として下がる。そうすると受けやすいし、ミスした時も隣に居る子がカバーできるみたい。最近は外野が横にもあるんだけど、寄ったままササッと移動してるんだもん。大人も首から「カメラ」のIDカードを提げて写真撮ってるし。す、すみません。私達ってばこんなんで。
 結局、1回戦で負けてしまいました。残念です。
 子供たちは帰りにみんなでマクドナルドで食事できたのが嬉しかったみたいなので良いと思うけどね~(^^ゞ

 さてこの試合中、ぶーぶー文句を言っていたうちの長男。次男は実母に預けたのですが、長男は引率に同行して来たのです。
 うちの地区は女子チームの出場だったので会場内に友達が居るわけではなく、ゲーム持参というわけでもなく、で、退屈退屈でぐだぐだとくだを巻いているのです。「今日の主役はアンタじゃないんだから我慢しなっ!」と喝をとばされてまたもやふてくされの長男。
 しかし、そんなことが予想されつつも付いて来たのはなぜか。
 それは、早く終わったら一緒に出かけようと言っていた所があるからなのです。

 午後の予定。
 それはメリーゴーランド主催の「おやこ寄席」があるからだったのです。
 今日はお店の裏で「夏まつり」と題して出店が出たり、ゲームをしてくれたり、そして終盤には紙芝居をしてくれます。これは毎年恒例なのですが、ゲストは毎回違うようです。去年は確かウクレレ持って歌いながらやってたはず。
 今年の紙芝居は「黄金バット」の作者の作品。「バット少年」(だったかな?)とやらが活躍する話です。おぉ、本物や~。絵が古いぞ~。


 この紙芝居が終わったのが1時40分頃。さぁいよいよ2時からは落語が聞けますよ~♪
 3Fにあがるとこんなセッティングが。

 子供にも落語を楽しんでもらおう、という主旨なので子供(参加は小学生以上、幼児不可)は前に、大人は後ろに座ります。
 早々に一番前のど真ん中に座る長男。な、なんと素早い…。
 この後、この会場は満席になりました。

 今日の演目は「牛ぼめ」と「ごんべえだぬき」。出演は「桂文我」さんとお弟子さんらしき「桂まん我」さんです。
 すぐに演目に入らないのはさすが「おやこ寄席」。まず初めに「落語について」を話して聞かせてくれます。
 落語というのは笑って楽しくなるものだよ~、から始めて、こんな格好でこんな小道具を使うんだ、と言いながらその場で羽織から長着まで脱いでくれたり、扇子や手ぬぐいで麺をすすったりお銚子をつけたり字を書いたりしてくれます。
 そしてその後、「たった3秒の落語」や、「1人で2人を演じるコツ」なんてのも話してくれました。
 レクチャーも本番も、子供たちは大笑い。
 長男を後ろから見ていたら、聞いているうちにだんだんと体がぐらぐらし始め、足を伸ばしたり手を横に着いたりしていました。「あんのやろ~、一番前で行儀の悪い格好しやがって~」と思って見ていましたが、さすが子供のために公演しているだけあります。桂文我さんのグッズ販売のところに書いてありましたが「子供の反応は体のスウィングで分かる」というようなことが書いてありました。行儀が悪くても、その辺は理解していただいてる…のかな?
 こういう企画、本当にありがたいです。
 ご本人もおっしゃってましたが、「こんな小さいうちから本物の落語が聞けるなんて幸せ者」なんでしょうね。
 ちなみに長男、「笑いすぎて喉が渇いた。学校からの帰り道より喉が渇いたわ。」と言ってました。
 午前中に機嫌が悪かったのはどこへやら。夏休みの中でも、楽しかった選りすぐりの1日になったようです(笑)。

折り紙ソーイングの上着

2006年08月26日 | しゅげい
 先日紹介した「折り紙ソーイングでブラウス&スカート」から、運転中の日除け用の上着を作ることにしました。

 選んだページと生地はコチラ。
 
 スケスケの生地でしょ(笑)。
 この生地を見たとき「これって何に使う生地なわけ?思いつかない~。」なんて言ってたのに、そのしゃりっとした肌触りが忘れられずに後日買ってきてしまったというもの。本来ならレース地代わりに使うものだと思うのですが、あえて洋服を選択。風通しは良いし吸水性は良さそうなので(木綿ですから)、実用性はあると思うのです。

 で、出来上がりはコチラ。(撮る前にアイロンかけろってカンジ?まさに出来立て状態。)
 
 写真よりもうちょっとベージュっぽい生成りです。
 本来はタックを入れたり、袖口をしぼったりするデザインになっていましたが、アジアちっくなのをイメージして、袖口は広めに、ラインは真っ直ぐになるように作ってみました。出来上がってから、いっそのこと袖口は開き気味にしてしまえば良かったか?と、ちょっと後悔。
 えー、これの所要時間は7時間でした。本を見ながらじゃないと作れないのでこんなものかと^^;
 布を出すところから始めて裁断まではたったの30分。やっぱり直線裁ちは早い!チェックは柄合わせがあるのでひと手間ありますが、まぁこれはあわせやすい生地ですね。
 ただ、この本の特徴は、縫ってから裁断、という箇所が何ヶ所かあるために端始末(ロックミシン)を一度に終える事ができません。それでも作業自体は簡単で、直線縫いのためにしつけ糸が要らないという手軽さです。
 おしゃれな服、という感じではありませんが涼しいことは確か♪残暑を快適に過ごすために一役買ってもらうつもりです。