アバウトなつぶやき

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ベンジーのいぬごや他:ジーン・ジオン&マーガレット・ブロイ・グレアム著(読み聞かせ16)

2014年11月21日 | よみもの
1年生の読み聞かせ。
かわいくて楽しいお話で、ストーリー性のある「ベンジーのいぬごや」という絵本を選びました。


いつも子ども達と一緒に寝ていたベンジーが、すてきな犬小屋を作ってもらいます。でも、ベンジーは犬小屋で寝るのが寂しくて…。

普通の早さで読むと、8分程度で終わりました。
時間が余ったためため、同じシリーズの本と全く違う本を出してみたら「ベンジーを読んで!」と声が上がりました。
どうやら気に入ってもらったようです。
そこで、「ベンジーとはずかしがりやのフィフィ」を読みました。


ベンジーにはかわいいお友達がいるのですが、恥ずかしがり屋すぎて一騒動を起こします。それをベンジーが助けようとがんばります。

前作と同じ程度の長さなのですが、1年生に、10分弱を2冊は無理みたい。少々長かったようです。
途中で飽きて来てるな?と感じました。


ちなみに、ジーン・ジオンさんとマーガレット・ブロイ・グレアムさんはご夫婦らしく、共同著書がたくさんあります。
一番人気はおそらく「どろんこハリー」です。

どろんこになったハリー、おうちの人に自分を気づいてもらえません。。。

このお二人の本は、絵が愛らしいうえにお話がとてもやさしく楽しい名作揃いです。
ご存じの方も多いことでしょうね。


※「読み聞かせ」検索でたどり着いた方へ
 私が読み聞かせに使った本とその時間をメモしています。
 カテゴリの「よみもの」をクリックすると今までの投稿も出てきます。
 あまり熱心な活動はしていませんし投稿数も少ないのですが、私も時々検索しているので同じ境遇の方がいるかも…と思いました。どなたかの参考になれば幸いです。

「国宝鳥獣戯画と高山寺」展

2014年11月20日 | かんしょう
職場の奥さま&そのご主人と一緒に京都国立博物館で開催中の「国宝鳥獣戯画と高山寺」展を観てきました。





開始当初からすごい人気で、ものすごく混んでいるとは聞いていましたので並ぶ覚悟で、でも平日を狙って行ってきました。
ちょうど数日前、ご夫妻の娘さんが足を運んだら3時間待ちと聞いて止めて帰ってきた…なんて聞いていたのです。
あれ、早く着くほど待ち時間が少ないという話でしたが実際のところはどうなんでしょうね?
9時開館の9時半着で、75分待ちでした。

博物館の方も慣れたモンで時間毎に10名ずつ入館させるため、待ち時間の誤差はほとんどありませんでした。

展覧会としての内容は少々不服です。
鳥獣戯画の修復後全巻初公開!という触れ込みだったので全てをじっくりと観られると思っていたのです。
が、高山寺の紹介が半分以上を占めていました。それも面白いには面白いのですが、やはり本命はそこではないのです。
やっと鳥獣戯画を観れる!と思ったら立ち止まらないようにというアナウンスが大きく、落ち着いて観ることが出来ません。
また、全巻といえども各巻の一部しか観ることが出来ないため少々がっかりしました。
もちろん、本物を観たのは初めてなので新しい発見はたくさんありましたし、驚きも感激もありました。
猫や空想の動物たちが生き生きと描かれている様子はとても楽しいし、当時の風俗(民俗)の様子も珍しく、私の知らない事がたくさんでした。
もう少しちゃんと展覧会の内容を調べていけば良かったですね。人の多さはどうにもなりませんが、妙な期待は抱かずに済んだはずですから。

それはともかく、企画展の後でオープンしたばかりの平成知新館がすごかった。
さすが国立博物館、お宝満載でした。
同伴が職場の人のため、考古のところで「こんなの、ここならいっぱいあるうちの1つだけど、四日市でこんなの出てきたらあっという間に指定文化財だよね!」とか「すごーっ!みんな完形(欠けていない状態で出土した遺物)だ!!」と中身以外の部分で盛り上がり(笑)
もっともそれ以外にも迫力満点で、鳥獣戯画展の混みように辟易してた後ながら、この日のお出かけが有意義になったのは間違いございません。