アバウトなつぶやき

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~郷さくら美術館所蔵~現代日本画名品展

2016年07月14日 | かんしょう
先週末、次男と一緒に松坂屋美術館で開催されていた 「郷さくら美術館所蔵 -美しき花鳥風月- 現代日本画名品展」を観てきました。



↑のリーフレットは加山又造≪淡月≫です。
私、加山又造の描く桜がたまらなく好き。1990年に偶然もらった創画展のチケットで≪しだれ桜≫を観た時の感動は忘れられません。

郷(さと)さくら美術館は、昭和生まれの日本画壇作家を中心に作品を揃えているとか。
美術館に桜の名があるだけあって、桜の絵がとても多いようです。
また、この展覧会も「美しい花鳥風月」という副題があるとおり本当に美しい作品ばかりでした。

今回気になったのは≪樽見満開桜≫の岸本浩規氏、≪野藤花≫≪紫陽花≫の林潤一氏、そして≪花降る≫≪吉野にて≫の三重県出身:水谷興志氏、それから≪吉備津の弓≫の西田俊英氏でした。
特に西田氏の描く女性の目力の強さには圧倒され、久しぶりに美人画の前で立ち尽くしました。



次男がリーフレットに目を留め「なに、これキレイ」と言った加山氏の桜。
わかってくれて母は嬉しい!
誘ったら珍しく行くと言ってくれたのも嬉しかった(涙)これがあるから、運動部でなくても許す。
観終えてから次男から「今日のはちゃんとキレイな絵ばっかりやったな」とお褒めの言葉をいただきました。私が連れてく展覧会は個性的なのばかりだと敬遠されているけれど、わかりやすく美しい絵もちゃんと好きなのよ。